第42問:あの『皇帝』も天皇賞(秋)は勝っていません。 [聴く『競馬クイズ』]
2017.10/25 競馬中継スタッフ 記事URL

【第42問】


 今週は天皇賞(秋)が行われます。ご存知のように天皇賞(秋)は、1983年までは天皇賞(春)と同じで3200メートルの距離で行われていました。2000メートルの距離となってから今回で34回目となります。


 今回は天皇賞(秋)に関する問題です。まず、舞台が2000メートルとなった天皇賞(秋)を制した日本ダービー馬は、何頭いるかお分かりですか?


 正解は5頭。以下の馬たちです。
 

1999年 スペシャルウィーク
2007年 メイショウサムソン
2008年 ウオッカ
2012年 エイシンフラッシュ


 さて、もう1頭は? これが今回の問題です。「う~ん、他にいたかなぁ...」と思う方のためにヒントとして実況をご用意しました。分からない方は聴いてみてください。もちろん「勝ち馬抜き実況」ですよ。


 レース実況はこちらから→聴く


 今回の天皇賞(秋)には、ワンアンドオンリーとマカヒキの2頭の日本ダービー馬が出走を予定しています。ちなみに2008年にウオッカが勝った時はこの年のダービー馬ディープスカイも出走していましたが、先輩ダービー馬に負けて3着となりました。はたして今回出走するダービー馬はどうでしょうか。


 それでは、ここで前回・第41問の正解を発表します。


<正解>岩田康誠、デルタブルース


 このインタビューは、2004年10月24日に行われた第65回菊花賞での勝利騎手インタビューです。インタビューを受けているのは岩田騎手だと声ですぐに分かった方も多いと思います。当時岩田騎手はまだ地方競馬の所属で、デルタブルースに初めて騎乗して金星をあげたのでした。ゴールの瞬間、「やったで!」とばかりにガッツポーズをした姿を覚えています。


 この時岩田騎手はすでにJRAの重賞は勝っていましたが、JRAのGI制覇はこれが初めてでした。しかし、喜び爆発というより、何か戸惑いさえ感じさせるインタビューですね。

第41問:GIの勝利騎手インタビュー、あの人は...。 [聴く『競馬クイズ』]
2017.10/17 競馬中継スタッフ 記事URL

【第41問】


 秋華賞が終わって、今週は菊花賞です。今回の問題はレース実況ではなく、インタビューを聴いてお答えいただきます。


 GIレースでは、レース後に勝った馬の関係者の表彰式が、どこの競馬場もだいたい芝コースのゴール板に近いところで行われ、その後に勝った騎手がウィナーズサークルでインタビューを受けますね。大勢のファンの前でお立ち台に上がって、まさに騎手にとって晴れ姿です。
 何度かこのウィナーズサークルでの勝利騎手インタビューを担当しましたが、GIを勝って喜びを爆発させる人、感極まって涙を流す人もいました。そして、今回の問題、菊花賞の勝利騎手インタビューで答えた人は...。どうぞお聴きください。


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 それでは問題です。ズバリ、このインタビューされた騎手とこの時の菊花賞の勝ち馬の名前をお答えください。まぁ、声や話し方などから誰かはすぐにわかると思います。特徴がありますから、簡単ですね。
 しかし、菊花賞を勝った馬となると、もうけっこう昔ですから忘れてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。この時の勝ち馬は人気薄で、単勝が18頭立ての8番人気で4510円だったのです。


 ちなみに菊花賞の単勝の最高配当となっている馬をご存知ですか? それは、1976年の勝ち馬であるグリーングラスです。21頭立ての12番人気で、5250円でした。


 それでは、ここで前回・第40問の正解を発表します。


<正解>ジェンティルドンナ・ヴィルシーナ


 この『全く並んでゴールイン!』は、2012年の第17回秋華賞の実況です。並んでゴールに入ったのはジェンティルドンナとヴィルシーナ。本当に際どい勝負となりましたが、ハナ差でジェンティルドンナが勝ち、「牝馬三冠」を達成したのでした。そして、このレースの実況を担当したのは檜川彰人アナウンサー。聴いていると檜川アナの頭の血管が切れてしまうのではないかと思わせるような絶叫で、いいですね。大接戦という感じが伝わってきます。


