第55問:もう2月。まだ見ぬ大物の出現はあるのか? [聴く『競馬クイズ』]
2018/01/29(月) 11:00

【第55問】


 年が明けたと思ったら、もう2月です。春本番が待ち遠しいところですが、各競馬場では毎週「メイクデビュー○○」、新馬戦が行われて、春のクラシックを目指してデビューする馬がいます。そろそろデビューしないと、新馬勝ちしてもクラシック第一弾の桜花賞や皐月賞に間に合わなくなる恐れがあります。


 しかし、それでも3歳牝馬クラシックのオークスには十分間に合うようで、過去にオークスを制した馬には「年明けデビュー」の馬がかなりいます。古くは1995年のダンスパートナー(1月29日デビュー)、1998年のエリモエクセル(1月31日)、2000年にはこの年の1月30日にデビューしたシルクプリマドンナがオークスを制しています。


 そして今世紀に入って、つまり2001年以降では3頭が年明けデビューのオークス馬となっています。それは以下の3頭です。


[A] レディパステル
[B] カワカミプリンセス
[C] サンテミリオン


 それでは、今回の問題です。この3頭の中で最も遅くデビューした馬はどの馬でしょうか?
 その馬はなんと、2月にデビューしたのです。ヒントとして、その馬が制したオークスの実況をご用意しました。今回はスタートからのレース実況(勝ち馬抜き実況)です。他の出走馬からお分かりになると思います。まぁ、それでも10年以上前のレースですから、すぐに分かった方はスゴイと思いますが...。


 レース実況はこちらから→聴く


 今週も3競馬場でデビューする馬がいます。果たしてその馬たちの中に春の大舞台に出て活躍する馬がいるのか? まだ見ぬ大物の出現に期待したいものです。


 それでは、ここで前回・第54問の正解です。


<正解>ビワハヤヒデ(他の4頭は年度代表馬になったことがありません)


 ビワハヤヒデは1993年の年度代表馬です。3歳の時に年度代表馬に選ばれました。この年のビワハヤヒデは、共同通信杯4歳ステークスから有馬記念まで7戦3勝2着4回。GI勝ちは菊花賞だけでしたが、皐月賞とダービー、そして有馬記念で2着となり、安定した成績が評価され、安田記念と天皇賞(秋)を制したヤマニンゼファーなどを抑えて年度代表馬に選出されました。


 そして、古馬となった翌1994年は天皇賞(春)と宝塚記念のGIを2勝して5戦4勝という好成績でしたが、2年連続の年度代表馬とはなりませんでした。それは、1つ年下の弟がいたからです。そう、弟のナリタアブライアンが3冠を制し、有馬記念も勝って年度代表馬となったからです。
 ビワハヤヒデは天皇賞(秋)を最後に引退となりましたが、もしも無事に有馬記念に出走してナリタブライアンを負かして優勝したなら、年度代表馬は兄か弟か、どちらになったでしょう?


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★先週の「聴く『60秒競馬クイズ』」の<正解>メイショウボーラー


 過去、トライアルの根岸ステークスと本番のGIフェブラリーステークスを連勝したのは、2001年のノボトゥルーと一昨年のモーニン。そしてもう1頭が、2005年1月29日に行われた第19回根岸ステークスを7馬身差で圧勝し、2月20日の第22回フェブラリーステークスを制したメイショウボーラーです。
 先週の根岸ステークスを勝ったあの馬は、フェブラリーステークスも制することが出来るでしょうか。

第54問:あの馬は年度代表馬にならなかったのか!? [聴く『競馬クイズ』]
2018/01/23(火) 13:00

【第54問】


 先日「2017年度JRA賞」が決定し、キタサンブラックが年度代表馬に選ばれました。去年は大阪杯を勝ち、天皇賞を春秋連覇し、さらに有馬記念も制してGI・4勝ですから文句なしといったところでしょう。2016年度に続く2年連続です。


 今回の問題は、そう、年度代表馬に関する問題です。以下の5頭の中で、年度代表馬となった馬をお答えください。


ゴールドシップ
ヴィクトワールピサ
ドリームジャーニー
スペシャルウィーク
ビワハヤヒデ


 5頭とも競馬史にその名を残している名馬ですが、年度代表馬となったことがある馬は?
 すぐに分かった方はエライ! 「う~ん、ビミョー」という方はレース実況をお聴きください。ヒントとしてご用意しました「勝ち馬抜き実況」です。


