第280回:今年の勝ち馬は、次代の「ダートのチャンピオン」になれるかな? [聴く『競馬クイズ』]
2022/06/14(火) 13:00 競馬中継スタッフ

【第280回】


 去年のヴィクトリアマイルを圧勝して引き揚げてきたグランアレグリアを見て、藤沢和雄調教師は「強すぎたな」と言ったそうです。そして先週火曜、ボクシングのタイトルマッチを見た私も「こりゃぁ、強すぎるわ」と声をあげてしまいました。


 7日に行われたボクシングのバンタム級世界3団体王座統一戦で、井上尚弥選手がWBC王者ノニト・ドネア選手にTKOで勝ち、日本選手初の3団体(WBA、IBF、WBC)統一を果たしました。ドネア選手はかつて5階級を制覇し、レジェンドとも呼ばれるボクサーです。言ってみればバリバリの国際GIホースです。
 試合が開始され、ドネア選手の動きを見て解説者は「前回の時より足の運びがいい。相当仕上げてきましたね」と状態の良さを指摘しました。私は「これは好勝負になるな」と思いましたが、そうなりませんでした。井上選手の強さはとんでもなかったですね。1回にダウンを奪い、2回も猛攻でダウンさせると、レフェリーはカウントをとらずにあっさりと試合を止めました。大差勝ちとだと思いました。


 この試合のあと、井上選手はアメリカで最も権威のあるボクシング専門誌「ザ・リング」が選定するパウンド・フォー・パウンド(全階級での最強ランキング)で日本人初の1位を獲得しました。あまり世間で騒がれていませんが、これはスゴイことです。世界中のプロボクサーの中で一番強いと認められたわけです。日本人がノーベル賞を受賞した時のように称えられていいと思いますね。


 さて、春の東京開催は残り2週となって、今回はこの問題です。


 レース実況(A)はこちらから→聴く


 レース実況(B)はこちらから→聴く


 レース実況(C)はこちらから→聴く


 レース実況(D)はこちらから→聴く


 お聴きいただいた実況は、過去のユニコーンステークスです。これらの勝ち馬4頭の中で、後にJRAのダートのGIレースを制した馬をお答えください。3歳の春にこのレースを勝ち、後にダート王者、チャンピオンの座についた馬は?
 この4つのレースはもう20年以上も前のレースですから若い人にはピンとこないかもしれませんが、このクイズに毎週挑戦している方なら分かるかと思います。


 それでは前回・第279回の正解です。


 <正解> 【C】→【A】→【B】


 実況【A】は一昨年、2020年の第1回函館競馬初日第1レースです。6番人気メサテソーロが亀田温心騎手を乗せて勝ちました。
 【B】が昨年2021年の第1回函館競馬初日第1レースです。勝ったナムラリコリスは、続く函館2歳ステークスも勝ちましたね。そして【C】は3年前、2019年の第1回函館競馬初日第1レースで、約11ヶ月ぶりの出走となったアドマイヤデルタが勝ちました。


 この問題を出しておいて言うのもなんですが、重賞レースならともかくその年の最初のレースなんて覚えていないものですね。昨年は函館より先に札幌競馬が行われましたが、その第1回札幌競馬初日第1レースの勝ち馬を覚えていますか? 昨年6月12日に行われたオープニングレースの3歳未勝利を勝ったのはディーバサンライズです。調べたら私が実況していました。すっかり忘れていました。ハハハ...。

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