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『競馬は記憶のスポーツ』と言われます。レース、出走した馬、騎乗した騎手、その馬の調教師、血統(父、母、兄弟)、過去の勝ち馬など、覚えようと思えば星の数ほどあります。しかし、それらを知ること、覚えることは競馬の楽しみの1つでもあると言えるでしょう。

このサイトでは、過去のレースにまつわる記録や出来事をクイズにして皆さんにお楽しみいただきます。毎週問題を出題し、翌週答えを発表いたします。ラジオNIKKEIですから、レース実況を問題やヒントとしてお聴かせします。時々マニアックなクイズも出します。ぜひ挑戦してみてください。

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第48問:「有終の美」。あの馬は今年の有馬記念で... [聴く『競馬クイズ』]

2017.12/05 競馬中継スタッフ 記事URL

【第48問】


 今回も引き続き、有馬記念に関する問題をお送りいたします。有馬記念は、その年の最後に行われる(今年は28日もありますが)レースであることが大きな意味を持っていると思っています。最後だから、その馬の現役最後のレース、「ラストラン」ということになるケースも多く、これまで数多くのスターホースが有馬記念を走って引退を迎えました。


 そして、そのラストランとなった有馬記念を勝って、有終の美を飾った馬と言えば、そうです。オグリキャップはまさにそうでした。他にディープインパクト、最近ではオルフェーヴルやジェンティルドンナがそうでした。


 逆にラストランの有馬記念を勝てなかった馬は、古くはハイセイコーがそうでした。タニノチカラの2着となってターフを去って行きました。タマモクロスも3歳のオグリキャップに負けて2着でした。3歳時に有馬記念を制したゴールドシップは、引退レースとなった4度目の有馬記念では8着に敗れました。


 それでは問題です。以下の実況は有馬記念のレース実況です。
 このレースを最後に引退した馬で、前年に続く有馬記念連覇を狙ったものの敗れ、有終の美を飾ることが出来なかった馬の名前をお答えください。その敗れた馬はもちろん編集してカットしてありますが、すぐにお分かりになると思います。今回は簡単な問題です。


 レース実況はこちらから→聴く


 それでは、ここで前回・第47問の正解を発表します。


<正解>[C] ダイナアクトレス


 ダイナアクトレスは、ジャパンカップで日本馬最先着となる3着と健闘したことが評価されてこの有馬記念では2番人気になりました。しかし、秋5戦目となったこのレースでは7着に終わりました。


 ちなみにこのレースの3着は14番人気ハシケンエルドでした。上位3頭が10番人気、7番人気、14番人気でしたから、この時3連単があったなら確実に数百万の大万馬券になったはずです。ホントあのレースにはビックリしましたねぇ。

第47問:ホント大変なレースでした。あれから30年かぁ...。 [聴く『競馬クイズ』]

2017.11/28 競馬中継スタッフ 記事URL

【第47問】


 いよいよ12月です。今年の中央競馬もあと4週と1日(今年の中央競馬は28日も開催があります)です。クリスマスイブに行われる今年の有馬記念へ向けて、これから4週間は有馬記念にちなんだ問題をお送りします。


 ダービーは3歳ナンバーワンを決めるレースで、例えるなら青春真っ盛りの高校生が戦う夏の甲子園の決勝戦でしょう。対して有馬記念はファン投票で出走馬が決まるので、プロ野球のオールスターゲームであり、この結果によって年度代表馬が決まるケースが多いので日本シリーズであると言うこともできると思います。
 個人的には有馬記念が全てのレースの中で一番好きです。年末の風物詩であり、これで今年も終わり(今年はまだ1日ありますが)という思いが、よりこのレースを他のレースとは違うものにしていると思っています。


 さて、そんな有馬記念は荒れるレースとしても知られています
 波乱となった有馬記念といえばどの年のレースを思い起こしますか? 単勝137.9倍のダイユウサクが勝ったのが1991年。15番人気のメジロパーマーが勝ったのが翌1992年でした。1番人気のダイワスカーレットが逃げ切ったものの、2着が14番人気アドマイヤモナークで3着が10番人気エアシェイディとなったのは2008年でした。
 古くは人気薄の2頭の「行った行った」で決まってハイセイコーが3着に終わり、連勝複式(今の枠連)が1万3300円の万馬券となった1973年ですね。いくつものアッと驚くレースがありました。