 ちなみに過去21回の秋華賞で、1着2着の着差がハナとなったのはこの2頭の時だけです。(2009年の第14回秋華賞もレッドディザイアとブエナビスタが並んでゴールに入って着差はハナでしたが、2位入線のブエナビスタが3着に降着になったため、このレースの1着馬と2着馬のブロードストリートの着差はハナ+1馬身4分の1となっています)

第40問:『全く並んでゴールイン!』を聴いたことがありますか? [聴く『競馬クイズ』]
2017.10/10 競馬中継スタッフ 記事URL

【第40問】


 今週は秋華賞が行われます。そして、来週は菊花賞、その次が天皇賞(秋)と楽しみなレースが続いていきますね。


 さて、今ラジオNIKKEIの番組の合間に、この「挑戦! 聴く『競馬クイズ』」のCMが放送されています。その中でゴールインの瞬間の実況が流れ、これは桜花賞と秋華賞のどちらかという問題を出しています。聴いたこと、ありませんか? それでは「そんなCM、知らない!」という方のために、ここでその実況を聴いていただきましょう。短いですよ~。


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 ここで、その答えを発表いたします。これは秋華賞です。檜川彰人アナウンサーの秋華賞の実況で、桜花賞のものではありません。


 さぁ、問題です。この並んでゴールに入った2頭の名前をお答えください。
 過去21回の秋華賞で、「全く並んでゴールイン!」となったレース、際どい勝負となったレースで並んでゴールを駆け抜けた2頭は...?
これが今回の問題です。


 「ええ~、こんな一言だけの短い実況じゃ分からないよ」という方もいますかね? しかし、あのCMで『難問、珍問も出る』と言っているように、この「挑戦! 聴く『競馬クイズ』」は、こういう問題もアリなのです。


 それでは、ここで前回・第39問の正解を発表します。


<正解>イナリワン


 同じ地方競馬出身で、GIも勝ち、年度代表馬にもなったのにオグリキャップほど知名度が高くないイナリワンですが、強い馬であったことは確かです。


 思うのですが、オグリキャップが活躍した1988年から1990年はオグリキャップの他に、このイナリワンやタマモクロス、オグリキャップと同期であるサッカーボーイ、ヤエノムテキ、メジロアルダン、年下のオサイチジョージや、主役となることはなかった古豪ランニングフリーなど個性の違う活躍馬が多くいたように思います。その中でオグリキャップが勝ったり負けたりしながら、あの時代を駆け抜けていきました。


 いつの時代も主役のスターホースがいて、主役の馬とは違う個性を持ったライバルと戦い、それらがその時代のドラマを作り上げていくわけですが、はたしてこれからの秋のGIでは、どんなドラマが見られるのでしょうか。

第39問:あれは、いいレースだった。名勝負だった。 [聴く『競馬クイズ』]
2017.10/04 競馬中継スタッフ 記事URL

【第39問】


 今週から舞台は東京と京都に移ります。東京競馬場のメインは毎日王冠。秋の東京開催の開幕週のレースで、天皇賞(秋)の前哨戦としておなじみです。


 今回はこの毎日王冠のレースから出題します。毎日王冠は毎年GIホースが出てきて見応えのあるレースとなりますが、毎日王冠といえば今回の問題のレースです。これは凄いレースでした。名勝負でしたね。ゴールの瞬間はホント鳥肌がたちました。


 今から28年前のレースです。1989年10月8日に行われた第40回毎日王冠は8頭立てで行われました。
 わずか8頭でしたが、メンバーが凄かったのです。前年の有馬記念を制したオグリキャップが、その有馬記念以来となる9月のオールカマーを快勝し、天皇賞(秋)を目指してこのレースにも出走してきたのでした。


 またこのレースには、大井競馬所属時に東京大賞典を制し、この年の1月に中央競馬へ移籍して天皇賞(春)と宝塚記念を連勝した馬、さらに前年の日本ダービーの2着馬で、この年のメイステークスと高松宮杯を連勝してきたメジロアルダン、1987年と1988年の天皇賞(秋)で2着、3着となったレジェンドテイオー、そしてこちらも地方競馬から中央競馬に移籍してきた前年の東京ダービー馬ウインドミルなど、古馬中距離戦線の有力馬が出走したのでした。


