第45問:GIを連覇するなんて、スゴイことですよね。 [聴く『競馬クイズ』]
2017/11/16(木) 12:00 競馬中継スタッフ

【第45問】


 今週は秋のベストマイラー決定戦、マイルチャンピオンシップが行われます。今回は素直にマイルチャンピオンシップの勝ち馬に関する問題をお送りします。


 今年で34回目を迎えるマイルチャンピオンシップ。過去33回で、このレースを2年連続で制した馬をお答えいただきます。これまで何頭の馬が連覇を達成したかご存知ですか?
 意外と多いのです。調べてみてちょっと驚きました。5頭もいるのです。この5頭を全て言えますか?
 この5頭のうち、4頭は以下の通りです。


ニホンピロウイナー
 このレースの第1回の覇者、初代のチャンピオンで、1984年に続いて翌1985年も制した名マイラーです。
タイキシャトル
 マイルの海外G1までも制した歴史的名馬です。3歳時の1997年に勝ち、1998年は2着に5馬身もの差をつけて連覇しました。その後の引退レースとなったスプリンターズステークスで負けた時はビックリしたものです。
デュランダル
 2003年、2004年と連覇。強烈な末脚が武器でした。
ダイワメジャー
 2006年、2007年と連覇。安田記念も勝ち、マイルだけでなく、2000メートルの皐月賞や天皇賞(秋)も制した名馬です。


 それでは問題です。これら4頭の他にマイルチャンピオンシップを連覇した馬をお答えください。けっこう昔の馬なので、若い方には難しいかもしれません。ヒントとして連覇をした1992年のレース実況を用意しました。もちろん勝ち馬抜き実況です。


レース実況はこちらから→聴く


 「実況を聴いてもさっぱり分からん!」という方が多いでしょうか。しかし、2着や3着になった馬はなじみがある馬だと思います。あの馬たちと戦って連覇を達成した馬の名前をお答えください。


 それでは、ここで前回・第44問の正解を発表します。


<正解>【出来事】D:ベルリンの壁崩壊 【払戻金】C:4万3060円


 このレースは第14回エリザベス女王杯で、1989年11月12日に行われました。当時はまだ秋華賞がなく、3歳牝馬の3冠目としてのGIレースで、この年は20頭立てで行われたのでした。


 このレースは豪華メンバーが揃いました。桜花賞馬のシャダイカグラ、オークス馬のライトカラー。クイーンステークスを制したメジロモントレー、デビューから3連勝でクイーンカップを勝ったカッティングエッジ、さらにオークスの上位馬などなど。3歳の女王決定戦にふさわしいメンバーでした。


 しかし、勝ったのは最低20番人気のサンドピアリスだったのです。最後の直線で1番人気シャダイカグラが下がり、他の人気馬もまるで伸びないのを見て、「どうなっているんだ!」と思ったものでした。そして抜け出てきたのがサンドピアリスでしたから、私の狙いはベルリンの壁のように崩壊したのでした。このレースの2日前、1989年11月10日に、東ドイツはベルリンで西側への通過地点を増やすと発表。東ベルリンの2ヵ所でベルリンの壁の一部を取り壊し始め、東西対立の象徴的存在だった壁が28年ぶりに崩壊したのです。
 
 さらに払戻金を見てまたビックリ! 4万3060円なんて単勝を初めて見ました。今もこれがJRAの重賞での単勝の最高配当です。今後重賞レースでこの払戻金を上回るものは出てこないと思います。本当に衝撃的でした。

 なお、「ダメ虎」、「阪神は大阪の恥」とまで言われた阪神タイガースが21年ぶりに優勝したのは1985年です。この年は日本シリーズも制覇したのです。バース、掛布、岡田の「バックスクリーン3連発」には興奮しましたねぇ。日本国有鉄道(国鉄)が分割民営化され、JRグループ11法人と国鉄精算事業団が発足したのは1987年です。本州と北海道を結ぶ青函トンネルの使用が開始されたのは1988年、これにより青函連絡船は廃止されました。そして、共通一次試験に替わる大学入学センター試験がスタートしたのは1990年でした。

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