 その中で極めつけと言えるのが、1987年の有馬記念でした。その実況をお聴きください。


 レース実況はこちらから→聴く


 1987年の有馬記念は3番人気の日本ダービー馬メリーナイスがスタート直後に落馬、皐月賞と菊花賞の2冠を制した1番人気サクラスターオーが競走中止となるとんでもないレースだったのです。さらに、勝ったのが10番人気のメジロデュレンで2着が7番人気のユーワジェームス、連勝複式は1万6300円の万馬券でした。サクラスターオーの故障で、中山競馬場には悲鳴にも似た声が響いたことを覚えています。そして人気薄の2頭で決まって万馬券でしたから、レース後は大歓声が「ええ~!」というどよめきに変わったものでした。


 それでは問題です。1番人気と3番人気が競走中止となったこのレースで、2番人気になった馬をお答えください。「そんな30年前のレースの2番人気なんて知っていても偉くない!」と言う方もいらっしゃるでしょう。どうか怒らずに以下の3頭の中から選んでください。あれからもう30年...。月日がたつのは本当に早いものですね。


[A] マックスビューティ [B] ダイナガリバー [C] ダイナアクトレス


 それでは、ここで前回・第46問の正解を発表します。


<正解>[B] 3頭ともハナ差で勝った


 ランフランコ・デットーリ騎手はシングスピールの他に、2002年にファルブラヴで、そして2005年にはアルカセットでジャパンカップを勝っています。そして、勝った3回のレースはすべてハナ差勝ちでした。シングスピールはファビラスラフインに、ファルブラヴはサラファンに、そしてアルカセットはハーツクライに際どいハナ差で勝ったのです。デットーリ騎手の勝負強さには驚かされたものです。


 ちなみに、シングスピールはイギリス馬で単勝4番人気。ファルブラヴはイタリア馬で9番人気、アルカセットはイギリスの所属で3番人気でした。そしてファルブラヴが勝った時は2着サラファンも11番人気という人気薄でしたから、馬単は4万5850円、馬連でも2万5600円という万馬券となり、これもまたビックリしたものでした。


 デットーリ騎手は、2011年には短期騎手免許を取得して、オルフェーヴルが勝った日本ダービーで騎乗したこともありました。いつかまた日本に来て、ファンをアッと言わせる騎乗を見せて欲しいものです。

第46問:凱旋門賞を制したあの人は、ジャパンカップも3勝しているんですよね。 [聴く『競馬クイズ』]

2017.11/21 競馬中継スタッフ 記事URL

【第46問】


 秋競馬のGIも後半戦に突入して、今週はいよいよジャパンカップです。今年すでにGIを3勝している王者キタサンブラックに、今年のダービー馬レイデオロがどう立ち向かうのかが一番の注目かと思われます。キタサンブラックが勝てば去年に続いての年度代表馬は決まりでしょう。レイデオロが勝てば? う~ん、どうでしょうか。


 まず、問題の前に懐かしのジャパンカップ、1996年のレース実況をお聴きください。


 レース実況はこちらから→聴く


 お聴きいただいたのは21年前、第16回ジャパンカップです。このレースを制したのは海外から参戦したシングスピールで、騎乗していたのはランフランコ・デットーリ騎手でした。ランフランコ・デットーリ騎手といえば、そう、今年の凱旋門賞をエネイブルで勝ちましたね。もう46歳ですが、衰え知らずの彼は世界のトップジョッキーとしてこれからも活躍することでしょう。


 それでは、今回の問題です。デットーリ騎手は、ジャパンカップをこれまで3回制しています。すぐにシングスピール以外の勝ち馬の名前が浮かんできますか?
 デットーリ騎手が騎乗してジャパンカップを制した3頭に共通していることが今回の問題です。以下の3つの中からお答えください。ちょっと今回は難しい問題でしたかね?


[A] 3頭とも単勝2番人気だった
[B] 3頭ともハナ差で勝った
[C] 3頭ともイギリスの所属馬だった


 それでは、ここで前回・第45問の正解を発表します。


<正解>ダイタクヘリオス


 ダイタクヘリオスは、マイルチャンピオンシップの1991年と1992年の勝ち馬です。頭の高い走り方が特徴で、先行して早めに先頭に立って押し切るというレースで勝利を挙げていました。
 初めて勝った重賞レースは1200mのクリスタルカップでしたが、2000mの高松宮杯や1800mの毎日王冠も勝ち、最後のレースとなった有馬記念では勝ったメジロパーマーと一緒に先行して、あわやのシーンを見せたものでした。個性的な名馬だったと思います。

第45問:GIを連覇するなんて、スゴイことですよね。 [聴く『競馬クイズ』]

