第53問:3日連続で重賞を勝つ人もいれば、3日連続でハズす人もいる...。 [聴く『競馬クイズ』]
2018.01/15 競馬中継スタッフ 記事URL

【第53問】


 先々週、今年の開幕週となった3日間開催で、戸崎圭太騎手が史上初となるすごい記録を達成しました。
 6日の初日の中山金杯(セダブリランテス)を勝ち、翌日のフェアリーS(プリモシーン)も勝ち、そして3日目は京都に行ってシンザン記念(アーモンドアイ)も勝って、史上初の3日連続重賞制覇を成し遂げました。


 戸崎騎手は昨年171勝を挙げましたが、重賞勝ちは4勝だったのです。それが今年は早くも3つも重賞を勝ってしまったわけで、今年は昨年のミルコ・デムーロ騎手のように重賞レースを勝ちまくるかもしれませんね。


 さて、3日間連続で重賞を勝つこともすごいのですが、2012年には土日の2日間で重賞を3勝した騎手がいました。その騎手は誰でしょう、というのが今回の問題です。
 当時は話題となったので覚えている方も多いかと思います。土曜のメインの重賞を勝ち、翌日の日曜日は2つの重賞レースが組まれていて、結果3つとも勝ってしまったのです。この記録も今後なかなか出ないものだと思います。ズバリ、その騎手の名前をお答えください。


 5年以上も前のことなんか知らない、という方のために最初に勝った土曜の重賞のレース実況をご用意しました。これを聴いても分からないという方は、2勝目となったレースの実況をお聴きください。これはゴール前のごく短いものですが、これを聴けばお分かりになると思います。


 レース実況はこちらから→聴く


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 ご存知のように、戸崎騎手が勝った3重賞で騎乗した3頭は、ともに馬主が(有)シルクレーシングで、「馬主が同じ競走馬の3日連続重賞制覇」も史上初なのだそうです。関係者にとってみれば初笑いが3日続いたことになり、「こいつは春からものすごく縁起がいいや~」という感じでしょうね。私なんぞ今年はいまだ未勝利です(馬券が全くあたりません!)。ああ、羨ましい!


 それでは、ここで前回・第52問の正解を発表します。


<正解>エイシンフラッシュ


 エイシンフラッシュは、京成杯の後は皐月賞に直行しました。京成杯では横山典弘騎手とのコンビでしたが、皐月賞では内田博幸騎手とのコンビで11番人気という低い評価ながら3着。そして迎えた日本ダービーでは、7番人気ながら2着ローズキングダムにクビ差で勝ち、第77代日本ダービー馬となったのでした。先週の京成杯を勝ったあの馬は、はたして今年の3歳クラシックレースを制することができるでしょうか。


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★先週の「聴く『60秒競馬クイズ』」の<正解>新潟競馬場


 3連単のJRAレコードである2983万2950円が誕生したのは、2012年8月4日の新潟競馬第5レースでした。このレースはメイクデビュー新潟(2歳新馬)で17頭が出走し、勝った馬が14番人気、2着が12番人気と10番人気の同着でした。2着が同着だったので3連単の払い戻しが2通り存在することになりましたが、それでも歴史的大万馬券となったのです。もしも同着でなかったら、3000万は超えていたと思います。


 ちなみにこのレースの勝馬はミナレット。そう、2015年のヴィクトリアマイルで18番人気ながら3着に入り、3連単2070万5810円を生み出すことに貢献した馬です。まさにミナレットは「歴史的穴馬」と言えるでしょう。

第52問:クラシック戦線に名乗りを上げ、そして本番を! [聴く『競馬クイズ』]
2018.01/09 競馬中継スタッフ 記事URL

【第52問】


 年が明けて、早くも開幕週の3日間開催が終了しました。みなさん、今年のスタートはうまく切れましたでしょうか?
 「挑戦!聴く『競馬クイズ』」は2年目に入りました。今年も難問や珍問も出題しますが、どうぞお付き合いください。


 今週は中山競馬場で京成杯が行われます。明け3歳馬の重賞レースとして58回目となるレースも、不思議とこのレースの勝ち馬からはあまりクラシックレースの勝ち馬が出ません。


