ラジオNIKKEIの「代打の神様」!?山本直也アナウンサーの"初" [私の初◯◯実況レース]
2016/04/12(火) 12:00

私の初○○実況レース【2】


 現在ラジオNIKKEIの競馬中継を担当している男性アナウンサーは12人。その12人のアナウンサーが、自分が初めてレース実況を担当した当時のことについてアツく語ります。それぞれの「初◯◯実況」について各アナウンサーが振り返り、当時の思い出、エピソード、そして今競馬に対して考えていることなどを書き綴ります。もちろんそのレースの実況もお聴きいただけます。
 また、各アナウンサーに、アンケート形式で同じ質問に答えてもらいます。それぞれの考え方の違い、普段の番組からは窺い知ることのできない内面や「個性」が、少しばかり分かるかもしれません。
 第2回は「踏み切ってジャンプ~!」の山本直也アナウンサーです。


【競馬を知った、レースを見るようになったのはいつ?】
 ラジオたんぱに入社が決まってから


【自分が思う競馬の魅力、面白さ】
 間口の広さでしょうか。スポーツとしての楽しみ。血統の面白さ。そこから生まれる様々なドラマ。生産者・調教師・騎手等、競馬に携わる人々の人間ドラマ。サラブレッド本来が持つ魅力。オーナー(ペーパーオーナーも含む)としての楽しみ。予想する楽しさ。そのファクターや方法も多岐にわたっている。そしてギャンブルとしての面白さ。さらに、クラシックレースを考えた人は天才だと思う。「一生に一度」というエッセンスは誠に効果的だ。等々、これだけよくできたゲームは他に見当たらない。


【主に買う馬券の種類、狙い方】
 3連単。人気のない馬1頭または2頭を軸にしたフォーメーション。


【ついにWIN5を的中させ、1000万円をゲット!さぁ、何をする?】
 3連単で1点10000円の勝負でもしますか。


【今までで一番好きな馬は?】
 ステイゴールドかな。とても縁のある馬だった。


【今までで一番強いと思う馬は?】
 なんでしょうね、1頭なんて選べません。


【山本直也アナといえば『踏み切ってジャンプ!』。印象に残る障害戦のスターホースは?】
 実況は担当していないが、カラジ


【実況しやすい競馬場としづらい競馬場、その理由】
 ゴール前に関しては、東京競馬場がベスト。実況席からコースまで適度な距離と高さがあって、ゴール板のほぼ真横から見ることができる。一方、京都競馬場は、目の前を50~60mほど通過したところがゴールなので、角度がきつく、馬が内と外に離れてしまうと判断しにくくなる。


【過去に「失敗した~!」と思った、実況でやってしまったことは?】
 2000年の中山グランドジャンプ。この年から国際競走になって、海外からも参戦があり、これは頑張らなきゃと気合満々で実況に臨んだのが裏目に。「スタートしました」のテンションが普段の倍くらい高くやってしまったものだから、そこからズーッとそのままのテンションで「踏み切ってジャンプぅ!」を連発。4コーナーで「日本のゴーカイが上がってきた!」と言ったところで喉が悲鳴を上げて一瞬声が出なくなってしまった。その後は必死に声を絞り出し、なんとかゴールにたどりついた。ペース配分の重要性を思い知らされたレースだった。


【レース実況について思うこと、心がけていること】
 聞きやすく、分かりやすく。


【海外のレースも含めて、一度は実況してみたいレースは?】
 日本馬が優勝する凱旋門賞(もちろん現地で)


【競馬実況アナウンサーの志望者にアドバイスするとしたら?】
 「あなたと仕事がしたい」と思われるような魅力的な人になってください。


【私の初○○レース実況】
 2004年の有馬記念。小林アナ急病のため急遽担当することになった。何の準備もなく、塗り絵も小林アナのもの。「とにかく落ち着こう。慎重にいこう」と自分に言い聞かせながらも、いざファンファーレが鳴ると、心臓の鼓動がどんどん速くなっていくのが分かった。その後はただただひたすらに実況した。そして、最初で最後の有馬記念が終わった。


2004年(平成16年)12月26日 中山競馬場 晴・良
第49回有馬記念(グランプリ) 芝2500メートル 15頭
1番人気 ゼンノロブロイ   牡4 57 O.ペリエ
2番人気 コスモバルク    牡3 55 五十嵐冬樹
3番人気 タップダンスシチー 牡7 57 佐藤哲三
4番人気 デルタブルース   牡3 55 D.ボニヤ
5番人気 ダイタクバートラム 牡6 57 武豊


レース実況はこちらから→聴く


<レース結果>
1着 ゼンノロブロイ   牡4 57 O.ペリエ 2分29秒5
2着 タップダンスシチー 牡7 57 佐藤哲三 1/2
3着 シルクフェイマス  牡5 57 四位洋文 1馬身1/2


 急遽実況することになった山本直也アナは、みごとに『代打ホームラン』をかっ飛ばしたといえますね。さぁ、もうすぐ中山グランドジャンプです。もちろん今回も実況担当は山本直也アナです。「踏み切ってジャンプ~!」をどうぞお楽しみに!

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