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競馬が好きだ!

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こんばんは、大関です。

ディープインパクトという歴史的名馬の訃報に触れ、正直いまはうまく整理できない状況です。このことに関しては、近いうちに稿をあらためて書きたいと思います。

さて、夏競馬も舞台は新潟、小倉、札幌へ移って折り返し地点が見えてくるあたり。毎年感じることですが、どうしてこんなに夏競馬期間中は時の流れが速く感じるんでしょう。楽しいからなのか。小倉の開幕週なんて大阪にいた頃は1年で一番テンションが上がっていたかも?

(夏らしい陽気に包まれた開幕週の新潟)


先週は今年も新潟でした。今年で3年続けてアイビスサマーダッシュの実況担当になりましたが、やっぱり直線競馬は何度やっても実況が難しい、そう思わずにはいられませんでした。今年はライオンボスという直線1000mで連勝中の逸材がいて、重賞初挑戦でも人気は抜けた存在。この馬を中心に実況を組み立てることになるだろう、と考えていました。

しかしいざゲートが開いてみると、レースも印象的でした。ライオンボスがスタートを決めると、あっという間に直線競馬で好ポジションとされる、外ラチ沿いにいたのです。11番枠から斜めに走って行かなきゃいけない、しかも外枠に結構テンの速い馬がいるというのに!逆に言うと、それだけトップスピードに乗れるまでの加速力が凄い馬なんでしょう。そのままライオンボスは早めに先頭に立ちましたが、そのまま後続を封じて重賞初挑戦初制覇。また今年も印象に残るアイビスサマーダッシュ実況でした。今年も直線1000mの実況の難しさに頭を抱えてしまいましたが...。

管理する和田正一郎調教師にとってはルミナスウォリアー、オジュウチョウサンに続く3頭目の重賞勝ち馬。やはりこういう「自分の一芸を遺憾なく発揮して、素質が開花する」馬って好きなんですよね。逃げに目覚めたスマートファルコンとか、中山に無類の強さを発揮したマツリダゴッホとか。

ライオンボスは今後どの路線に向かうのでしょうかねぇ。スプリンターズステークスなのか、それともダート路線なのか、重い斤量を背負うことを覚悟で直線1000mがあれば貫くのか...。今後の目標の発表を楽しみに待ちたいと思います。

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」では、ディープインパクトにまつわる話題。地方競馬に関しては、水曜に大井で行われる豪華メンバー集結のマイル重賞=サンタアニタトロフィーの話題を中心にお送りしてまいります。お楽しみに!

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