第43問:せっかくのGIレースだから、多頭数がいいですね。 [聴く『競馬クイズ』]
2017/10/31(火) 11:00

【第43問】


 今週は出走頭数についての問題です。
 東京、京都、そして今週からの福島の3場でレースが行われていますが、3場それぞれの出走頭数を見ると、京都競馬の出走馬の数が少ないことに気がつきます。
 先々週、21日土曜の京都では10頭以下の頭数で行われたレースが5つ、翌22日の日曜は3つで、11頭立てが1つに12頭立てが2つありました。14日と15日の京都はもっと少なく、土日とも10頭に満たないレースがそれぞれ4つもありました。東京や先週終わった新潟とはかなり違いましたが、何故京都は出走馬が少ないんでしょう?


 一方、ここまで秋のGIレースはフルゲートの多頭数で行われています。スプリンターズステークスが16頭。秋華賞と菊花賞、天皇賞(秋)が18頭で行われました。


 もちろん過去にはGIでも少頭数で行われたレースがあります。1977年、トウショウボーイとテンポイントの一騎打ちとなった有馬記念は8頭立てでした。1987年の朝日杯3歳ステークス(今の朝日杯フューチュリティステークスです)はわずか6頭の出走で行われました。勝ち馬はサクラチヨノオーでした。


 最近は頭数が多くなり、阪神ジュベナイルフィリーズは2000年からず~っとフルゲートの18頭立てです。その中で、今世紀に行われた秋のGIレースで出走頭数が比較的少なかったレースを挙げると、シンボリクリスエスが連覇を達成した2003年の有馬記念は12頭で、オルフェーヴルが3歳の時に勝った2011年の有馬記念などが13頭でした。


 それでは問題です。今世紀に入って、つまり2001年以降の秋のGIレース(スプリンターズステークスから有馬記念までの平地のGIレースです。ホープフルステークスはまだGIとして行われていませんね)で、最も少ない出走頭数は何頭だったかご存知ですか?


 答えは11頭です。過去に2度ありました。それは、2002年に新潟競馬場で行われたスプリンターズステークス。勝った馬はビリーヴでした。


 それではもうひとつ、11頭立てで行われたGIレースは? その11頭立てで行われたGIレースと、勝ち馬の名前をお答えください。かなり有名な馬が勝ったレースなんですが、難しいかな...えっ、ヒントをくれ、ですって? それでは分からない方は実況を聴いてください。この実況で分かると思いますよ。


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 それでは、ここで前回・第42問の正解を発表します。


<正解>ミスターシービー(1984年)


 この前年の1983年にシンザン以来の『三冠馬』となったミスターシービーが、2000メートルとなった初年度の1984年10月28日に行われた第90回天皇賞(秋)を制して、4つめのビッグタイトルを手にしたのでした。ヒントの実況を聴いて、カツラギエースなどの馬名から分かった方も多いかと思います。
 ちなみに実況したのは白川次郎アナウンサーです。当時39歳、さすがに声が若いなと思うのですが、どうでしょう。

第42問:あの『皇帝』も天皇賞(秋)は勝っていません。 [聴く『競馬クイズ』]
2017/10/25(水) 10:00

【第42問】


 今週は天皇賞(秋)が行われます。ご存知のように天皇賞(秋)は、1983年までは天皇賞(春)と同じで3200メートルの距離で行われていました。2000メートルの距離となってから今回で34回目となります。


 今回は天皇賞(秋)に関する問題です。まず、舞台が2000メートルとなった天皇賞(秋)を制した日本ダービー馬は、何頭いるかお分かりですか?


 正解は5頭。以下の馬たちです。
 

1999年 スペシャルウィーク
2007年 メイショウサムソン
2008年 ウオッカ
2012年 エイシンフラッシュ


 さて、もう1頭は? これが今回の問題です。「う~ん、他にいたかなぁ...」と思う方のためにヒントとして実況をご用意しました。分からない方は聴いてみてください。もちろん「勝ち馬抜き実況」ですよ。


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 今回の天皇賞(秋)には、ワンアンドオンリーとマカヒキの2頭の日本ダービー馬が出走を予定しています。ちなみに2008年にウオッカが勝った時はこの年のダービー馬ディープスカイも出走していましたが、先輩ダービー馬に負けて3着となりました。はたして今回出走するダービー馬はどうでしょうか。


 それでは、ここで前回・第41問の正解を発表します。


<正解>岩田康誠、デルタブルース


 このインタビューは、2004年10月24日に行われた第65回菊花賞での勝利騎手インタビューです。インタビューを受けているのは岩田騎手だと声ですぐに分かった方も多いと思います。当時岩田騎手はまだ地方競馬の所属で、デルタブルースに初めて騎乗して金星をあげたのでした。ゴールの瞬間、「やったで!」とばかりにガッツポーズをした姿を覚えています。


