第231回:社杯でもなんでもいい。馬券が当たればイイ! [聴く『競馬クイズ』]
2021/06/29(火) 11:00

【第231回】


 今年も半分が過ぎました。年が明けて中山金杯を見たと思ったら、もう宝塚記念まで終わってしまいました。まさに光陰矢の如しです。すったもんだしているオリンピックもすぐに終わり、気がつくと「あれっ、もう今週はジャパンカップか。凱旋門賞でクロノジェネシスはどうだったんだ?」なんて思うんでしょうね。
 今週から福島と小倉と函館に舞台が移り、夏競馬本番を迎えるわけですが、どこに行っても競馬場とホテルの往復で夜はコンビニ弁当なんてことになるのでしょう。ああ、コロナウイルスが憎い!


 今週は我が社杯、ラジオNIKKEI賞が行われます。


 レース実況【A】はこちらから→聴く


 レース実況【B】はこちらから→聴く


 レース実況【C】はこちらから→聴く


 レース実況【D】はこちらから→聴く


 お聴きいただいた実況は過去のラジオNIKKEI賞です。「日本短波賞」または「ラジオたんぱ賞」の名前で行われていたレースもあります。それでは問題です。
 これらの勝ち馬のうち、このレースの後にGIレース、またはグレード制が施行される前の現在はGIに格付けされているレースを勝った馬は何頭いるでしょうか?


 古いレースもあります。しかし、GI級のレースを制した馬ですから、その名を聞いたことがあるはずです。後にビッグタイトルを手にした馬はこの4頭の中で何頭いるのか、4頭ともそうなのか? これはけっこう簡単ですよね。このクイズに毎週挑戦されている方ならすぐに正解が分かるはずです。


 それでは前回・第230回の正解です。


 <正解> シンザン


 出題した実況は、1965年の第6回宝塚記念です。わずか6頭で行われたこの宝塚記念を制したシンザンは、秋には天皇賞(秋)と有馬記念を制して日本競馬史上初の「五冠馬」となりました。当時の八大競走の勝利数から五冠馬と呼ばれたわけですが、今なら宝塚記念もGIですから「六冠」ですね。問題のレースが古過ぎて若い方には難問だったでしょうか。


 先週の宝塚記念を制したクロノジェネシスは、間違いなく現役最強馬です。もうすぐ世界各国から選手がやってきてオリンピックが行われますが、秋にはこの馬が日本代表として海外へ渡り、世界の強豪と戦って悲願の"金メダル"を手にして欲しいものです。楽しい夏競馬はあっという間に終わり、秋はすぐにやってきます。

第230回:とんでもなく強い馬のとんでもないレースを見たい! [聴く『競馬クイズ』]
2021/06/22(火) 14:00

【第230回】


 私は「とんでもない人」が好きです。この原稿を21日の月曜日に書いていますが、「とんでもない人」は今2人あげられます。


 1人はアメリカのMLBで活躍している大谷翔平投手。日本時間21日の試合で3試合連続となる23号本塁打を放ち、リーグの本塁打王争いでトップに並びました。日本時間16日の試合からの6戦で6発となり、6試合で本塁打→本塁打→投手で3勝目→2本の本塁打→本塁打→本塁打なのです。投手として160キロを超える剛速球を投げ、同時に本塁打王争いをするなんてとんでもないですよね。


 もう1人は、プロボクサーのWBAバンタム級スーパー・IBF世界同級王者、井上尚弥選手。日本時間20日にランキング1位のボクサーと戦い、第3ラウンドに2度のダウンを奪ってあっさりとTKO勝利を手にしました。これで戦績は21戦21勝(18KO)無敗です。
 私はボクシングが大好きで、子供の頃1973年に現役王者のまま世を去った大場政夫さんの試合や、輪島功一さん、ガッツ石松さんのタイトルマッチを生で見て興奮していたものです。これまで数多くの世界チャンピオンを見てきましたが、井上選手は日本人ボクサーとしては間違いなく最強だと思います。8月にはWBCの同級王者とWBOの同級王者が戦う2団体統一戦が行われ、次はその勝者と井上選手が戦うことになるようです。井上選手が勝って4団体統一王者になる可能性は十分にあります。とんでもないボクサーです。


 競馬は、春のグランプリ・宝塚記念を迎えます。当初は2頭の三冠馬、コントレイルとデアリングタクトが出走を表明していましたが回避となり、グランプリ3連覇のかかるクロノジェネシスとここまで無敗の6連勝を続けるレイパパレの初対決が注目の的です。
 私は、前を走るレイパパレをクロノジェネシスが捕まえに出て、最後の直線では2頭のマッチレースとなることを願っています。3着争いをする馬たちを置き去りにして、かつてナリタブライアンとマヤノトップガンが阪神大賞典で見せたような「とんでもない一騎打ち」になるといいと思っています。