 かつては1975年のテスコガビー(桜花賞とオークスを制した歴史的牝馬)や1976年のクライムカイザー(日本ダービー馬)などがこのレースに出走しましたが、どうもあまりクラシックに結びつかないレースとなっています。
 その数少ない中で、1981年のテンモン(オークス馬)以来29年ぶりに、この京成杯を制した後に3歳クラシックレースを制した馬をお答えください。つまり、2010年の勝ち馬です。ヒントとして2010年の京成杯の実況を用意しました。もちろん勝ち馬抜き実況です。


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 ちなみに先週のシンザン記念も、その勝ち馬がクラシックホースとなったのは2002年のタニノギムレット以来出ていません。(4年前にはNHKマイルカップやマイルチャンピオンシップを制したミッキーアイルが勝ちましたが、クラシックレースには出走しませんでした)


 それでは、ここで前回・第51問の正解を発表します。


<正解>キョウエイマーチ


 距離が1600mとなった2000年の京都金杯は、1997年の桜花賞馬キョウエイマーチが2着アドマイヤカイザーに5馬身差をつけて快勝しました。6日に行われた京都金杯を制したあの馬は、今年の大舞台で活躍してくれるでしょうか。


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★先週の「聴く『60秒競馬クイズ』」の<正解>武豊騎手


 去年の京都金杯を勝ったエアスピネルに騎乗していたのは、武豊騎手です。武豊騎手は去年、GI・4勝を含めてJRAの重賞を13勝しました。
 去年最後の重賞レース・ホープフルステークスは2着となり、惜しくも「1年の最初と最後の重賞をどちらも制覇」ということにはなりませんでしたが、今年は前人未到の「JRA通算4000勝」という記録に注目が集まります。その歴史的快挙の日を楽しみに待ちたいと思います。

第51問:ああ、今年もダメだったか。来年こそ!(毎年言ってます) [聴く『競馬クイズ』]
2017.12/28 競馬中継スタッフ 記事URL

【第51問】


 今年、2017年の中央競馬が終了しました。皆さんにとって、今年の競馬はいかがでしたか?
 毎年のことですが、全てが終わると「ああ、あそこはこうするべきだったか」「やはりあの馬を狙うべきだったか」「ケチらずにあの馬も相手に押さえておくべきだった」などと1年間の失敗を嘆くばかりの日々を過ごします。愚痴をこぼすことだけにせず、反省すべきところは反省し、来年に繋げたいものです(ホント悲しいかな「今年は良かった!」と思うことがありません)。


 そして、すぐに来年はやってきます。2018年の中央競馬は1月6日に幕を開けます。来年も、年の初めの重賞は金杯です。


 金杯はご存知のように、中山金杯が2000mで、京都金杯が1600mで行われています。中山金杯は初めの頃は2600mで行われていて、2100m(ダート変更)で行われたことも2度ありました。それに対して京都金杯は1963年の第1回からずっと2000mで行われ、38回目となる2000年から距離が1600mとなりました


 それでは問題です。距離が1600mとなった最初の京都金杯を勝った馬をズバリお答えください。2000年です。けっこう知られていることだと思います。その馬名を聞けば、「ああ、あの馬だったか」と思うはずです。なにしろGIホースですから...ん、これは大きなヒントを出してしまいましたね。それでも分からないという方は「勝ち馬抜きレース実況」を聴いてください。


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 2000年の京都金杯を制したこの馬は、主にマイル戦で活躍しました。引退するまでに8勝しましたが、このレースが最後の勝ち星となりました。同期のライバルにはあの○○○ドーベルがいましたね。う~ん、これもすごいヒントだな。


 それでは、ここで前回・第50問の正解を発表します。


<正解>1着テンポイント、2着トウショウボーイ、3着グリーングラス


 競馬史に残る『TTG』と呼ばれた同期の3頭です。1976年と1977年の競馬を大いに盛り上げたライバル同士でした。物語のヒーローには、良きライバルが必要です。前年の有馬記念でトウショウボーイに敗れたテンポイントがマッチレースで雪辱を果たしたレースは、名勝負として日本の競馬史に刻まれています。


