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競馬が好きだ!

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ヴィクトリアマイルをノームコアが制した後、山本直也アナから出た言葉ですが、いやーその通り。こんばんは大関です。

実績もあるとは言っても、久々にマイルを走るハービンジャー産駒が東京、マイルの巧者を抑えてGIを獲るというところまでは正直読めませんでした。それも日本レコードでなんて!

レース後、勝利ジョッキーインタビューから共同記者会見まで担当させていただいたのですが、レーン騎手は本当に上手く、色々な事を考えて乗っているという印象でした。「マイル戦は彼女にピッタリだった」とも言っていましたから。巧みにラッキーライラックの後ろを確保して、前が開けば抜け出せる...と。ここ一番でノームコアのポテンシャルを開花させたレーン騎手にはただただ驚いてばかりでした。最終レースのイーグルバローズなども、ああやっぱりスタートが決まらなかったか厳しいかな...と思ったら図ったようにゴール前で差し切っていましたから。

レーン騎手、オークスはコントラチェック、ダービーでは無敗の二冠がかかるサートゥルナーリアにともに初騎乗予定。テン乗りでダービーを勝つなど、もう60年以上も出ていない記録です。平成時代に「ダービーはどんな名手であろうと、乗り替わりやテン乗りで勝てるようなレースではない」という事実を一ファンとして、競馬の仕事をする立場として知ってきた身ではありますが、そんな概念も完全に変わっていくことを知る(知らされる?)新元号=令和最初のダービーになっているかも知れない。そう思わずにはいられませんでした。

色々な事が我々の仕事を含め、競馬の世界では令和の時代には変わっていくのでしょう。だとしても、昭和と平成という二つの時代をある意味潜り抜けて来たものも、当然あると思うのですね。「流れに逆らう事無く流れを変える」--という言葉を、確かいつかの賞金王決定戦か何かで聞いた記憶があるのですけど、本流失わずして、しなやかに時代の流れに乗る事を我々は考えなければならない、レーン騎手の大活躍を見てそんな気がしました。

さて本題。今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題を中心に。あさって16日(木)に園田競馬場で行われる3歳牝馬の重賞=のじぎく賞の話題を中心にお送りします。地方競馬の牝馬チャンピオンを決めるシリーズ戦、グランダム・ジャパンの3歳世代シーズンも残りレースはあと2つだけ、優勝のゆくえも気になるところ。お楽しみに!

というわけで、今日の写真はこちら。
   


東京競馬場の正門付近にあるローズガーデンが、オークス80回を記念して「オークスガーデン」になっているのです。心が洗われるような美しい薔薇、一見の価値ありですよ!


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