 ここで問題です。


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 お聴きいただいた実況は、過去の宝塚記念。ズバリ、このレースの勝ち馬をお答えください。当然ですが、勝ち馬は編集して削除しています。かなり昔のレースですが、勝ったのは皆さんご存知の「とんでもなく強かった馬」です。


 それでは前回・第229回の正解です。


 <正解> 中山グランドジャンプ、ヴィクトリアマイル


 出題のレース実況は、今年のフェブラリーステークスです。カフェファラオが実況に出てきたのでお分かりですね。カフェファラオは1番人気でした。このほかに今年これまで行われたJ・GI、GIで1番人気の馬が勝ったレースは、メイショウダッサイが勝った中山グランドジャンプとグランアレグリアが勝ったヴィクトリアマイルです。
 中山グランドジャンプは前王者オジュウチョウサンとメイショウダッサイの一騎打ちになるかと思いましたが、オジュウチョウサンは4着に敗れました。今週の上半期最後のGIレースでは、1番人気となるのはあの2頭のどちらでしょうか。そして、レースは本当にあの2頭で決まるのか...。いやぁ、レースが楽しみです。

第229回:今年の春は、どのGIレースが印象に残っていますか? [聴く『競馬クイズ』]
2021/06/16(水) 11:00

【第229回】


 北海道シリーズの札幌競馬も始まり、7月の夏競馬本番もすぐやってきます。6月も残り2週になった今回は、今年前半の競馬を振り返って問題をお送りしたいと思います。


 今年行われた障害のJ・GIを含む12のGIレースでは、大波乱となったレースはなかったように思います。単勝の人気が最も低かった勝ち馬は、安田記念のダノンキングリーです。単勝8番人気でした。それでも2着は断然の1番人気でしたし、3着も4番人気でしたから3連単は11万420円で驚くような高配当ではありませんでした。そして、他のレースは全て4番人気以内の人気馬が勝っています。


 ここで問題です。


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 お聴きいただいた実況は、今年のGIレースで1番人気の馬が勝ったレースです。今年のフェブラリーステークスから安田記念までのJ・GIを含む12のGIレースで、このレース以外に1番人気の馬が勝ったレースをお答えください。今年これまでに1番人気の馬が勝ったGIレースはいくつあったかご存知ですか?
 4月頃は「1番人気が勝てないねぇ」と話題になったこともありました。そういえば、話題となったあの馬もあのレースでは1番人気ではなかったんですよね。


 それでは前回・第228回の正解です。


 <正解> ローマンレジェンド


 出題の実況は、2014年7月27日、札幌競馬場がグランドオープンした翌日に行われた第19回エルムステークスです。雨が降り続いて不良馬場で行われ、ローマンレジェンドがクリノスターオーをアタマ差抑えて勝ちました。


 先週の札幌競馬開幕週に行ってきましたが、初日の土曜日は午前中は風が強く一時雨も降りました。しかし、日曜日は朝から好天で気温も上がり、まさに夏競馬日和、札幌競馬日和でした。ホントさわやかでした。夏の北海道シリーズを札幌から始めたのは正解でしたね。これが函館ですと、6月の函館は海からの風も冷たくて、とても夏競馬とは思えない日が多いのです。来年もぜひ札幌からスタートして欲しいと思います。

第228回:夏です!今年も「好きです札幌競馬」です!! [聴く『競馬クイズ』]
2021/06/08(火) 11:00

【第228回】


 東京競馬場を舞台としたGIレースも終わって、あとは宝塚記念をもって今年の前半が終了となります。早いもので夏競馬となって2歳新馬戦が行われ、今週からは北海道シリーズの札幌競馬がスタートします。


 私は開幕週の担当になったので今週の金曜日に札幌に行きます。6月の札幌開催というのは久々で、果たして夏競馬らしく暑くなってくれるのかが気になります。札幌開幕週というと、実は苦い思い出があり、今年もひょっとして同じようなことになりはしないかと不安です。


 今の札幌競馬場のスタンドがグランドオープンしたのはいつだったか覚えていますか? もう7年前になります。2014年7月26日のグランドオープン当日には先着2万人にオープン記念キーホルダーが配布され、この年の全ての開催日にグランドオープン記念入場券が発売され、全ての開催日にイベントが行われることになっていました。
 新しいスタンドのコンセプトは「四季を通じた快適空間、新・札幌競馬場」「サラブレッドの迫力と緑が奏でる、新・札幌競馬場」で、最大の特徴ともいえるのがテラス席です。札幌競馬場に行かれた方はご存知だと思いますが、天気のよい日には心地よい風に吹かれながら、レースとともに札幌の街並みが一望できるように設計されています。