 レースはレジェンドテイオーが逃げたものの最後の直線でリードがなくなり、外を回ったオグリキャップよりも先にウインドミルとメジロアルダンが前に出ました。メジロアルダンに乗っていた岡部幸雄騎手の手は動かず、オグリキャップが並んでくるのを待っていました。しかし、ギアを上げたオグリキャップが並んだのは一瞬だったように覚えています。
 さらにメジロアルダンとオグリキャップの間に後方に控えていた春のGI・2勝馬が鋭く伸びてきて、外を伸びた2頭があっさりとメジロアルダンとウインドミルを交わしました。そしてオグリキャップとその馬との激しい叩き合いとなり、いったんその馬がオグリキャップまでも捕らえて前に出て...。
 いやぁ、文章で伝えては『挑戦! 聴く競馬クイズ』になりませんね。実況をお聴きください。


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 ゴール前では「ああ、オグリキャップが負ける! 春にGIを連勝したこの馬は強いなぁ~」と感心したのですが、さすがはオグリキャップ。「俺より先にゴールに入ることはさせん!」とばかりに差し返してハナ差でオグリキャップが勝ったのでした。
 ゴールを過ぎた後の大歓声は凄まじかったですね。場内のファンは大興奮で、馬券の当たり外れはともかく、「いいレースを見たなぁ」という思いでいたはずです。オグリキャップがさらにファンを増やしたレースだったと言えます。


 しかし、負けたとはいえ2着のあの馬も素晴らしい走りを見せました。後にこの年の有馬記念も制して年度代表馬となった馬、この馬が問題です。レース実況は勝ち馬抜きではなく「2着馬抜き実況」です。さぁ、この毎日王冠で2着となった馬の名前をお答えください。年度代表馬にもなった馬ですから、簡単ですね。


 それでは、ここで前回・第38問の正解を発表します。


<正解>カルストンライトオ


 ちなみに新潟のアイビスサマーダッシュを勝ち、スプリンターズステークスも制した馬は、このカルストンライトオしかいません。今年もアイビスサマーダッシュを制したラインミーティアが出走しましたが、13着に終わりました。直線1000メートルでスピードを発揮しても、距離が200メートル延びて、坂がありコーナーがあるコースに変わるとかなり違うものなのでしょうか。


 さぁ、今週は3日間開催です。そして、9日(月)には岩手でマイルチャンピオンシップ南部杯も行われます。JRAのレースが終わってからでも馬券を買うことができるので、最後の最後まで挑戦してみてはいかがでしょう。

第38問:10秒の壁は破られた。では、1分6秒の壁は? [聴く『競馬クイズ』]
2017.09/26 小林 雅巳 記事URL

【第38問】


 今週はスピード自慢が中山競馬場に集まるGI、スプリンターズステークスが行われます。


 スプリンターといえば、日本を代表するスプリンターがやってくれましたね。今月9日に福井市で行われた日本学生対校選手権の男子100メートル決勝で、21歳の桐生祥秀選手が9秒98をマーク。日本選手で初めて10秒を切りました。このところ誰が最初に10秒の壁を破って9秒台で走るのか注目を集めていましたが、ついに桐生選手がやってくれました。
 滋賀県出身の桐生選手は、京都・洛南高3年だった2013年、当時の日本歴代2位となる10秒01で走り、走るたびに「ついに9秒台で走るか!?」と注目を浴びてきましたが、今年は陸上の日本選手権で敗れ、世界陸上の100メートルの代表にもなれずにいました。しかし、見事に自らがベストスプリンターであることを証明してみせました。


 桐生選手は100メートルの日本レコードをマークしたわけですが、競馬の芝のレースで最も短い距離である1000メートルのレコードホルダーをご存知でしょうか?


