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 20日(日)に京都競馬場で行われる菊花賞に出走を予定しているザダル(牡3歳、美浦・大竹正博厩舎)について大竹正博調教師のコメントは以下の通り。

「前走のセントライト記念は初めての重賞で、太目ながら3着になりました。内容は良く、次につながる走りでした。今は体が10キロ近く絞れています。今朝は自ら動けるかどうか確認してくれと指示を出しました。その通りの動きで、一回使ってかなり気持ちも前向きになりました。

 態勢は整ったのですが、輸送に不安な部分が残っています。この馬のデビューは去年暮れの阪神を予定していたのですが、輸送中に暴れてケガをして出走取消になりました。その後は中山と東京しか使っていないので、京都までの輸送をクリアしてくれたら、という思いでいます。馬運車で馬が飽きないように細かく餌をあげるなどして、今までのノウハウを生かせたらいいと思っています。

 3000メートルについてはやってみないと分かりませんが、お父さんのトーセンラーが菊花賞で3着になっているので血統的には対応できると思います。立ち回りの上手さを発揮出来ればいい競馬になるでしょう。

 いろいろあってダービーには使えませんでしたが、最後の一冠ですからゲートが開くまで細心の注意をはらっていきたいと考えています。」

(取材:小林雅巳)

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