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12月1日(日)に中京競馬場で行われる第20回チャンピオンズカップ(GI)に登録しているワンダーリーデル(牡6、栗東・安田翔伍厩舎)について、追い切り後の安田翔伍調教師のコメントは以下の通り。

(今の充実ぶりについて)
「今年の3月に沖調教師から引き継がせていただいたのですが、それ以前のも大事に使われていたのがよく感じ取れるぐらい、馬が6歳でもうすぐ7歳を迎えようとしているのですが、本当に若々しさもあってフレッシュな状態で使わせていただけているのが大きな要因だと思います。
経験が豊富なので、レースにこのように仕向けて気持ちを持っていきたいなという、こちらの考え以上に馬がレースを察してくれています。それから逆算して、自分で気持ちのコントロールをしてくれるということはすごく助かっています」

(前走の武蔵野S1着を振り返って)
「それまでの相手よりは強くなりましたが、この馬に対して私が感じた、ゆったりした流れの方が良さが出てくれないかなというのもありました。そういう考えを、感触を聞いてみたいということで横山典弘騎手に依頼しました。その中でも馬のリズム重視でどれだけゆったりしてメリハリを効かせたら良さが出るかというのをテーマにレースをしてもらいました。展開もこの馬にすごく向いたというのは正直ありますが、その結果以上に1600m、1800mで良さが出そうだという意見をもらえたということでは着順と一緒ぐらい収穫のあるレースでした」

(前走後の調整について)
「今まで休み明け2走使って、気持ちと体のリフレッシュを採り入れるというリズムでやっていました。今回は初めて休み明けから3走目ということで馬体のダメージや気持ちが燃えすぎているところとかがレースに影響がないかというのはすごく配慮して調整してきましたが、こちらが用心しすぎていたのかなというぐらい、馬のコンディションも馬体のストライドに可動域も出ました。馬が今本当に走りたがっています」

(今回のレースに向けて)
「東京というのも意識して偏ったわけではないのですが、この馬のローテーション的に東京が集中したというのはあります。もし前走で良い走りができた時に中京の1800mというのはどうなのかも含めてジョッキーの意見を伺いたかったので、そこで問題ないのではないかとお言葉をいただきました。それで中京にチャレンジしてみるのですが、その辺はジョッキーの描いているイメージに託すしかないと思っています。
1200m、1400mの短い距離でもしっかり対応していましたし、6歳を迎えて操縦性も高まっています。枠にそこまでこだわりはないのですが、より距離が延びることでロスのない競馬は必要になってくると思います。
6歳という年齢の中でまだ若々しさがありますので、3歳、4歳の若い世代に負けない走りを週末にお見せできるようにしっかり管理してまいります。応援お願いします」

(取材:米田元気)

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