 さて、キタサンブラックは去り、来年の競馬を盛り上げるヒーローは4歳になるレイデオロでしょうか? 同期のライバル、有馬記念で4着となったスワーヴリチャードとの再対決はいつになるのでしょう。去年のクラシックホースのディーマジェスティは引退し、マカヒキは骨折して休養することになりました。しかし、サトノダイヤモンドは来年こそ活躍してくれることでしょう。
 また、明け3歳馬には無敗のダノンプレミアム、ワグネリアンなどがいて、これらの対戦が楽しみです。


 さぁ、2018年はどんなレースが繰り広げられるのでしょう。来年もラジオNIKKEIの競馬中継でお楽しみください。そして2018年の「挑戦!聴く『競馬クイズ』」は、開幕週の3日間開催が終わった後に第52問をお送りする予定です。来年もよろしくお願いいたします。

 
 皆さん、よいお年を!

第50問:昨年は人気馬3頭で決まった有馬記念。はたして今年は...? [聴く『競馬クイズ』]
2017.12/19 競馬中継スタッフ 記事URL

【第50問】


 皆さん、いよいよです。ついに有馬記念を迎えます。今年は12月24日ですから、ぜひとも楽しいクリスマスイブを迎えたいと日本中の人がイレ込むことでしょう。それでいいのです。思いっきりイレ込んでください。


 さて、12月に入って大変な馬券が誕生しています。中京と中山では3連単が2000万を超える歴史的大万馬券が出て、先週も中京では土曜に261万馬券、日曜には416万という大万馬券が出ました。どこもたいへん荒れています。この流れでいくと有馬記念は波乱の結果となるのでしょうか?


 昨年の有馬記念を覚えていますか? 堅かったですねぇ。1番人気が勝ち、2番人気が2着で3番人気が3着でした。人気馬3頭が人気順にゴールに入ったのでした。この『1番人気が勝ち、2番人気が2着で3番人気が3着』という有馬記念は、過去61回の中で2回しかありません。それは昨年と、今から40年前の有馬記念でした。
 「ははぁ、40年前の1、2、3着馬を答えろと言うんだろう」ですって? その通りです!
 しかし、40年前と言われてもピンときませんので、40年前・1977年の有馬記念の実況を聴いてお答えください。


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 1977年12月18日に行われた第22回有馬記念は、名勝負として語り草になっているレースです。ズバリ、このレースの1着馬、2着馬、3着馬をお答えください。日本の競馬史に残るレースですからご存知の方も多いかと思います。簡単ですね。


 それでは、ここで前回・第49問の正解を発表します。


<正解>ヒシアマゾン


 ナリタブライアンに3馬身の差をつけられたとはいえ、ヒシアマゾンは強い牝馬でした。前年の1993年に阪神3歳牝馬ステークスに勝つと、年明け初戦の京成杯こそ2着でしたが、その後のクイーンカップからエリザベス女王杯まで6連勝。初めて古馬と対戦した有馬記念でも、ライスシャワーやネーハイシーザーといった強豪に先着したのですから大したものです。
 また、この6連勝には1200mのクリスタルカップから当時2400mだったエリザベス女王杯まで、距離が短くても長くても勝っていったのですから凄いですね。外国産馬で、当時は桜花賞とオークスには出られなかったヒシアマゾン。もしも出走していたなら「牝馬三冠」を達成していたかもしれません。もしそうなっていたら、この1994年の有馬記念は三冠馬と牝馬三冠の馬のワン・ツーということになったのですね。


 さて、話が戻りますが、『1番人気が勝ち、2番人気が2着で3番人気が3着』となった1977年の次の年の有馬記念は大波乱になったことをご存知ですか?
 15頭が出走した1978年の第23回有馬記念は。1番人気のプレストウコウが12着に敗れ、勝ったのは9番人気のカネミノブでした。2着は10番人気のインターグロリア、3着は8番人気のメジロイーグルでした。連勝複式(今の枠連)が7330円という高配当になりましたが、当時3連単があったら100万馬券になったかもしれません。
 2度目となる『1番人気が勝ち、2番人気が2着で3番人気が3着』になった年の"次"の有馬記念は、はたしてどんな結果となるのでしょう。

第49問:今年は3歳馬が何頭出るのだろう。あと2週と1日!! [聴く『競馬クイズ』]
2017.12/12 競馬中継スタッフ 記事URL

【第49問】


 今年もいよいよ残りわずか。師走の慌しさが感じられますね。中央競馬も残りは2週と1日です。さぁ、今回も有馬記念に関する問題です。


 さて、突然ですが、以下の8頭には有馬記念で共通することがあります。


 トウショウボーイ、シンボリルドルフ、ダイナガリバー、オグリキャップ、グラスワンダー、シンボリクリスエス、オルフェーヴル、ゴールドシップ


 共通することは、「3歳時に有馬記念を制した」ことです。過去に3歳馬が有馬記念を制したことはけっこう多いですね。昨年のサトノダイヤモンドもそうでした。
 それでは、有馬記念が3歳馬同士でワンツーフィニッシュとなったことは、何回あるかご存知ですか?


