第67問:いやぁ、あの時は、ホント唸ったものでした。 [聴く『競馬クイズ』]
2018/04/24(火) 13:00

【第67問】


 今週は天皇賞(春)が行われます。2度の坂越えがある3200メートルのレースで、出走馬が天皇盾をめざして新緑の京都競馬場を駆け抜ける姿は見ていて楽しいものですね。


 さてこの天皇賞(春)、過去には大波乱がありました。特に驚かされたのは6年前のビートブラックが勝ったレースです。1番人気のオルフェーヴルが11着に敗れ、14番人気のビートブラックが勝って3連単は145万2520円となり、歴史的大波乱となったレースです。本当にビックリしたものです。


 そして、個人的にもう一つ驚いた天皇賞(春)があります。それは今から14年前のレースです。レース実況をお聴きください。


 レース実況はこちらから→聴く


 2004年5月2日に行われた第129回天皇賞(春)は、10番人気のイングランディーレが逃げ切りました。前年の2003年には日経賞を制して天皇賞(春)に出走しましたが9着に終わり、この年は船橋のダイオライト記念を走ってからの参戦でした。逃げてしぶとく、スタミナはある馬だとは分かっていたものの勝ち負けは厳しいのでは...と思っていました。


 レースでは初コンビを組んだ横山典弘騎手が大逃げをうち、大観衆から大きなどよめきが起きたものでした。それでも逃げ切ることはないと思っていたら、2度の坂越えをしても2番手以下の馬との差が縮まらず、イングランディーレは見事に逃げ切ってみせたのでした。当時私は同時開催の新潟競馬場で見ていましたが、唖然としたことを覚えています。


 それでは問題です。この天皇賞(春)で勝ったイングランディーレに7馬身の差をつけられた2着馬の名前をお答えください。レース実況をお聴きになって気付かれたと思いますが、今回は「2着馬抜き実況」になっています。
 えっ、ヒントをくれ、ですって? う~ん、ヒントは...そうですねぇ、秋にはGIを3連勝ちしてこの年の年度代表馬になった馬です。ちょっとサービスし過ぎちゃいましたかね。


 それでは、ここで前回・第66問の正解です。


<正解>小塚アナ...[D]、山本直アナ...[E]


 どうでしたか? ワンフレーズの実況でしたから難しかったでしょうか。確かに小塚アナと山本直アナの声は似ていると思います。しかし、各アナウンサーはそれぞれ「個性」があり、いくつか実況を聴いていただくと違いが分かると思います。しかし、実況スタイルは違っても、『間違えずに、分かりやすく』という点ではラジオNIKKEIのアナウンサーは皆同じです。
 ちなみに[A]、[B]、[C]は誰か分かりましたか? [A]は白川次郎さん、[B]は北野守さん、そして[C]は藤田直樹さんです。我々の大先輩の声でした。


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★先週の「聴く『60秒競馬クイズ』」の<正解>武幸四郎


 すみません! 大変失礼いたしました! 先週の「聴く『60秒競馬クイズ』」の正解が1997年のマイラーズカップを制した新人騎手、ということで武幸四郎現調教師です。1週先の問題の答えを間違えて出してしまいました。間抜けで申し訳ありません。


 先々週(4月9日から15日まで)のクイズの正解は、「3度」です。武豊騎手はこれまで皐月賞を何度制しているでしょうか、という問題でした。ナリタタイシン、エアシャカール、ディープインパクトで勝っているのでこれまで3勝、3度制覇しているわけですね。

第66問:似ているけど、実況スタイルはかなり違います。 [聴く『競馬クイズ』]
2018/04/17(火) 11:00

【第66問】


 今週はGIレースがありません。だからというわけではありませんが、今回はレース実況をお聴きかせしてレースや競走馬についてお答えいただくのではなく、レース実況をしているアナウンサーについての問題を考えてみました。


 今ではあまり言われなくなりましたが、山本直アナウンサーがレース実況を始めた頃、「山本直というアナウンサーは、実況を聴くと小塚アナウンサーと声がよく似ているね~」と多くの人から言われたものです。鈍感な私は「そうかな?」と思い、すぐに同意しなかったのですが、数日後に馬券売り場で山本直アナの出走馬の紹介アナウンスを聴いて、「あれ?小塚アナは後半の実況担当のはずだけど...」と思ったのでした。やはり二人の声は、特に実況での声を聴くとよく似ています。


 それでは問題です。以下の5つのレース実況をお聴きください。どれも10秒足らずの短いものですが、この5つの実況の中から小塚アナと山本直アナの実況をお答えください。どれとどれか、違いが分かりますでしょうか?