 しかし、グランドオープン当日の天気は最悪でした。オープン前日の金曜日から札幌市内は雨が降り、土曜日の朝は土砂降りでした。このため屋外でのイベントの多くが中止を余儀なくされたのを覚えています。グランドオープンに向けてせっかく準備していた職員のみなさんが可哀想に思えたものでした。


 思えば今年前半は、不思議と私が行った競馬場はよく雨が降りました。特に中山牝馬ステークスが行われた日はひどいものでした。激しい雨が降り、ダート1200メートルのスタート地点が雨で全く見えませんでした。私の事を「雨男」呼ばわりする人もいました。否!断じてそんなことはありません。


 7年前、札幌競馬場のグランドオープンを雨が直撃したのは、私と一緒に行ったAアナが「雨男」だったからでは、と思っています。先週の日曜日も東京競馬場は雨が降りました。やはり彼です。


 前置きが長くなりました。ここで問題です。


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 お聴きいただいたのは7年前の札幌競馬場グランドオープン翌日、日曜日のメインレースです。日曜まで雨が降り続き、もちろん馬場は不良でした。ズバリ、このレースの勝ち馬をお答えください。


 実は今週、私と一緒に札幌開幕週に行くのはAアナなのです。7年前のことが嫌でも思い出されます。雨が降って寒い夏競馬となるのはイヤです。せっかくの札幌競馬、晴れて欲しい! 暑くなって欲しいのです!


 それでは前回・第227回の正解です。


 <正解>(B)


 実況(A)は1994年のマイルチャンピオンシップです。勝ったノースフライトはこのレースを最後に引退することが発表されていました。実況中に「最後の花道」という言葉があったのはこのためです。これでマイルチャンピオンシップだと分かりますね。そして(B)は同年の安田記念です。実況で「ニッポン!ノースフライト!」と言っていますが、この年は外国馬が参戦していて、その中で5番人気だったノースフライトが勝ったのでこの言葉が出たと思われます。これで安田記念と分かりますね。
 えっ、1994年にはまだ生まれていない、ですって? そうかぁ、27年前ですからねぇ。でも安田記念とマイルチャンピオンシップを制した名牝ですから、ぜひ覚えておいてください。

第227回:あの馬には天皇賞(秋)で「3階級制覇」に挑んで欲しいですね。 [聴く『競馬クイズ』]
2021/06/01(火) 13:00

【第227回】


 6月です。夏競馬になります。ダービーが終わって、来年のダービーに向けて2歳馬がデビューします。お楽しみが続く競馬は実にエンドレスです。


 今週は春のベストマイラー決定戦・安田記念が行われます。昨年はヴィクトリアマイルを快勝したアーモンドアイが出走して盛り上がりました。そして今年は、ヴィクトリアマイルで他馬を一刀両断したグランアレグリアが、返す刀で安田記念を連覇すべく出走します。


 グランアレグリアはご存知のように昨年安田記念、そして秋のマイルチャンピオンシップと春秋マイルGIを制覇しましたが、過去にこの2レースを制覇した牝馬は、グランアレグリアのほかにもう1頭います。そう、あの馬です。


 それでは今回の問題です。


 レース実況(A)はこちらから→聴く


 レース実況(B)はこちらから→聴く


 お聴きいただいたのは、どちらも当時4歳だった牝馬が1994年に制したマイルのGIレースです。ズバリ、どちらのレースが安田記念でしょうか。これは簡単な問題だと思います。かなり昔のレースですが、分かりますよね。あの馬もホント強い牝馬でした。


 それでは前回・第226回の正解です。


 <正解> ミホノブルボン


 実況【A】は1991年の日本ダービーです。勝ったトウカイテイオーは2着レオダーバンに3馬身差をつけて、無敗の二冠馬となりました。実況【B】は翌1992年の日本ダービーで、ミホノブルボンは2着ライスシャワーに4馬身差をつけて逃げ切り、無敗の二冠馬となったのでした。


 ちなみに日本ダービーでミホノブルボンを上回る5馬身差をつけて勝った馬にはナリタブライアンやスペシャルウィーク、ディープインパクトがいます。6馬身差で勝ったのはメリーナイス。そして日本競馬初の三冠馬となったセントライトは、1941年のダービーで8馬身差をつけて圧勝しています。


 先週の日本ダービーは5年ぶりにハナ差の決着となりました。あの馬は惜しくも無敗で二冠制覇とはなりませんでしたが、見応えのあるダービーだったと思います。勝った馬も負けた馬も無事に夏を過ごして、また成長した姿を秋に見せて欲しいものです。ちなみに5年前にハナ差で負けたサトノダイヤモンドは菊花賞馬となっていますが、あの馬は秋競馬でどのような路線を進むのでしょうか?
 今週から夏競馬ですが、秋はすぐにやってきます。