 答えは3回。1976年の第21回有馬記念(1着トウショウボーイ・2着テンポイント)と、1983年の第28回のレース(1着リードホーユー・2着テュデナムキング)。そしてもう1回は以下のレースです。実況をお聴きください。


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 このレースは、1994年に行われた第39回有馬記念です。この年に三冠馬となった3歳馬のナリタブライアンが快勝したレースです。そして、このレースも3歳馬の2頭が1着、2着となったのです。
 それでは、ここで問題です。この有馬記念でナリタブライアンの2着となった3歳馬の名前をお答えください(レース実況は編集して2着馬は削除していました。何が問題になるのかも分かりましたかね)。もう23年前になりますが、この時2着になった馬もその強さで知られた名馬ですから、今回の問題は簡単ですね。
 

 それでは、ここで前回・第48問の正解を発表します。


<正解>テイエムオペラオー


 テイエムオペラオーは凄い馬でした。4歳時の2000年は、まさに敵なしでした。春は天皇賞(春)と宝塚記念、秋は天皇賞(秋)とジャパンカップ、そして有馬記念まで制して古馬の主要GIレースを独占し、この年は8戦8勝というパーフェクトな成績を残しました。


 しかし翌2002年、天皇賞(春)は勝って連覇したものの、宝塚記念、天皇賞(秋)、そしてジャパンカップまでも2着に敗れました。敗れたとはいえ2着ですから決して惨敗というわけではありません。最後となった有馬記念でも、力の衰えはないとみたファンにより1番人気におされましたが、デビュー以来最も下の着順となる5着という結果に終わりました。


 実況に出てくるメイショウドトウで分かったという方も多かったと思います。長くテイエムオペラオーのライバルとして戦ったメイショウドトウもこのレースが最後となったのですが、4着に終わりました。「勝って終わる」ということは、一時代を築いたスターホースであっても難しいことなんですね。

第48問:「有終の美」。あの馬は今年の有馬記念で... [聴く『競馬クイズ』]
2017.12/05 競馬中継スタッフ 記事URL

【第48問】


 今回も引き続き、有馬記念に関する問題をお送りいたします。有馬記念は、その年の最後に行われる(今年は28日もありますが)レースであることが大きな意味を持っていると思っています。最後だから、その馬の現役最後のレース、「ラストラン」ということになるケースも多く、これまで数多くのスターホースが有馬記念を走って引退を迎えました。


 そして、そのラストランとなった有馬記念を勝って、有終の美を飾った馬と言えば、そうです。オグリキャップはまさにそうでした。他にディープインパクト、最近ではオルフェーヴルやジェンティルドンナがそうでした。


 逆にラストランの有馬記念を勝てなかった馬は、古くはハイセイコーがそうでした。タニノチカラの2着となってターフを去って行きました。タマモクロスも3歳のオグリキャップに負けて2着でした。3歳時に有馬記念を制したゴールドシップは、引退レースとなった4度目の有馬記念では8着に敗れました。


 それでは問題です。以下の実況は有馬記念のレース実況です。
 このレースを最後に引退した馬で、前年に続く有馬記念連覇を狙ったものの敗れ、有終の美を飾ることが出来なかった馬の名前をお答えください。その敗れた馬はもちろん編集してカットしてありますが、すぐにお分かりになると思います。今回は簡単な問題です。


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 それでは、ここで前回・第47問の正解を発表します。


<正解>[C] ダイナアクトレス


 ダイナアクトレスは、ジャパンカップで日本馬最先着となる3着と健闘したことが評価されてこの有馬記念では2番人気になりました。しかし、秋5戦目となったこのレースでは7着に終わりました。