 まず[A]の実況です。
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 次に[B]の実況です。
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 そして[C]の実況です。
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 続いて[D]の実況です。
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 最後に[E]の実況です。
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 どうでしょう?
 「これは簡単。5つの実況の声で5人とも分かる」という人はラジオNIKKEIアナウンサーマニアだと言えるでしょう。


 それでは、ここで前回・第65問の正解です。


<正解>ジェニュイン


 1995年の皐月賞は、中山での若葉ステークスを勝って臨んだ3番人気ジェニュインが制しました。2着はその若葉ステークスで5着に終わった4番人気タヤスツヨシ。1番人気となったダイタクテイオーは8着で、2番人気ホッカイルソーが4着でした。
 そして、ダービーは皐月賞とは逆にタヤスツヨシが勝ち、ジェニュインが2着となりました。もしもフジキセキが無事に皐月賞やダービーに出走していたなら...と、今でも考える時があります。


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★先週の「聴く『60秒競馬クイズ』」の<正解>武幸四郎


 1997年のマイラーズカップは3月2日に阪神競馬場で行われました。その前日に騎手デビューをした新人が、わずか2日目で初勝利を重賞で飾ったのでした。もう21年前のことですが、有名な話でご存知の方も多いことと思います。今やその新人騎手は調教師となり、先月3日に兄の武豊騎手が乗って調教師としての初勝利を挙げたことも話題となりました。

第65問:主役は舞台に上がることはなかった。そう、あの年も...。 [聴く『競馬クイズ』]
2018/04/10(火) 11:00

【第65問】


 ショックでした! 本当に残念です。そう、今週行われる皐月賞に出走を予定していたダノンプレミアムが出走を回避してしまったことです。
 昨年の2歳王者で、今年初戦の弥生賞も勝って4戦全勝。無敗の皐月賞馬誕生かと期待されていた今年の主役がよもやのリタイアとは...。う~ん、せっかく盛り上がりを見せていたクラシック戦線にダノンプレミアムが出ないというのは痛いですねぇ。いやぁ、残念です。


 しかし、このような残念なことは過去にもありました。今から23年前です。1995年の春、弥生賞まで負けなしで「無敗の皐月賞馬の誕生か!?」と言われた馬、その名はフジキセキ
 フジキセキは、1994年の朝日杯3歳ステークス(現在の朝日杯フューチュリティステークス)を制してデビューから3連勝。翌年の弥生賞も勝って4戦全勝で皐月賞の大本命と見られていたところ屈腱炎を発症し、すぐに引退が決まって種牡馬となった馬です。もしも無事に走っていたら三冠馬となることも夢ではなかったと言われた逸材でした。フジキセキの故障、突然の引退には本当に驚き、残念に思ったものでした。あの時の衝撃は23年たっても忘れることが出来ません。


 ここで問題です。そのフジキセキが出走しなかった皐月賞、1995年4月16日に行われた第55回皐月賞の勝ち馬をズバリお答えください。ヒントとしてレース実況をご用意しました。今回は勝ち馬抜き実況ではありません。いつもと違い、スタートから1コーナー過ぎまでをお聴きいただきます。


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 それでは、ここで前回・第64問の正解です。


<正解>[A]


 [A]の実況は、1997年の第57回桜花賞です。キョウエイマーチがメジロドーベルに4馬身の差をつけて勝ち、桜花賞馬となったのでした。[B]の実況は、2007年の第67回桜花賞です。ダイワスカーレットが勝ち、ウオッカが2着。その着差は1馬身半でした。


 桜花賞で敗れたメジロドーベルは、オークスを勝って雪辱を果たし(キョウエイマーチは16着)、秋華賞でもキョウエイマーチに2馬身半の差をつけて2冠を手にして、ライバル対決はメジロドーベルの2勝1敗でした。以後この2頭が同じレースに出走することはありませんでした。