2017.11/16 競馬中継スタッフ 記事URL

【第45問】


 今週は秋のベストマイラー決定戦、マイルチャンピオンシップが行われます。今回は素直にマイルチャンピオンシップの勝ち馬に関する問題をお送りします。


 今年で34回目を迎えるマイルチャンピオンシップ。過去33回で、このレースを2年連続で制した馬をお答えいただきます。これまで何頭の馬が連覇を達成したかご存知ですか?
 意外と多いのです。調べてみてちょっと驚きました。5頭もいるのです。この5頭を全て言えますか?
 この5頭のうち、4頭は以下の通りです。


ニホンピロウイナー
 このレースの第1回の覇者、初代のチャンピオンで、1984年に続いて翌1985年も制した名マイラーです。
タイキシャトル
 マイルの海外G1までも制した歴史的名馬です。3歳時の1997年に勝ち、1998年は2着に5馬身もの差をつけて連覇しました。その後の引退レースとなったスプリンターズステークスで負けた時はビックリしたものです。
デュランダル
 2003年、2004年と連覇。強烈な末脚が武器でした。
ダイワメジャー
 2006年、2007年と連覇。安田記念も勝ち、マイルだけでなく、2000メートルの皐月賞や天皇賞(秋)も制した名馬です。


 それでは問題です。これら4頭の他にマイルチャンピオンシップを連覇した馬をお答えください。けっこう昔の馬なので、若い方には難しいかもしれません。ヒントとして連覇をした1992年のレース実況を用意しました。もちろん勝ち馬抜き実況です。


レース実況はこちらから→聴く


 「実況を聴いてもさっぱり分からん!」という方が多いでしょうか。しかし、2着や3着になった馬はなじみがある馬だと思います。あの馬たちと戦って連覇を達成した馬の名前をお答えください。


 それでは、ここで前回・第44問の正解を発表します。


<正解>【出来事】D:ベルリンの壁崩壊 【払戻金】C:4万3060円


 このレースは第14回エリザベス女王杯で、1989年11月12日に行われました。当時はまだ秋華賞がなく、3歳牝馬の3冠目としてのGIレースで、この年は20頭立てで行われたのでした。


 このレースは豪華メンバーが揃いました。桜花賞馬のシャダイカグラ、オークス馬のライトカラー。クイーンステークスを制したメジロモントレー、デビューから3連勝でクイーンカップを勝ったカッティングエッジ、さらにオークスの上位馬などなど。3歳の女王決定戦にふさわしいメンバーでした。


 しかし、勝ったのは最低20番人気のサンドピアリスだったのです。最後の直線で1番人気シャダイカグラが下がり、他の人気馬もまるで伸びないのを見て、「どうなっているんだ!」と思ったものでした。そして抜け出てきたのがサンドピアリスでしたから、私の狙いはベルリンの壁のように崩壊したのでした。このレースの2日前、1989年11月10日に、東ドイツはベルリンで西側への通過地点を増やすと発表。東ベルリンの2ヵ所でベルリンの壁の一部を取り壊し始め、東西対立の象徴的存在だった壁が28年ぶりに崩壊したのです。
 
 さらに払戻金を見てまたビックリ! 4万3060円なんて単勝を初めて見ました。今もこれがJRAの重賞での単勝の最高配当です。今後重賞レースでこの払戻金を上回るものは出てこないと思います。本当に衝撃的でした。

 なお、「ダメ虎」、「阪神は大阪の恥」とまで言われた阪神タイガースが21年ぶりに優勝したのは1985年です。この年は日本シリーズも制覇したのです。バース、掛布、岡田の「バックスクリーン3連発」には興奮しましたねぇ。日本国有鉄道(国鉄)が分割民営化され、JRグループ11法人と国鉄精算事業団が発足したのは1987年です。本州と北海道を結ぶ青函トンネルの使用が開始されたのは1988年、これにより青函連絡船は廃止されました。そして、共通一次試験に替わる大学入学センター試験がスタートしたのは1990年でした。

第44問:あれは衝撃的だった。まさに歴史的事件だった。 [聴く『競馬クイズ』]

2017.11/07 競馬中継スタッフ 記事URL

【第44問】


 今回は歴史の知識を問う問題です。まず、レース実況をお聴きください。


 レース実況はこちらから→聴く


 それでは、さっそく問題です。お聴きいただいた実況のレースは「歴史的なレース」でした。どういうことで歴史的であったかを書くと答えになってしまうのでお教え出来ません。まず、このレースが行われた年と同じ年に起きた出来事を、以下の5つの中から選んでください。選択肢の5つの出来事は、どれもよく知られた出来事です。
 さらに、このレースの単勝の払戻金を以下の3つの中から選んでください。