 ちなみにこのレースの3着は14番人気ハシケンエルドでした。上位3頭が10番人気、7番人気、14番人気でしたから、この時3連単があったなら確実に数百万の大万馬券になったはずです。ホントあのレースにはビックリしましたねぇ。

第47問:ホント大変なレースでした。あれから30年かぁ...。 [聴く『競馬クイズ』]
2017.11/28 競馬中継スタッフ 記事URL

【第47問】


 いよいよ12月です。今年の中央競馬もあと4週と1日(今年の中央競馬は28日も開催があります)です。クリスマスイブに行われる今年の有馬記念へ向けて、これから4週間は有馬記念にちなんだ問題をお送りします。


 ダービーは3歳ナンバーワンを決めるレースで、例えるなら青春真っ盛りの高校生が戦う夏の甲子園の決勝戦でしょう。対して有馬記念はファン投票で出走馬が決まるので、プロ野球のオールスターゲームであり、この結果によって年度代表馬が決まるケースが多いので日本シリーズであると言うこともできると思います。
 個人的には有馬記念が全てのレースの中で一番好きです。年末の風物詩であり、これで今年も終わり(今年はまだ1日ありますが)という思いが、よりこのレースを他のレースとは違うものにしていると思っています。


 さて、そんな有馬記念は荒れるレースとしても知られています
 波乱となった有馬記念といえばどの年のレースを思い起こしますか? 単勝137.9倍のダイユウサクが勝ったのが1991年。15番人気のメジロパーマーが勝ったのが翌1992年でした。1番人気のダイワスカーレットが逃げ切ったものの、2着が14番人気アドマイヤモナークで3着が10番人気エアシェイディとなったのは2008年でした。
 古くは人気薄の2頭の「行った行った」で決まってハイセイコーが3着に終わり、連勝複式(今の枠連)が1万3300円の万馬券となった1973年ですね。いくつものアッと驚くレースがありました。


 その中で極めつけと言えるのが、1987年の有馬記念でした。その実況をお聴きください。


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 1987年の有馬記念は3番人気の日本ダービー馬メリーナイスがスタート直後に落馬、皐月賞と菊花賞の2冠を制した1番人気サクラスターオーが競走中止となるとんでもないレースだったのです。さらに、勝ったのが10番人気のメジロデュレンで2着が7番人気のユーワジェームス、連勝複式は1万6300円の万馬券でした。サクラスターオーの故障で、中山競馬場には悲鳴にも似た声が響いたことを覚えています。そして人気薄の2頭で決まって万馬券でしたから、レース後は大歓声が「ええ~!」というどよめきに変わったものでした。


 それでは問題です。1番人気と3番人気が競走中止となったこのレースで、2番人気になった馬をお答えください。「そんな30年前のレースの2番人気なんて知っていても偉くない!」と言う方もいらっしゃるでしょう。どうか怒らずに以下の3頭の中から選んでください。あれからもう30年...。月日がたつのは本当に早いものですね。


[A] マックスビューティ [B] ダイナガリバー [C] ダイナアクトレス


 それでは、ここで前回・第46問の正解を発表します。


<正解>[B] 3頭ともハナ差で勝った


 ランフランコ・デットーリ騎手はシングスピールの他に、2002年にファルブラヴで、そして2005年にはアルカセットでジャパンカップを勝っています。そして、勝った3回のレースはすべてハナ差勝ちでした。シングスピールはファビラスラフインに、ファルブラヴはサラファンに、そしてアルカセットはハーツクライに際どいハナ差で勝ったのです。デットーリ騎手の勝負強さには驚かされたものです。


 ちなみに、シングスピールはイギリス馬で単勝4番人気。ファルブラヴはイタリア馬で9番人気、アルカセットはイギリスの所属で3番人気でした。そしてファルブラヴが勝った時は2着サラファンも11番人気という人気薄でしたから、馬単は4万5850円、馬連でも2万5600円という万馬券となり、これもまたビックリしたものでした。


 デットーリ騎手は、2011年には短期騎手免許を取得して、オルフェーヴルが勝った日本ダービーで騎乗したこともありました。いつかまた日本に来て、ファンをアッと言わせる騎乗を見せて欲しいものです。