 ダイワスカーレットとウオッカの対決は、チューリップ賞が最初でした。ウオッカが勝ってダイワスカーレットが2着。本番の桜花賞ではダイワスカーレットが勝ち、さて次のオークスではどうなると思われましたが、ご存知のようにウオッカはオークスではなくダービーに出走して歴史的勝利を挙げます。ダイワスカーレットは感冒のためオークスに出走することはありませんでした。
 秋は秋華賞で3度目の対決となり、ダイワスカーレットが勝って2冠制覇、ウオッカは3着に終わりました。その後はエリザベス女王杯ではダイワスカーレットが勝ったもののウオッカは出走を取り消し、その年の有馬記念ではダイワスカーレットが2着、ウオッカは11着に終わりました。
 そして、その後の「ダイワスカーレットvsウオッカ」のレースは一度だけでした。そう、2008年の天皇賞(秋)です。桜花賞以降、ダイワスカーレットに先着することが出来なかったウオッカがハナ差で勝ったレースです。
 

 卓越したスピードで軽快に先行するダイワスカーレットと、強烈な決め脚を繰り出すウオッカ。個性の違う2頭の対決は競馬史に残る名勝負だったと思います。


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★先週の「聴く『60秒競馬クイズ』」の<正解>安藤勝己


 1995年の桜花賞で1番人気となった笠松競馬所属のライデンリーダーに騎乗したのは安藤勝己騎手(当時)でした。4着に終わり、残念ながら中央勢の厚い壁を崩すことは出来ませんでしたが、あの年のクラシックを盛り上げた功労者であったことは間違いありません。中央競馬デビューとなった4歳牝馬特別(現在のフィリーズレビュー)で見せた驚異的な末脚は今でもはっきりと覚えています。

第64問:武蔵と小次郎、栃錦と若乃花、長嶋と村山...。今、ライバルはいるか!? [聴く『競馬クイズ』]
2018/04/03(火) 13:00

【第64問】


 いよいよ3歳クラシックレースが始まります。今週は桜花賞、来週は皐月賞です。今回は桜花賞から出題します。
 いつの時代も強い馬同士の戦いが注目されますが、過去の桜花賞で「ライバル対決」となったレースといえば、皆さんはどの桜花賞が印象に残っていますか?


 私は、2012年4月8日に行われた第72回桜花賞が印象に残っています。2番人気ジェンティルドンナが4番人気ヴィルシーナに半馬身の差をつけて勝ちました。「ジェンティルドンナvsヴィルシーナ」の始まりとなったレースです。
 その後はご存知のようにジェンティルドンナが「牝馬三冠」を達成するわけですが、秋華賞では桜花賞、オークス、ローズステークスと三度続けてジェンティルドンナの後塵を拝していたヴィルシーナが最後の直線で先に前に出るものの、ゴール前で馬体を併せたジェンティルドンナがまたしてもヴィルシーナを捕らえた瞬間は息を呑んだものです。ジェンティルドンナとヴィルシーナの対決の第1ラウンドとなった6年前の桜花賞、懐かしいですね。


 それでは問題です。これから「ライバル対決」となった2つの桜花賞のレース実況をお聴きいただきます。2頭の激しい争い、今も語り草となっている桜花賞です。この2つのレースで、勝ち馬と2着馬との差が大きかったレースはどちらか、[A]か[B]かでお答えください。


 まずは[A]の実況です。
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 次に[B]の実況です。
 レース実況はこちらから→聴く


 それでは、ここで前回・第63問の正解です。


<正解>[B] 6着


 10年前、2008年の大阪杯は1番人気ダイワスカーレットが勝ちました。しかし、2番人気だったメイショウサムソンは6着に終わりました。2着は7番人気エイシンデピュティ、3着は4番人気アサクサキングスで、3連複は7,250円で3連単は2万8,050円というけっこうな高配当になったレースでした。
 思えば1番人気と2番人気の2頭を軸にした馬券を買うなんて、自分らしくなかったなと思っています。


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★先週の「聴く『60秒競馬クイズ』」の<正解>天皇賞(秋)


 距離が2000メートルの古馬のGIレースは、大阪杯と秋に東京競馬場で行われる天皇賞(秋)です。宝塚記念は2200メートルですし、2000メートルは年に2つだけです。ちょっと簡単すぎる問題でしたかね、