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映画 羅生門の魅力

2010/8/20(金) 09:00 投稿:大橋ひろこ  記事URL トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )

CS放送の日本映画専門チャンネルでは今年
黒澤明監督生誕100年を記念して
1年間に渡って29作品を完全ハイビジョン放送で放送中していますが
この8月は世界最高画質で甦った「羅生門【デジタル完全版】と、
チャンネル初HD放送となる「醜聞」を放送しています。
毎週土曜日 午後4時放送

この羅生門は私の中で最も好きな黒澤映画。
タイトルは羅生門ですが元ネタは芥川龍之介の藪の中。

本当のことを言っているのは誰?嘘つきは誰?
ひとつの事件をあらゆる登場人物の視点から再生すると、
まるで話が違ってくる。

このプロットは散々模倣されているので
今では斬新さを感じるものではないですが、
今見てもこの映画の放つ妖気に鑑賞後、
狐につままれたような気分に陥いります。

「羅生門」の雨は、大量の墨汁を水に混ぜ、
ホースで降らせたというのは有名。
また音楽は…ボレロ?!愛と哀しみのボレロにそっくりです。
というのも当たり前なのです。
黒澤監督は音楽担当の早坂氏にラヴェルのボレロを渡して
これに似たようなのを作ってくれって
依頼したっていうんですもの。

この辺りのエピソードは今発売中の
「黒澤明の 音の世界」の中でも詳しく収録されています。
黒澤監督がいかに映画作りの中での音楽にこだわったのか。
その音をつくるのにどのような苦労があったのか。
是非「黒澤明 音の世界」を聞いてみてくださいね。
◆黒澤映画に秘められた音楽や効果音との関係について解き明かし
昭和61年度大きな話題を集めた、秘蔵ラジオ番組の復刻版
「黒澤明 音の世界」はこちらから

日本映画専門チャンネルの関連情報でも
ご紹介いただいています。→コチラ


 

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