第230回:とんでもなく強い馬のとんでもないレースを見たい! [聴く『競馬クイズ』]
2021/06/22(火) 14:00 競馬中継スタッフ

【第230回】


 私は「とんでもない人」が好きです。この原稿を21日の月曜日に書いていますが、「とんでもない人」は今2人あげられます。


 1人はアメリカのMLBで活躍している大谷翔平投手。日本時間21日の試合で3試合連続となる23号本塁打を放ち、リーグの本塁打王争いでトップに並びました。日本時間16日の試合からの6戦で6発となり、6試合で本塁打→本塁打→投手で3勝目→2本の本塁打→本塁打→本塁打なのです。投手として160キロを超える剛速球を投げ、同時に本塁打王争いをするなんてとんでもないですよね。


 もう1人は、プロボクサーのWBAバンタム級スーパー・IBF世界同級王者、井上尚弥選手。日本時間20日にランキング1位のボクサーと戦い、第3ラウンドに2度のダウンを奪ってあっさりとTKO勝利を手にしました。これで戦績は21戦21勝(18KO)無敗です。
 私はボクシングが大好きで、子供の頃1973年に現役王者のまま世を去った大場政夫さんの試合や、輪島功一さん、ガッツ石松さんのタイトルマッチを生で見て興奮していたものです。これまで数多くの世界チャンピオンを見てきましたが、井上選手は日本人ボクサーとしては間違いなく最強だと思います。8月にはWBCの同級王者とWBOの同級王者が戦う2団体統一戦が行われ、次はその勝者と井上選手が戦うことになるようです。井上選手が勝って4団体統一王者になる可能性は十分にあります。とんでもないボクサーです。


 競馬は、春のグランプリ・宝塚記念を迎えます。当初は2頭の三冠馬、コントレイルとデアリングタクトが出走を表明していましたが回避となり、グランプリ3連覇のかかるクロノジェネシスとここまで無敗の6連勝を続けるレイパパレの初対決が注目の的です。
 私は、前を走るレイパパレをクロノジェネシスが捕まえに出て、最後の直線では2頭のマッチレースとなることを願っています。3着争いをする馬たちを置き去りにして、かつてナリタブライアンとマヤノトップガンが阪神大賞典で見せたような「とんでもない一騎打ち」になるといいと思っています。


 ここで問題です。


 レース実況はこちらから→聴く


 お聴きいただいた実況は、過去の宝塚記念。ズバリ、このレースの勝ち馬をお答えください。当然ですが、勝ち馬は編集して削除しています。かなり昔のレースですが、勝ったのは皆さんご存知の「とんでもなく強かった馬」です。


 それでは前回・第229回の正解です。


 <正解> 中山グランドジャンプ、ヴィクトリアマイル


 出題のレース実況は、今年のフェブラリーステークスです。カフェファラオが実況に出てきたのでお分かりですね。カフェファラオは1番人気でした。このほかに今年これまで行われたJ・GI、GIで1番人気の馬が勝ったレースは、メイショウダッサイが勝った中山グランドジャンプとグランアレグリアが勝ったヴィクトリアマイルです。
 中山グランドジャンプは前王者オジュウチョウサンとメイショウダッサイの一騎打ちになるかと思いましたが、オジュウチョウサンは4着に敗れました。今週の上半期最後のGIレースでは、1番人気となるのはあの2頭のどちらでしょうか。そして、レースは本当にあの2頭で決まるのか...。いやぁ、レースが楽しみです。

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