【出来事】
[A] 阪神タイガースが21年ぶりに優勝
[B] 国鉄が分割民営化
[C] 青函トンネル使用開始
[D] ベルリンの壁崩壊
[E] 大学入学センター試験がスタート


【払戻金】
[A] 2万9060円
[B] 3万8060円
[C] 4万3060円


 このレースは、荒れたのです。歴史的大波乱でした。実況で「伏兵の...」と言っているように人気薄の馬が勝ったのです。そして、このレースが行われる2日前に歴史的な出来事があったのです。えっ、せめてレース名だけでも教えろ、ですって? 今週行われるレースは...これが今回のヒントになるでしょうか。う~ん、今回は難しかったかなぁ。


 それでは、ここで前回・第43問の正解を発表します。


<正解>レース名:ジャパンカップ 勝ち馬:ディープインパクト


 今はフルゲートが18頭ですが、昔のGIレースは出走頭数が多く、私が会社に入って初めて放送席から見たGIレースは26頭立てでした。1985年、シリウスシンボリが勝ったダービーです。競馬場に初めて行ったのがその日だったのでビックリしましたね。私は競馬を全く知らずに会社に入ったので、こんな広いところを走る馬を双眼鏡で見てしゃべるなんて人間技じゃないと思ったものでした。そしてダービーで26頭がドド~ッとスタンド前から1コーナーに殺到する様にまたビックリしました。ホント壮観でしたね。


 あれはあれで迫力があり、見る側としては楽しめました。実況は絶対やりたくないですが、もう一度25頭を超えるような多頭数のレースを見てみたいと思いますね。

第43問:せっかくのGIレースだから、多頭数がいいですね。 [聴く『競馬クイズ』]

2017.10/31 競馬中継スタッフ 記事URL

【第43問】


 今週は出走頭数についての問題です。
 東京、京都、そして今週からの福島の3場でレースが行われていますが、3場それぞれの出走頭数を見ると、京都競馬の出走馬の数が少ないことに気がつきます。
 先々週、21日土曜の京都では10頭以下の頭数で行われたレースが5つ、翌22日の日曜は3つで、11頭立てが1つに12頭立てが2つありました。14日と15日の京都はもっと少なく、土日とも10頭に満たないレースがそれぞれ4つもありました。東京や先週終わった新潟とはかなり違いましたが、何故京都は出走馬が少ないんでしょう?


 一方、ここまで秋のGIレースはフルゲートの多頭数で行われています。スプリンターズステークスが16頭。秋華賞と菊花賞、天皇賞(秋)が18頭で行われました。


 もちろん過去にはGIでも少頭数で行われたレースがあります。1977年、トウショウボーイとテンポイントの一騎打ちとなった有馬記念は8頭立てでした。1987年の朝日杯3歳ステークス(今の朝日杯フューチュリティステークスです)はわずか6頭の出走で行われました。勝ち馬はサクラチヨノオーでした。


 最近は頭数が多くなり、阪神ジュベナイルフィリーズは2000年からず~っとフルゲートの18頭立てです。その中で、今世紀に行われた秋のGIレースで出走頭数が比較的少なかったレースを挙げると、シンボリクリスエスが連覇を達成した2003年の有馬記念は12頭で、オルフェーヴルが3歳の時に勝った2011年の有馬記念などが13頭でした。


 それでは問題です。今世紀に入って、つまり2001年以降の秋のGIレース(スプリンターズステークスから有馬記念までの平地のGIレースです。ホープフルステークスはまだGIとして行われていませんね)で、最も少ない出走頭数は何頭だったかご存知ですか?


 答えは11頭です。過去に2度ありました。それは、2002年に新潟競馬場で行われたスプリンターズステークス。勝った馬はビリーヴでした。


 それではもうひとつ、11頭立てで行われたGIレースは? その11頭立てで行われたGIレースと、勝ち馬の名前をお答えください。かなり有名な馬が勝ったレースなんですが、難しいかな...えっ、ヒントをくれ、ですって? それでは分からない方は実況を聴いてください。この実況で分かると思いますよ。


レース実況はこちらから→聴く


 それでは、ここで前回・第42問の正解を発表します。


<正解>ミスターシービー(1984年)


 この前年の1983年にシンザン以来の『三冠馬』となったミスターシービーが、2000メートルとなった初年度の1984年10月28日に行われた第90回天皇賞(秋)を制して、4つめのビッグタイトルを手にしたのでした。ヒントの実況を聴いて、カツラギエースなどの馬名から分かった方も多いかと思います。
 ちなみに実況したのは白川次郎アナウンサーです。当時39歳、さすがに声が若いなと思うのですが、どうでしょう。

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