第46問:凱旋門賞を制したあの人は、ジャパンカップも3勝しているんですよね。 [聴く『競馬クイズ』]
2017.11/21 競馬中継スタッフ 記事URL

【第46問】


 秋競馬のGIも後半戦に突入して、今週はいよいよジャパンカップです。今年すでにGIを3勝している王者キタサンブラックに、今年のダービー馬レイデオロがどう立ち向かうのかが一番の注目かと思われます。キタサンブラックが勝てば去年に続いての年度代表馬は決まりでしょう。レイデオロが勝てば? う~ん、どうでしょうか。


 まず、問題の前に懐かしのジャパンカップ、1996年のレース実況をお聴きください。


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 お聴きいただいたのは21年前、第16回ジャパンカップです。このレースを制したのは海外から参戦したシングスピールで、騎乗していたのはランフランコ・デットーリ騎手でした。ランフランコ・デットーリ騎手といえば、そう、今年の凱旋門賞をエネイブルで勝ちましたね。もう46歳ですが、衰え知らずの彼は世界のトップジョッキーとしてこれからも活躍することでしょう。


 それでは、今回の問題です。デットーリ騎手は、ジャパンカップをこれまで3回制しています。すぐにシングスピール以外の勝ち馬の名前が浮かんできますか?
 デットーリ騎手が騎乗してジャパンカップを制した3頭に共通していることが今回の問題です。以下の3つの中からお答えください。ちょっと今回は難しい問題でしたかね?


[A] 3頭とも単勝2番人気だった
[B] 3頭ともハナ差で勝った
[C] 3頭ともイギリスの所属馬だった


 それでは、ここで前回・第45問の正解を発表します。


<正解>ダイタクヘリオス


 ダイタクヘリオスは、マイルチャンピオンシップの1991年と1992年の勝ち馬です。頭の高い走り方が特徴で、先行して早めに先頭に立って押し切るというレースで勝利を挙げていました。
 初めて勝った重賞レースは1200mのクリスタルカップでしたが、2000mの高松宮杯や1800mの毎日王冠も勝ち、最後のレースとなった有馬記念では勝ったメジロパーマーと一緒に先行して、あわやのシーンを見せたものでした。個性的な名馬だったと思います。

第45問:GIを連覇するなんて、スゴイことですよね。 [聴く『競馬クイズ』]
2017.11/16 競馬中継スタッフ 記事URL

【第45問】


 今週は秋のベストマイラー決定戦、マイルチャンピオンシップが行われます。今回は素直にマイルチャンピオンシップの勝ち馬に関する問題をお送りします。


 今年で34回目を迎えるマイルチャンピオンシップ。過去33回で、このレースを2年連続で制した馬をお答えいただきます。これまで何頭の馬が連覇を達成したかご存知ですか?
 意外と多いのです。調べてみてちょっと驚きました。5頭もいるのです。この5頭を全て言えますか?
 この5頭のうち、4頭は以下の通りです。


ニホンピロウイナー
 このレースの第1回の覇者、初代のチャンピオンで、1984年に続いて翌1985年も制した名マイラーです。
タイキシャトル
 マイルの海外G1までも制した歴史的名馬です。3歳時の1997年に勝ち、1998年は2着に5馬身もの差をつけて連覇しました。その後の引退レースとなったスプリンターズステークスで負けた時はビックリしたものです。
デュランダル
 2003年、2004年と連覇。強烈な末脚が武器でした。
ダイワメジャー
 2006年、2007年と連覇。安田記念も勝ち、マイルだけでなく、2000メートルの皐月賞や天皇賞(秋)も制した名馬です。


 それでは問題です。これら4頭の他にマイルチャンピオンシップを連覇した馬をお答えください。けっこう昔の馬なので、若い方には難しいかもしれません。ヒントとして連覇をした1992年のレース実況を用意しました。もちろん勝ち馬抜き実況です。


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 「実況を聴いてもさっぱり分からん!」という方が多いでしょうか。しかし、2着や3着になった馬はなじみがある馬だと思います。あの馬たちと戦って連覇を達成した馬の名前をお答えください。


 それでは、ここで前回・第44問の正解を発表します。


<正解>【出来事】D:ベルリンの壁崩壊 【払戻金】C:4万3060円


 このレースは第14回エリザベス女王杯で、1989年11月12日に行われました。当時はまだ秋華賞がなく、3歳牝馬の3冠目としてのGIレースで、この年は20頭立てで行われたのでした。