 この時岩田騎手はすでにJRAの重賞は勝っていましたが、JRAのGI制覇はこれが初めてでした。しかし、喜び爆発というより、何か戸惑いさえ感じさせるインタビューですね。

第41問:GIの勝利騎手インタビュー、あの人は...。 [聴く『競馬クイズ』]
2017/10/17(火) 11:00

【第41問】


 秋華賞が終わって、今週は菊花賞です。今回の問題はレース実況ではなく、インタビューを聴いてお答えいただきます。


 GIレースでは、レース後に勝った馬の関係者の表彰式が、どこの競馬場もだいたい芝コースのゴール板に近いところで行われ、その後に勝った騎手がウィナーズサークルでインタビューを受けますね。大勢のファンの前でお立ち台に上がって、まさに騎手にとって晴れ姿です。
 何度かこのウィナーズサークルでの勝利騎手インタビューを担当しましたが、GIを勝って喜びを爆発させる人、感極まって涙を流す人もいました。そして、今回の問題、菊花賞の勝利騎手インタビューで答えた人は...。どうぞお聴きください。


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 それでは問題です。ズバリ、このインタビューされた騎手とこの時の菊花賞の勝ち馬の名前をお答えください。まぁ、声や話し方などから誰かはすぐにわかると思います。特徴がありますから、簡単ですね。
 しかし、菊花賞を勝った馬となると、もうけっこう昔ですから忘れてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。この時の勝ち馬は人気薄で、単勝が18頭立ての8番人気で4510円だったのです。


 ちなみに菊花賞の単勝の最高配当となっている馬をご存知ですか? それは、1976年の勝ち馬であるグリーングラスです。21頭立ての12番人気で、5250円でした。


 それでは、ここで前回・第40問の正解を発表します。


<正解>ジェンティルドンナ・ヴィルシーナ


 この『全く並んでゴールイン!』は、2012年の第17回秋華賞の実況です。並んでゴールに入ったのはジェンティルドンナとヴィルシーナ。本当に際どい勝負となりましたが、ハナ差でジェンティルドンナが勝ち、「牝馬三冠」を達成したのでした。そして、このレースの実況を担当したのは檜川彰人アナウンサー。聴いていると檜川アナの頭の血管が切れてしまうのではないかと思わせるような絶叫で、いいですね。大接戦という感じが伝わってきます。


 ちなみに過去21回の秋華賞で、1着2着の着差がハナとなったのはこの2頭の時だけです。(2009年の第14回秋華賞もレッドディザイアとブエナビスタが並んでゴールに入って着差はハナでしたが、2位入線のブエナビスタが3着に降着になったため、このレースの1着馬と2着馬のブロードストリートの着差はハナ+1馬身4分の1となっています)

第40問:『全く並んでゴールイン!』を聴いたことがありますか? [聴く『競馬クイズ』]
2017/10/10(火) 11:00

【第40問】


 今週は秋華賞が行われます。そして、来週は菊花賞、その次が天皇賞(秋)と楽しみなレースが続いていきますね。


 さて、今ラジオNIKKEIの番組の合間に、この「挑戦! 聴く『競馬クイズ』」のCMが放送されています。その中でゴールインの瞬間の実況が流れ、これは桜花賞と秋華賞のどちらかという問題を出しています。聴いたこと、ありませんか? それでは「そんなCM、知らない!」という方のために、ここでその実況を聴いていただきましょう。短いですよ~。


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 ここで、その答えを発表いたします。これは秋華賞です。檜川彰人アナウンサーの秋華賞の実況で、桜花賞のものではありません。


 さぁ、問題です。この並んでゴールに入った2頭の名前をお答えください。
 過去21回の秋華賞で、「全く並んでゴールイン!」となったレース、際どい勝負となったレースで並んでゴールを駆け抜けた2頭は...?
これが今回の問題です。


 「ええ~、こんな一言だけの短い実況じゃ分からないよ」という方もいますかね? しかし、あのCMで『難問、珍問も出る』と言っているように、この「挑戦! 聴く『競馬クイズ』」は、こういう問題もアリなのです。