 レース実況はこちらから→聴く


 さて、2017年度の「最優秀障害馬」にはオジュウチョウサンが選出されました。キタサンブラックと同じく2年連続です。
 JRA賞が発表される前、「年度代表馬をオジュウチョウサンとする人がいるかな?」という話を仕事仲間としました。結果、オジュウチョウサンには3票入っていましたね。オジュウチョウサンは去年J・GI2勝を含む4戦4勝で、暮れの大障害では大逃げをしたアップトゥデイトをゴール前で交わすという勝負強さを見せました。ホント恐れ入りましたという感じです。障害馬としては史上最強、という声すらあるようです。


 そして、もしも去年のGIをそれぞれ別々の馬が勝ち、GIを2勝した馬がいなかったら、もっとオジュウチョウサンの票数は多かったと思います。もしかしたら年度代表馬、ということがあったかもしれません。しかし、GIを4勝した馬がいて、「障害馬が年度代表馬」という史上初の快挙はなりませんでした。それでも、障害馬のオジュウチョウサンが3票集めたこと自体快挙だと言えます。

 
 それでは、ここで前回・第53問の正解を発表します。


<正解>福永祐一騎手
 

 2012年に、土日の2日間で重賞を3勝したのは福永祐一騎手です。最初のレース実況は、2012年6月2日に行われた第65回鳴尾記念です。福永騎手はこのレースをトゥザグローリーで勝ち、翌3日は2つ目のレース実況である第62回安田記念をストロングリターンで制し、その後にこの日の第12競走で行われた第17回ユニコーンステークスをストローハットで勝ちました。2日間で重賞を3勝したわけです。

 
 この大記録は1日に同じ競馬場で2つの重賞が行われないと出来ないものですが、今年なら5月26日と27日の2日間にチャンスがあります。 5月26日(土)に新設重賞の第1回葵ステークスがあります。このレースを制して、翌27日にダービーと目黒記念で勝てばいいのです。しかし、2つ目がダービーですからねぇ...。
 また、今年は11月4日に、1日で重賞を3勝するチャンスがあります。そう、京都競馬場で行われるJBCです。ですから、このJBCの3競走をみんな勝てばいいのです。しかし、これも至難の業と言えますね。


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★先週の「聴く『60秒競馬クイズ』」の<正解>東海ステークス


 このレースは2000年以降、5月の開催で行われることになり、レースの名称が「ウインターステークス」から「東海ステークス」になりました。さすがに風薫る5月ではウインターはよろしくないですね。しかし、2013年から今の時期に移り、年明けの中京開催で行われるようになりました。また冬の季節にもどったのですが、もう一度名前が「ウインター」になることはないのでしょうか。

第53問:3日連続で重賞を勝つ人もいれば、3日連続でハズす人もいる...。 [聴く『競馬クイズ』]
2018/01/15(月) 11:00

【第53問】


 先々週、今年の開幕週となった3日間開催で、戸崎圭太騎手が史上初となるすごい記録を達成しました。
 6日の初日の中山金杯(セダブリランテス)を勝ち、翌日のフェアリーS(プリモシーン)も勝ち、そして3日目は京都に行ってシンザン記念(アーモンドアイ)も勝って、史上初の3日連続重賞制覇を成し遂げました。


 戸崎騎手は昨年171勝を挙げましたが、重賞勝ちは4勝だったのです。それが今年は早くも3つも重賞を勝ってしまったわけで、今年は昨年のミルコ・デムーロ騎手のように重賞レースを勝ちまくるかもしれませんね。


 さて、3日間連続で重賞を勝つこともすごいのですが、2012年には土日の2日間で重賞を3勝した騎手がいました。その騎手は誰でしょう、というのが今回の問題です。
 当時は話題となったので覚えている方も多いかと思います。土曜のメインの重賞を勝ち、翌日の日曜日は2つの重賞レースが組まれていて、結果3つとも勝ってしまったのです。この記録も今後なかなか出ないものだと思います。ズバリ、その騎手の名前をお答えください。


 5年以上も前のことなんか知らない、という方のために最初に勝った土曜の重賞のレース実況をご用意しました。これを聴いても分からないという方は、2勝目となったレースの実況をお聴きください。これはゴール前のごく短いものですが、これを聴けばお分かりになると思います。


 レース実況はこちらから→聴く


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 ご存知のように、戸崎騎手が勝った3重賞で騎乗した3頭は、ともに馬主が(有)シルクレーシングで、「馬主が同じ競走馬の3日連続重賞制覇」も史上初なのだそうです。関係者にとってみれば初笑いが3日続いたことになり、「こいつは春からものすごく縁起がいいや~」という感じでしょうね。私なんぞ今年はいまだ未勝利です(馬券が全くあたりません!)。ああ、羨ましい!