 このレースは豪華メンバーが揃いました。桜花賞馬のシャダイカグラ、オークス馬のライトカラー。クイーンステークスを制したメジロモントレー、デビューから3連勝でクイーンカップを勝ったカッティングエッジ、さらにオークスの上位馬などなど。3歳の女王決定戦にふさわしいメンバーでした。


 しかし、勝ったのは最低20番人気のサンドピアリスだったのです。最後の直線で1番人気シャダイカグラが下がり、他の人気馬もまるで伸びないのを見て、「どうなっているんだ!」と思ったものでした。そして抜け出てきたのがサンドピアリスでしたから、私の狙いはベルリンの壁のように崩壊したのでした。このレースの2日前、1989年11月10日に、東ドイツはベルリンで西側への通過地点を増やすと発表。東ベルリンの2ヵ所でベルリンの壁の一部を取り壊し始め、東西対立の象徴的存在だった壁が28年ぶりに崩壊したのです。
 
 さらに払戻金を見てまたビックリ! 4万3060円なんて単勝を初めて見ました。今もこれがJRAの重賞での単勝の最高配当です。今後重賞レースでこの払戻金を上回るものは出てこないと思います。本当に衝撃的でした。

 なお、「ダメ虎」、「阪神は大阪の恥」とまで言われた阪神タイガースが21年ぶりに優勝したのは1985年です。この年は日本シリーズも制覇したのです。バース、掛布、岡田の「バックスクリーン3連発」には興奮しましたねぇ。日本国有鉄道(国鉄)が分割民営化され、JRグループ11法人と国鉄精算事業団が発足したのは1987年です。本州と北海道を結ぶ青函トンネルの使用が開始されたのは1988年、これにより青函連絡船は廃止されました。そして、共通一次試験に替わる大学入学センター試験がスタートしたのは1990年でした。

第44問:あれは衝撃的だった。まさに歴史的事件だった。 [聴く『競馬クイズ』]
2017.11/07 競馬中継スタッフ 記事URL

【第44問】


 今回は歴史の知識を問う問題です。まず、レース実況をお聴きください。


 レース実況はこちらから→聴く


 それでは、さっそく問題です。お聴きいただいた実況のレースは「歴史的なレース」でした。どういうことで歴史的であったかを書くと答えになってしまうのでお教え出来ません。まず、このレースが行われた年と同じ年に起きた出来事を、以下の5つの中から選んでください。選択肢の5つの出来事は、どれもよく知られた出来事です。
 さらに、このレースの単勝の払戻金を以下の3つの中から選んでください。


【出来事】
[A] 阪神タイガースが21年ぶりに優勝
[B] 国鉄が分割民営化
[C] 青函トンネル使用開始
[D] ベルリンの壁崩壊
[E] 大学入学センター試験がスタート


【払戻金】
[A] 2万9060円
[B] 3万8060円
[C] 4万3060円


 このレースは、荒れたのです。歴史的大波乱でした。実況で「伏兵の...」と言っているように人気薄の馬が勝ったのです。そして、このレースが行われる2日前に歴史的な出来事があったのです。えっ、せめてレース名だけでも教えろ、ですって? 今週行われるレースは...これが今回のヒントになるでしょうか。う~ん、今回は難しかったかなぁ。


 それでは、ここで前回・第43問の正解を発表します。


<正解>レース名:ジャパンカップ 勝ち馬:ディープインパクト


 今はフルゲートが18頭ですが、昔のGIレースは出走頭数が多く、私が会社に入って初めて放送席から見たGIレースは26頭立てでした。1985年、シリウスシンボリが勝ったダービーです。競馬場に初めて行ったのがその日だったのでビックリしましたね。私は競馬を全く知らずに会社に入ったので、こんな広いところを走る馬を双眼鏡で見てしゃべるなんて人間技じゃないと思ったものでした。そしてダービーで26頭がドド~ッとスタンド前から1コーナーに殺到する様にまたビックリしました。ホント壮観でしたね。


 あれはあれで迫力があり、見る側としては楽しめました。実況は絶対やりたくないですが、もう一度25頭を超えるような多頭数のレースを見てみたいと思いますね。

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