第15問:新緑の季節。いよいよ春競馬はクライマックスへ! [聴く『競馬クイズ』]
2017/04/18(火) 11:00 競馬中継スタッフ

【第15問】


 皐月賞が終わって、舞台は東京と京都に移ります。来週の天皇賞(春)から安田記念まで6週連続でGIが行われ、これから春競馬がピークを迎えるわけです。
 その天皇賞(春)は、GIに格上げされた大阪杯を制した年度代表馬キタサンブラックと、そのキタサンブラックを有馬記念で差し切ったサトノダイヤモンドとの一騎打ちとなるのでしょうか。


 さて、大阪杯のように既存のレースがGIに昇格したケース、グレード制導入後にGIIからGIに昇格したレースは3つあります。スプリンターズステークス、フェブラリーステークス、そして高松宮記念です(NHKマイルカップはこのケースとはしません)。スプリンターズステークスは1990年にGIに昇格しました。高松宮記念は、当時高松宮杯という名称で1996年にGIに昇格し、フェブラリーステークスは翌1997年にGIレースに昇格しました。
 

 ここで問題です。キタサンブラックに騎乗した武豊騎手は、GIとなった大阪杯の最初の勝利騎手となったわけですが、同じようにGIに昇格した年にそのレースを勝ったことが過去に1回あります。そのレースとは?
 つまりスプリンターズステークスか、高松宮記念か、それともフェブラリーステークスでしょうか? 今回は三択問題です。簡単ですねぇ。そんな昔のレースは知らない、という方のためにヒントを用意しました。過去に武豊騎手が、GIに昇格した年にそのレースを制した時の実況です。


 レース実況はこちらから→聴く


 えっ、実況が10秒ぐらいで短すぎる、ですって?
 まぁ、とある事情によりあまり長くお聴かせすることが出来ません。実況に出てきた5頭で判断できるのではないでしょうか。三択ですからね。


 それでは、ここで前回・第14問の正解を発表します。


<正解>ゴールドシチー


 第47回皐月賞の9着までの成績は以下の通りです。


1着 サクラスターオー 57 東信二 2分01秒9
2着 ゴールドシチー 57 本田優 2馬身1/2
3着 マティリアル 57 岡部幸雄 アタマ
4着 モガミヤシマ 57 小島太 アタマ
5着 スーパーファントム 57 柴田政人 クビ
6着 バナレット 57 増沢末夫 ハナ
7着 メリーナイス 57 根本康広 クビ
8着 カイラスアモン 57 竹原啓二 ハナ
9着 ユーワジェームス 57 安田富男 アタマ
9着 トチノルーラー 57 蛯沢誠治 (同着)


 2着のゴールドシチーからは、アタマ、アタマ、クビ、ハナ、クビ、ハナ、アタマ、そして同着だったのです。GIであれほど横に広がってゴールに入ったシーンは、この皐月賞の後も見たことがありません。その中で2着となったゴールドシチーはこのレースでは11番人気でした。


 ゴールドシチーは2歳時、1986年の阪神3歳ステークス(当時)を制したGIホースでした。1987年初戦のスプリングステークスは6着となり、本番の皐月賞では評価が低くあまり人気がありませんでした。
 また、関西から出走した唯一の関西馬だったのです。GIレースに関西馬が1頭しか出ないというのは今では考えられませんが、昔は「東高西低」で、出走してくる関西馬が少ないケースはけっこうあったのです。


 GIホースとしての意地を見せたゴールドシチーは、その後のダービーでは4着となり、菊花賞ではまたしてもサクラスターオーの2着となりました。三冠レースで2着、4着、2着と好走したゴールドシチーでしたが、その後は1989年の宝塚記念を最後に引退するまで勝利を手にすることはありませんでした。


 さぁ、桜の木も葉桜となり、これから新緑の季節を迎えます。東京や京都の芝コースもきっと色鮮やかなことでしょう。気温も上がって競馬を見るには絶好の陽気となります。家にいて『radiko.jp』で中継を聴いて楽しむのもいいとは思いますが、新緑を楽しむためにも競馬場に行きましょう。競馬場でも競馬中継はスマホで聴けますからね。

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