 芝1000メートルの日本レコードは53秒7。これは2002年の第2回アイビスサマーダッシュでマークされました。
 日本レコードを叩き出したこの快速馬は、翌2003年にスプリンターズステークスに出走しましたが、13着に敗れました。厚いGIの壁を破ることは出来ませんでした。しかし、2004年には第4回アイビスサマーダッシュを53秒9で走って2度目の制覇を果たし、再びスプリンターズステークスに出走したのでした。


 それでは2004年10月3日に行われた第38回スプリンターズステークスの実況をお聴きください(もちろん「勝ち馬抜き実況」です)。今回の問題は、このレースを逃げ切った快速馬の名前です。ズバリお答えください。


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 ちなみにスプリンターズステークスのレースレコードは、2012年の覇者ロードカナロアがマークした1分6秒7です。では、芝1200メートルの日本レコードホルダーは...? 1999年に小倉競馬場のコースを1分6秒5で走ったアグネスワールドです。さぁ、今年はどんなレースとなるのか? そして「日本新記録」が出るのか? 韋駄天のスピード比べを楽しみましょう。


 それでは、ここで前回・第37問の正解を発表します。


 <正解>[A] ジュサブロー


 ちなみに勝ったジュサブローはこの時5番人気で、2着ラウンドボウルとハナ差で3着だったテツノカチドキ(大井)が単勝1番人気でした。鞍上は「鉄人」こと佐々木竹見騎手。そして、このレースで逃げたのが岩手競馬出身で当時は大井所属だったカウンテスアップ。結果は7着でしたが、乗っていたのは今年7000勝を達成した的場文男騎手。31年前ですからこの時はまだ30歳でした。


 夏の札幌開催では2歳戦にホッカイドウ競馬の馬が数多く出走してきます。しかし、それ以外では、地方競馬の馬が中央のレースに出走することが少なくなりました。かつてはジャパンカップ、フェブラリーステークスといったGIレースに地方の馬が挑戦していましたし、ライデンリーダーやコスモバルクなどが中央のクラシックレースに出走したものですが、はたして今後そのような馬が現れるのでしょうか。
 活気を取り戻した地方競馬から強い馬が出現して、中央のGIホースと対決するレースを見たいものです。

第37問:かつては地方競馬の馬が5頭も出ていたんですねぇ。 [聴く『競馬クイズ』]
2017.09/19 競馬中継スタッフ 記事URL

【第37問】


 今週は中山でオールカマーが行われます。この「オールカマー」とは、調べると英語で"all-comers" = 「(競技などへの)(参加)希望者全員」とあります。
 その名前のとおりこのレースは、出走馬に広く門戸を開けたレースとして行われ、1986年から1994年まで地方競馬招待競走として行われました。当時は地方競馬の馬が中央のレースに出走することは本当に稀でした。重賞レースでは、他にウインターステークス(現在の東海ステークス)ぐらいだったように思います。地方の馬が中央競馬で走るレースは数えても片手で足りるぐらいの数でした。


 今回は地方競馬招待競走となった1986年のレースから出題します。もう31年前です。第32回オールカマーは11頭立てで、そのうち5頭が地方競馬からの招待馬でした。まずは、このレースの実況をお聴きください。


 レース実況はこちらから→聴く


 このレース実況は、編集した「勝ち馬抜き実況」です。ズバリ、このレースの勝馬の名前をお答えください。
 ヒントとして勝った馬について少しご紹介しますと、東海公営から参戦したこの馬は白さが目立った芦毛の馬で、このレースでは向正面で動いて3コーナーを前に先頭に立ち、直線では独走。2着のラウンドボウルに3馬身半の差つけて快勝しました。そしてジャパンカップにも出走して7着となりました。


 えっ、そんな30年以上も前のレースの勝ち馬なんて知らない、ですって? それでは3択にしましょう。以下の3つの中からお答えください。


[A]ジュサブロー [B]ジュシチロー [C]ジュハチロー


 それでは、ここで前回・第36問の正解を発表します。


<正解>クリストフ・ルメール騎手 レース名:有馬記念


 戸崎圭太騎手、クリストフ・ルメール騎手、そしてミルコ・デムーロ騎手の3人ともJRA所属となる前に重賞を勝っていますが、戸崎騎手は2010年の武蔵野ステークスが初めての重賞勝ちで、翌2011年の安田記念がGI初勝利です。デムーロ騎手は2001年の小倉大賞典が初めての重賞勝ちで、その2年後の2003年の皐月賞が初のGI制覇でした。