 それでは、ここで前回・第52問の正解を発表します。


<正解>エイシンフラッシュ


 エイシンフラッシュは、京成杯の後は皐月賞に直行しました。京成杯では横山典弘騎手とのコンビでしたが、皐月賞では内田博幸騎手とのコンビで11番人気という低い評価ながら3着。そして迎えた日本ダービーでは、7番人気ながら2着ローズキングダムにクビ差で勝ち、第77代日本ダービー馬となったのでした。先週の京成杯を勝ったあの馬は、はたして今年の3歳クラシックレースを制することができるでしょうか。


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★先週の「聴く『60秒競馬クイズ』」の<正解>新潟競馬場


 3連単のJRAレコードである2983万2950円が誕生したのは、2012年8月4日の新潟競馬第5レースでした。このレースはメイクデビュー新潟(2歳新馬)で17頭が出走し、勝った馬が14番人気、2着が12番人気と10番人気の同着でした。2着が同着だったので3連単の払い戻しが2通り存在することになりましたが、それでも歴史的大万馬券となったのです。もしも同着でなかったら、3000万は超えていたと思います。


 ちなみにこのレースの勝馬はミナレット。そう、2015年のヴィクトリアマイルで18番人気ながら3着に入り、3連単2070万5810円を生み出すことに貢献した馬です。まさにミナレットは「歴史的穴馬」と言えるでしょう。

第52問:クラシック戦線に名乗りを上げ、そして本番を! [聴く『競馬クイズ』]
2018/01/09(火) 10:30

【第52問】


 年が明けて、早くも開幕週の3日間開催が終了しました。みなさん、今年のスタートはうまく切れましたでしょうか?
 「挑戦!聴く『競馬クイズ』」は2年目に入りました。今年も難問や珍問も出題しますが、どうぞお付き合いください。


 今週は中山競馬場で京成杯が行われます。明け3歳馬の重賞レースとして58回目となるレースも、不思議とこのレースの勝ち馬からはあまりクラシックレースの勝ち馬が出ません。


 かつては1975年のテスコガビー(桜花賞とオークスを制した歴史的牝馬)や1976年のクライムカイザー(日本ダービー馬)などがこのレースに出走しましたが、どうもあまりクラシックに結びつかないレースとなっています。
 その数少ない中で、1981年のテンモン(オークス馬)以来29年ぶりに、この京成杯を制した後に3歳クラシックレースを制した馬をお答えください。つまり、2010年の勝ち馬です。ヒントとして2010年の京成杯の実況を用意しました。もちろん勝ち馬抜き実況です。


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 ちなみに先週のシンザン記念も、その勝ち馬がクラシックホースとなったのは2002年のタニノギムレット以来出ていません。(4年前にはNHKマイルカップやマイルチャンピオンシップを制したミッキーアイルが勝ちましたが、クラシックレースには出走しませんでした)


 それでは、ここで前回・第51問の正解を発表します。


<正解>キョウエイマーチ


 距離が1600mとなった2000年の京都金杯は、1997年の桜花賞馬キョウエイマーチが2着アドマイヤカイザーに5馬身差をつけて快勝しました。6日に行われた京都金杯を制したあの馬は、今年の大舞台で活躍してくれるでしょうか。


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★先週の「聴く『60秒競馬クイズ』」の<正解>武豊騎手


 去年の京都金杯を勝ったエアスピネルに騎乗していたのは、武豊騎手です。武豊騎手は去年、GI・4勝を含めてJRAの重賞を13勝しました。
 去年最後の重賞レース・ホープフルステークスは2着となり、惜しくも「1年の最初と最後の重賞をどちらも制覇」ということにはなりませんでしたが、今年は前人未到の「JRA通算4000勝」という記録に注目が集まります。その歴史的快挙の日を楽しみに待ちたいと思います。