第233回:名馬も名選手も、いつかは引退します。 [聴く『競馬クイズ』] [挑戦!聴く『競馬クイズ』]
2021/07/14(水) 13:00

【第233回】


 前回に続いてまた残念なニュースです。松坂大輔投手が、今シーズン限りで現役を引退することが発表されました。
 私が今も現役選手の中で一番好きな選手は松坂投手なのです。振りかぶって、うなずくように2度3度と首を縦に振って投げるフォームが大好きでした。あの剛速球と切れ味鋭いスライダーには魅了されました。プロデビュー戦となった日本ハム戦で、片岡篤史選手に尻もちをつかせたストレートは目に焼き付いています。松坂投手が登板する時は西武を応援し、同じようにレッドソックスやソフトバンク、中日を応援したものです。
 「松坂、引退」という記事を目にする日は遠くないとは思っていましたが、やはり現実になってみるとショックです。好きなGIホースが故障で休養したまま復帰することなく引退することと同じです。残念です。


 松坂大輔投手は、長嶋茂雄さんやイチローさんと同じく「持っている」人だと思います。 高校時代は、1998年の夏の甲子園で球史に残るPL学園との死闘を演じ、延長17回で腕も折れよとばかりに250球を投げ抜きました。準決勝は8回0対6からの大逆転勝利。クライマックスの決勝戦はノーヒットノーランをやってのけ、春夏連覇を達成。まるで高校野球を舞台にした漫画の主人公のようでした。


 プロに入ると、史上初となる新人からの3年連続最多勝。こんな高卒新人は今後現れるでしょうか。西武で日本一になり、レッドソックスでワールドシリーズを制覇し、WBCでは日本の2連覇に貢献して2度とも大会MVPとなりました。まさに「持って」います。


 あの横浜高校で4番を打っていたように打撃センスも素晴らしく、西武時代は気分転換もかねて打撃練習をトレーニングに取り入れていました。それを見た当時の関係者が「打者としてなら打率3割、ホームラン30本は堅い」と言ったものでした。あの頃に二刀流の考えがあったら、今の大谷翔平投手と同じような活躍が出来たのではないでしょうか。
 活躍ぶりがあまりにも光り輝いていたので、その後の苦闘ぶりはかえって注目されました。古巣西武に復帰後は一軍登板することなく引退となりましたが、投げられない辛さ、故障した苦しみを知ったことはこれからの仕事に生きると素人ながらに思います。ぜひ指導者としてその姿をいつか見せて欲しいと思います。"平成の怪物"、お疲れさまでした。


 そして私は夢想しています。数年後のWBCでイチローさんが侍ジャパンの監督となり、投手コーチが松坂投手で、打撃コーチが松井秀喜さんなんてなったら、と。その時は大谷投手にぜひ参戦して欲しいものです。


 それでは問題です。


 レース実況【A】はこちらから→聴く


 レース実況【B】はこちらから→聴く


 レース実況【C】はこちらから→聴く


 ズバリ、松坂投手が横浜高校のエースとして活躍し、甲子園春夏連覇を達成した1998年に行われたレースはどれでしょうか?


 それでは前回・第232回の正解です。


 <正解> (A)


 実況(A)は今年のフェブラリーステークスです。勝ったカフェファラオは2枠3番。ルメール騎手は黒い帽子でした。2着のエアスピネルは5枠10番でした。(B)は桜花賞。勝ったソダシは2枠4番でしたが、2着のサトノレイナスはこのレースでは大外18番で8枠でした。(C)は桜花賞の翌週に行われた中山グランドジャンプです。2着になったケンホファヴァルトは2枠でしたが、勝ったメイショウダッサイは6枠でした。3ヶ月前のレースですが、枠の色はあまり覚えていないものですよね。