 それでは、ここで前回・第39問の正解を発表します。


<正解>イナリワン


 同じ地方競馬出身で、GIも勝ち、年度代表馬にもなったのにオグリキャップほど知名度が高くないイナリワンですが、強い馬であったことは確かです。


 思うのですが、オグリキャップが活躍した1988年から1990年はオグリキャップの他に、このイナリワンやタマモクロス、オグリキャップと同期であるサッカーボーイ、ヤエノムテキ、メジロアルダン、年下のオサイチジョージや、主役となることはなかった古豪ランニングフリーなど個性の違う活躍馬が多くいたように思います。その中でオグリキャップが勝ったり負けたりしながら、あの時代を駆け抜けていきました。


 いつの時代も主役のスターホースがいて、主役の馬とは違う個性を持ったライバルと戦い、それらがその時代のドラマを作り上げていくわけですが、はたしてこれからの秋のGIでは、どんなドラマが見られるのでしょうか。

第39問:あれは、いいレースだった。名勝負だった。 [聴く『競馬クイズ』]
2017/10/04(水) 10:30

【第39問】


 今週から舞台は東京と京都に移ります。東京競馬場のメインは毎日王冠。秋の東京開催の開幕週のレースで、天皇賞(秋)の前哨戦としておなじみです。


 今回はこの毎日王冠のレースから出題します。毎日王冠は毎年GIホースが出てきて見応えのあるレースとなりますが、毎日王冠といえば今回の問題のレースです。これは凄いレースでした。名勝負でしたね。ゴールの瞬間はホント鳥肌がたちました。


 今から28年前のレースです。1989年10月8日に行われた第40回毎日王冠は8頭立てで行われました。
 わずか8頭でしたが、メンバーが凄かったのです。前年の有馬記念を制したオグリキャップが、その有馬記念以来となる9月のオールカマーを快勝し、天皇賞(秋)を目指してこのレースにも出走してきたのでした。


 またこのレースには、大井競馬所属時に東京大賞典を制し、この年の1月に中央競馬へ移籍して天皇賞(春)と宝塚記念を連勝した馬、さらに前年の日本ダービーの2着馬で、この年のメイステークスと高松宮杯を連勝してきたメジロアルダン、1987年と1988年の天皇賞(秋)で2着、3着となったレジェンドテイオー、そしてこちらも地方競馬から中央競馬に移籍してきた前年の東京ダービー馬ウインドミルなど、古馬中距離戦線の有力馬が出走したのでした。


 レースはレジェンドテイオーが逃げたものの最後の直線でリードがなくなり、外を回ったオグリキャップよりも先にウインドミルとメジロアルダンが前に出ました。メジロアルダンに乗っていた岡部幸雄騎手の手は動かず、オグリキャップが並んでくるのを待っていました。しかし、ギアを上げたオグリキャップが並んだのは一瞬だったように覚えています。
 さらにメジロアルダンとオグリキャップの間に後方に控えていた春のGI・2勝馬が鋭く伸びてきて、外を伸びた2頭があっさりとメジロアルダンとウインドミルを交わしました。そしてオグリキャップとその馬との激しい叩き合いとなり、いったんその馬がオグリキャップまでも捕らえて前に出て...。
 いやぁ、文章で伝えては『挑戦! 聴く競馬クイズ』になりませんね。実況をお聴きください。


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 ゴール前では「ああ、オグリキャップが負ける! 春にGIを連勝したこの馬は強いなぁ~」と感心したのですが、さすがはオグリキャップ。「俺より先にゴールに入ることはさせん!」とばかりに差し返してハナ差でオグリキャップが勝ったのでした。
 ゴールを過ぎた後の大歓声は凄まじかったですね。場内のファンは大興奮で、馬券の当たり外れはともかく、「いいレースを見たなぁ」という思いでいたはずです。オグリキャップがさらにファンを増やしたレースだったと言えます。


 しかし、負けたとはいえ2着のあの馬も素晴らしい走りを見せました。後にこの年の有馬記念も制して年度代表馬となった馬、この馬が問題です。レース実況は勝ち馬抜きではなく「2着馬抜き実況」です。さぁ、この毎日王冠で2着となった馬の名前をお答えください。年度代表馬にもなった馬ですから、簡単ですね。


 それでは、ここで前回・第38問の正解を発表します。


<正解>カルストンライトオ


 ちなみに新潟のアイビスサマーダッシュを勝ち、スプリンターズステークスも制した馬は、このカルストンライトオしかいません。今年もアイビスサマーダッシュを制したラインミーティアが出走しましたが、13着に終わりました。直線1000メートルでスピードを発揮しても、距離が200メートル延びて、坂がありコーナーがあるコースに変わるとかなり違うものなのでしょうか。


 さぁ、今週は3日間開催です。そして、9日(月)には岩手でマイルチャンピオンシップ南部杯も行われます。JRAのレースが終わってからでも馬券を買うことができるので、最後の最後まで挑戦してみてはいかがでしょう。