 実況を聴いてすぐに分かった方も多いと思います。スタートしてすぐにあのディープインパクトの名前が出てきますから、ディープインパクトに初めて土がついたレースである2005年の有馬記念だと分かったはずです。ハーツクライが初めてGIタイトルを手にしたあの有馬記念は、ルメール騎手にとっても初めてのJRAの重賞制覇であり、GI制覇でした。


 さぁ、春はヴィクトリアマイル、オークス、ダービーとGIを3連勝したルメール騎手は、この秋はいくつのGIを制するのでしょう? 日本のGIだけでなく、今度の凱旋門賞も勝っちゃって欲しいものです。

第36問:あの3人の騎手は、ホントよく勝ちますねぇ~。 [聴く『競馬クイズ』]
2017.09/12 競馬中継スタッフ 記事URL

【第36問】


 夏競馬が終わり、秋競馬がスタートしましたが、現在リーディングのトップ3は、いずれも100勝を超えている戸崎圭太騎手、クリストフ・ルメール騎手、そしてミルコ・デムーロ騎手です。夏競馬終了時点(9月3日)でこの3人に続く4位の福永祐一騎手が78勝でしたから、上位3人が完全に抜けている状態です。


 今回はこの3人に関する問題です。戸崎騎手、ルメール騎手、デムーロ騎手は、ご存知のように最初からJRA所属のジョッキーだったわけではありません。ところで、地方競馬、そしてフランス、イタリアから移籍してきたこの3人が、それぞれ初めて制したJRAの重賞レースを覚えていますか?


 それでは問題です。戸崎騎手、ルメール騎手、デムーロ騎手の3人のうち、初めて制したJRAの重賞レースがGIだったのは誰でしょう? その制したGIレースの名前もお答えください。


 けっこう知られていることですから、難しくはないと思います。しかし、「ヒントをくれ~!」という方のために、今回はヒントとしてレース実況をご用意しました。どうしても分からないという人だけお聴きください。もちろん「勝ち馬抜き実況」になっています。


 レース実況はこちらから→聴く


 ううむ、このヒントは少しサービスし過ぎてしまったかなぁ...あの馬が出てきますからねぇ。この実況を聴けばすぐに答えは出ますね。


 それでは、ここで前回・第35問の正解を発表します。


<正解>[B]ダイナアクトレス


 ダイナアクトレスのオーナーは「(有)社台レースホース」で、当時は(有)社台レースホースの馬には「ダイナ」という冠名がついていました。この頃ダイナガリバー、ダイナコスモス、ギャロップダイナなど多くの馬が活躍しましたが、ダイナアクトレスの『アクトレス』は、母親の名前のモデルスポートからの連想に加え、共同馬主の人に有名な女優さんがいたことに由来していると聞いたことがあります。(当時は「女子アナ」なんて言葉、あまり言われませんでしたね)


 ダイナアクトレスは、このレースを勝った後に毎日王冠も制し、秋の天皇賞では8着に敗れたものの、ジャパンカップでは出走した日本馬の中では最先着となる3着に入りました。1600mから1800m、2000m、そして2400mまで頑張った姿を今でも良く覚えています。


 残念ながらGI勝利には手が届かないまま引退したダイナアクトレスですが、母親となって1993年に生んだランニングヒロイン(父はサンデーサイレンス)はあのスクリーンヒーローを生み、そのスクリーンヒーローはモーリスを世に送り出し、ダイナアクトレスの血は脈々と受け継がれています。秋競馬最初の重賞、京成杯オータムハンデキャップといえば、やはりダイナアクトレスを思い出しますね。

第35問:秋競馬開幕! もうすぐクリスマスかぁ...そりゃぁ早すぎるか!! [聴く『競馬クイズ』]
2017.09/05 競馬中継スタッフ 記事URL

【第35問】


 夏競馬はアッという間に終わって、今週から秋競馬が幕を開けます。秋の中山開催はご存知のように芝コースの馬場状態がすこぶる良くて、「高速決着」のレースが見られます。
 そんな中山の開幕週のメインレースは、京成杯オータムハンデキャップ。このレースはマイル戦で、「高速馬場」ということもあって1600メートルのレコードが数多く生まれてきました。今回の問題は、その京王杯オータムハンデキャップから出題します。まず、以下のレース実況をお聴きください。


