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ラジオiNEWS、7月のゲストは≒JOYの皆さん、2回目は江角怜音さんと村山結香さんが来てくれた。いずれも初ラジオ、最初は緊張したかもしれないが、明るく楽しいオンエアになって良かった。 今日のお2人、第一印象から二重丸だった。実に礼儀正しい。打ち合わせの時に、こちらの話に毎回、「ありがとうございます」と返してくれる。例えば、栗林さみさんが「ここで私が合図を送るから、そうしたら話し始めてください」というと、2人声を揃えて「ありがとうございます」。筆者がニュース解説コーナーの説明をして「わからないことがあったら、遠慮なく言ってね」と伝えるとまた、「ありがとうございます」。こちらが恐縮するくらい礼儀正しい。 デビュー曲の「≒JOY」、ますます快調だ。わずか10日間でMVの再生回数が70万回越えだという。あっという間に100万回の大台を突破する勢いだ。まさにライジングサンという感じ。 江角さんはセンターを務め、ダンスでもチームを引っ張る存在だ。17歳というのに堂々としており、オーラが垣間見える。とてつもない可能性を秘めた原石という印象で、この先アイドルとしての経験を重ね、この原石が磨かれていったら、どんなすごいダイアモンドに成長するのか、楽しみだ。 村山さんは優雅で、清楚な佇まいが魅力的だ。ダンスでは江角さんと並んでチームの中核を担っている。落ち着いているから視野が広く、周囲に目配りができる人だ。この日のオンエアでも、江角さんがちょっと困る場面があると、さりげなく適格なサポートをしていた。こういう人がチームにいると心強い。きっとニアジョイでも頼りになる存在で、気がついたら村山さんに助けられていた、というシーンが多いのではないだろうか。 ニュース読みコーナーでも、2人は個性を発揮してくれた。江角さんはパワフルに読み進め、間違おうが飛ばそうが委細構わず、原稿にない単語まで登場させて押しまくる読みっぷりが、清々しかった。村山さんは期待通り、静かに、それでいて的確に、流れるような読みで、まったく危なげなく成功した。実に見どころの多いニュース読みコーナーだった。 来週登場する3人はどんな人たちかと尋ねると、江角さん、村山さんいわく「ちょっと抜けている」そうだ。来週もまた楽しみだ。

(日本経済新聞 編集委員 鈴木亮)

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