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東京11Rの第26回東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス(3歳以上GIII・ダート1600m)は3番人気ソリストサンダー(戸崎圭太騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分35秒0(稍重)。1馬身1/4差の2着に2番人気エアスピネル、さらに半馬身差の3着に6番人気オメガレインボーが入った。

ソリストサンダーは栗東・高柳大輔厩舎の6歳牡馬で、父トビーズコーナー、母ラヴソースウィート(母の父スペシャルウィーク)。通算成績は27戦6勝。

レース後のコメント
1着 ソリストサンダー(戸崎圭太騎手)
「今まで重賞で惜しい競馬が続いていたので良かったです。抜け出しが早いと思いましたが、頑張ってくれました。前が流れていて、後ろで構えられればと思っていたので、イメージ通りの競馬が出来ました。夏に少し体調を崩していましたが、体調も上がってきて、次のレースに向けて良い流れになってきたと思います」

(高柳大輔調教師)
「外枠だったので、内の馬を見ながらレースができると思っていました。持ったまま早めに抜け出してきましたが、後ろから差してくる馬が強いと思っていたので、心配して見ていました。エルムステークスの時は暑さにやられてしまいましたが、南部杯を使ってから体調も良くなってきました。1800mは少し長いと思いますが、馬の状態を見て、この後はチャンピオンズカップに向かう予定です」

2着 エアスピネル(田辺裕信騎手)
「良い位置につけられていたのですが、4コーナーで前にいた4頭が下がってきたため、進路の変更を強いられました。その間に勝ち馬に抜け出され、こちらは踏み遅れる形になりました。ラストに差を詰めているだけに、あそこがスムーズだったらと思います」

3着 オメガレインボー(横山和生騎手)
「形としてはロスなく走り切っていますし、直線では、これならと思ったのですが...。これまで毎回良い所まで来ていて、重賞を勝ってもおかしくない馬なのですが、気持ちや肉体の面でもう一つ壁があるのでしょうか」

4着 ブルベアイリーデ(丸山元気騎手)
「直線に向くまでは良い感じでしたが、外から馬が来ると、耳を絞ってしまいます。併せる形が良くないのか、突き抜けそうで、伸びていきません」

5着 スリーグランド(津村明秀騎手)
「初めてのマイルで、力むところがありましたが、それでも最後にはしぶとく伸びています。これなら距離の融通が利きそうです」

6着 タガノビューティー(石橋脩騎手)
「道中は良い感じでしたが、4コーナーでゴチャついて、取りたい進路を取れませんでした。脚を使っているだけに、4コーナーが痛かったです」

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