 レース実況はこちらから→聴く


 このレースでは、実況にもあったように、勝った馬が1600メートルのレコードタイムをマークしました。当時としては驚くべきタイムで話題となりました。


 それでは問題です。このレースの勝ち馬の名前をお答えください。レース実況は編集して「勝ち馬抜き実況」にしてありますが、他の馬から分かる方もいらっしゃるでしょう。しかし、昔々のレースですから今回は3択問題にしました。以下の3つの中からお答えください。


[A] ダイナモデル [B] ダイナアクトレス [C] ダイナジョシアナ


 う~ん、この3択は少しやりすぎでしたかねぇ。

 
 ところで、この時にマークされた勝ちタイムは1分32秒2で、これは当時の芝1600メートルの世界タイレコードでした。当時は本当に驚くべきタイムでしたが、その後京成杯オータムハンデキャップではさらに速いレコードがマークされていきます。
 1994年の勝ち馬サクラチトセオーが1分32秒1で走り、さらに2001年にはゼンノエルシドが1分31秒5をマークしてこのレースを制しました。そして5年前の2012年のレースでは、レオアクティブが1分30秒7というレコードを叩き出しました。このタイムは今も芝1600メートルのJRAレコードとなっています。


 今年の夏は関東地方では雨の日が多く、日照不足が問題となりました。それでも芝コースの状態は1年で一番いいはずです。秋競馬の開幕週、はたしてどんなレースが見られるのか? そして、どんな勝ちタイムとなるのか注目です。


 それでは、ここで前回・第34問の正解を発表します。


<正解>勝ち馬:サファリオリーブ 騎手:江田照男


 問題のレースは、1990年8月26日に行われた第26回新潟記念です。15頭が出走したこのレースは3頭が並んだ際どい勝負となり、ハナ差で14番人気という人気薄の6歳(現表記)牝馬のサファリオリーブが勝ちました。騎乗したのは、この年の3月にデビューした新人・江田照男騎手でした。


 重賞初制覇が万馬券レースとなった江田照男騎手は、ご存知のようにこれまで人気薄の馬に乗って歴史的万馬券が出たレースで活躍してきました。江田照男騎手が「穴を開けた」と言えるレースは数多く、有名なところでは1998年の日経賞で12頭立ての12番人気、単勝355.7倍のテンジンショウグンに乗って勝ち、2000年のスプリンターズステークスでは16頭立ての16番人気、単勝257.5倍のダイタクヤマトで逃げ切って競馬ファンをアッと驚かせました。
 記憶に新しいところでは一昨年のヴィクトリアマイルですね。18頭立ての18番人気のミナレットで逃げて3着に残り、勝ったストレイトガールとのワイドが8万6300円、2着のケイアイエレガントとのワイドも8万6580円となり、3連単に至っては2070万5810円という歴史的高配当を生み出しました。


 今や「穴男」「穴騎手」の代表格とも言える江田照男ですが、新人騎手ながら重賞を制覇したこの新潟記念が彼の「穴男」としてのスタートだと言っても過言ではないでしょう。彼のような個性的な騎手は貴重だと思います。

第34問:『雨男』と『穴男』。どちらもいるんですよねぇ...。 [聴く『競馬クイズ』]
2017.08/29 競馬中継スタッフ 記事URL

【第34問】


 世の中には『雨男』や『雨女』と呼ばれる人達がいます。その人が外出すると、不思議と天気が悪くなって雨が降るという人達です。(ラジオNIKKEIのアナウンサーにもいます。誰かお分かりでしょうか?)
 そして、競馬の騎手には『穴男』と呼ばれる騎手がいます。不思議と人気のない馬を勝たせて、高配当を生み出す騎手です。それを踏まえて以下の実況をお聴きください。


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 今週は新潟記念が行われます。お聴きいただいたレースは、かなり昔の新潟記念です。このレースは波乱となり、連勝複式(今の枠番連勝)は万馬券(1万70円)となったのでした。
 それでは問題です。このレースの勝ち馬と騎乗した騎手の名前をズバリお答えください。若い方には難しいかもしれませんが、「穴男」「新潟記念」というのが大きなヒントです。


 それでは、ここで前回・第33問の正解を発表します。


<正解>6頭


 問題となったレースは、2006年9月3日に新潟競馬場で行われた第26回新潟2歳ステークスです。18頭立てのレースで、オーナー(馬主)が『(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン』の馬はマイネルーチェマイネルレーニアマイネバイレマイネヴェロナマイネルサニベルマイネルハーバードの6頭でした。


