第35問:秋競馬開幕! もうすぐクリスマスかぁ...そりゃぁ早すぎるか!! [聴く『競馬クイズ』] [挑戦!聴く『競馬クイズ』]
2017/09/05(火) 11:00

【第35問】


 夏競馬はアッという間に終わって、今週から秋競馬が幕を開けます。秋の中山開催はご存知のように芝コースの馬場状態がすこぶる良くて、「高速決着」のレースが見られます。
 そんな中山の開幕週のメインレースは、京成杯オータムハンデキャップ。このレースはマイル戦で、「高速馬場」ということもあって1600メートルのレコードが数多く生まれてきました。今回の問題は、その京王杯オータムハンデキャップから出題します。まず、以下のレース実況をお聴きください。


 レース実況はこちらから→聴く


 このレースでは、実況にもあったように、勝った馬が1600メートルのレコードタイムをマークしました。当時としては驚くべきタイムで話題となりました。


 それでは問題です。このレースの勝ち馬の名前をお答えください。レース実況は編集して「勝ち馬抜き実況」にしてありますが、他の馬から分かる方もいらっしゃるでしょう。しかし、昔々のレースですから今回は3択問題にしました。以下の3つの中からお答えください。


[A] ダイナモデル [B] ダイナアクトレス [C] ダイナジョシアナ


 う~ん、この3択は少しやりすぎでしたかねぇ。

 
 ところで、この時にマークされた勝ちタイムは1分32秒2で、これは当時の芝1600メートルの世界タイレコードでした。当時は本当に驚くべきタイムでしたが、その後京成杯オータムハンデキャップではさらに速いレコードがマークされていきます。
 1994年の勝ち馬サクラチトセオーが1分32秒1で走り、さらに2001年にはゼンノエルシドが1分31秒5をマークしてこのレースを制しました。そして5年前の2012年のレースでは、レオアクティブが1分30秒7というレコードを叩き出しました。このタイムは今も芝1600メートルのJRAレコードとなっています。


 今年の夏は関東地方では雨の日が多く、日照不足が問題となりました。それでも芝コースの状態は1年で一番いいはずです。秋競馬の開幕週、はたしてどんなレースが見られるのか? そして、どんな勝ちタイムとなるのか注目です。


 それでは、ここで前回・第34問の正解を発表します。


<正解>勝ち馬:サファリオリーブ 騎手:江田照男


 問題のレースは、1990年8月26日に行われた第26回新潟記念です。15頭が出走したこのレースは3頭が並んだ際どい勝負となり、ハナ差で14番人気という人気薄の6歳(現表記)牝馬のサファリオリーブが勝ちました。騎乗したのは、この年の3月にデビューした新人・江田照男騎手でした。


 重賞初制覇が万馬券レースとなった江田照男騎手は、ご存知のようにこれまで人気薄の馬に乗って歴史的万馬券が出たレースで活躍してきました。江田照男騎手が「穴を開けた」と言えるレースは数多く、有名なところでは1998年の日経賞で12頭立ての12番人気、単勝355.7倍のテンジンショウグンに乗って勝ち、2000年のスプリンターズステークスでは16頭立ての16番人気、単勝257.5倍のダイタクヤマトで逃げ切って競馬ファンをアッと驚かせました。
 記憶に新しいところでは一昨年のヴィクトリアマイルですね。18頭立ての18番人気のミナレットで逃げて3着に残り、勝ったストレイトガールとのワイドが8万6300円、2着のケイアイエレガントとのワイドも8万6580円となり、3連単に至っては2070万5810円という歴史的高配当を生み出しました。


 今や「穴男」「穴騎手」の代表格とも言える江田照男ですが、新人騎手ながら重賞を制覇したこの新潟記念が彼の「穴男」としてのスタートだと言っても過言ではないでしょう。彼のような個性的な騎手は貴重だと思います。