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証券株の上昇が目立つ。大和証券グループ本社 <8601> や岡三証券グループ <8609> 、丸三証券 <8613> 、東海東京フィナンシャルホールディングス <8616> 、カブドットコム証券 <8703> 、岩井コスモホールディングス <8707> など、イタリアの大手銀行の損失事件に絡み、同行から提出されていた担保(約18億ユーロ)が差し押さえられた野村ホールディングス <8604> を除き軒並み上昇。連日で年初来高値を更新するものも増えている。
 このところ複数の証券会社が集計中である13年3月期の決算の速報値を公表。いずれも市場予想を上回る好調な内容で、その後に買われる動きが増えており、まだ発表していない他の銘柄にも連想買いを誘っている格好。また、日銀が量的・質的金融緩和を発表して以降、東京株式市場の売買高や売買代金は一段とボリュームがアップしており、これが株式や投資信託の売買手数料の増加などを通じて14年3月期の収益をさらに押し上げると期待する買い注文も増加しているもよう。「すでに大きく水準訂正高した不動産株に比べ、まだ買いやすい水準」(市場筋)という声も聞かれている。(H.K)

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