 新潟2歳ステークスはご存知のように外回りコースの1600メートル戦です。スタート地点は放送席から見てほぼ正面にあたり、スタートの良し悪しはよく分かります。
 しかし、そこから放送席から遠く離れた外回りコースの3コーナーへ向かうと、3コーナーの手前あたりで位置を上げていく馬などで馬群が固まることが多く、勝負服を斜め後ろから見ることもあって、見分けづらくなります。特に3コーナーで3頭が並ぶと外の馬は分かりづらいですね。そこに同じ勝負服が入れ替わっていくと実況アナウンサーにとっては厄介なレースになります。スンナリと縦長の展開となるのが一番いいのですが、そんな都合のいいことはあまりありません。


 さぁ、今週で夏競馬も終了です。皆さんにとって、今年の夏はどんな夏でしたか? 西日本と違って、東日本は8月は雨続きで、どうもパッとした夏ではなかったように思います。先週あたりから思い出したように暑さが戻ってきましたが、8月前半の日照不足はいろんなところで問題を起こしました。海の家、プールの売店などは大変でしたね。最後の夏競馬でスカッと馬券を的中させて、身も心もアツくなって秋を迎えられるように頑張りましょう!

第33回:眠れない夜、「○○○が1頭、○○○が2頭、○○○が3頭...」 [聴く『競馬クイズ』]
2017.08/22 競馬中継スタッフ 記事URL

【第33問】


 今回は即問題です。まず、以下のレース実況を聴いて答えていただきます。ただしレース実況を聴くことが出来るのは1回だけです。1回だけですよ!問題を読んで、繰り返して聴いてはいけません。それでは、1回だけ、よ~く聴いてください。


 レース実況はこちらから→聴く


 それでは問題です。このレースで、オーナー(馬主)が『(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン』の馬は何頭出走していたでしょう? 頭数をズバリお答えください。今から10年以上前のレースですから競馬ビギナーの方には難しいかもしれません。しかし、このレースは未勝利戦や下級条件のレースではありません。そして、今週だからこのレースについての問題を出しました。う~ん、このあたりはヒントになるかな...。


 今月5日に新潟競馬場で行われた第2レース(2歳未勝利戦・芝直線1000m)が話題となりました。それは、オーナーが『(有)ミルファーム』である馬が9頭も出走したためでした。このレースは16頭立てで、半分以上の馬が同じ勝負服だったわけです。9頭出しは、同一馬主による1レースのJRA最多記録ということでしたが、これは実況アナウンサー泣かせのレースです。


 第29問では小倉の「九州産馬限定の2歳新馬戦」で、毎年『テイエム』や『カシノ』などの冠名がついた馬が数多く出走する」ことに触れましたが、新潟でよもや「9頭出し」が見られるとは思いませんでした。また、『(有)ミルファーム』は冠名がなく、このレースに出走した9頭は、ラテンリズム、ナターシャ、ピカピカ、モッポサン、スプンタマンユ、カーネーション、オマツリサワギ、ドゥルガー、パリモンマルトルという馬名でしたから大変です。
 アナウンサーはそれぞれの馬名を騎手の帽子の色やゼッケンなどで判断して実況するわけで、このようなレースは本当に悩ましいレースです。(私としては他人事なので、9頭のうち6、7頭がゴール前で横に広がるシーンを期待していたのですが、そうはなりませんでした)


 それでは、ここで前回・第32問の正解を発表します。


<正解>[C] 佐々木晶三


 佐々木晶三調教師は、1974年に騎手デビュー。そして1979年の第39回桜花賞でホースメンテスコに騎乗して逃げ切り、みごとに優勝しました。ちなみにホースメンテスコは22頭立ての15番人気で、雨の降る不良馬場で2着のシーバードパークに3馬身半の差をつける快勝でした。
 また調教師としては、日本ダービー(キズナ)、宝塚記念(タップダンスシチー、アーネストリー)、ジャパンカップ(タップダンスシチー)、朝日杯フューチュリティステークス(コスモサンビーム)で平地GIレースを制しています。

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