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ラストアイドル_ライブ20212121

12月21日、ラストアイドル4周年記念ライブを、番組相棒の栗林さみさんと拝観した。結論から言う。実に素晴らしかった! 所要時間は3時間超だったが、あっと言う間で、楽しく、嬉しく、幸福な時間だった。今年一番感動したのがこの日だったかもしれない。

当初は栗林さんと一緒に夜の部だけ行く予定だったが、昼の部の「ファンが選んだ25曲」が気になって仕方がない。で、結局、昼の部も見せていただいた。この昼のライブが感動ものだった。炭酸の泡ほど泣いた。何に感動したのか。それはラスアイファンの心意気にだ。

25曲の顔ぶれが、これぞラスアイファンというチョイスの連続で、順位が発表されるたびに、筆者はひとり、「おー」「そうだろうなあ」「さすが!」などと呟いていた。以下は夜の部しか見ていない栗林さんと横浜からの帰路の会話だ。

「定番の曲は上位に入ってたんでしょ」
「いや、愛を知るも、何人もも、君は何キャラットも、青春トレインも入っていなかった」
「えー、どうしてですか」
「それがラスアイなんだよ」

前々回のこのコラムでも指摘したが、ラスアイはカップリング曲が素晴らしい。ファンはそれをよく知っている。そしてメンバーも同じ気持ちだった。自分の思い入れのあるカップリング曲を、オンラインお話会などで推していた。「ハグから始めよう」に1票を、とお願いしていた鈴木遥夏さんの話を聞いて、胸が熱くなった。

筆者も2票投じている。深く考えずにC版を予約し、「最後の選択肢」に1票。ラジオiNEWSに来てくれた間島和奏さんに「A版もお願いします」と言われ、それもそうだなとタワーレコードに出向き、「この恋はトランジット」に1票。

推した2曲が見事にランク入り、実に嬉しい。ファンの皆さんも、こんな風に喜んでいるのだろうなと、妙な連帯感を感じた。前々回コラムで注目のカップリング曲として羅列したものが、かなりランクインしており、ラスアイファン初心者の筆者にしては、いい線いっていたなと自負している。

夜の部では、昼に聞けなかった表題曲の多くを早々と披露してくれた。ラスアイのライブに来て、「愛を知る」や「何人も」を聴かずに帰るわけにはいかない。筆者の好きな「サブリミナル作戦」を2回も聴くことができた。なんという幸運か。昼の部、篠原望さんの冒頭のセリフにはしびれた。

夜の部では、今月末でラスアイを卒業する水野舞菜さんにスポットが当たる場面があった。サプライズの横断幕、水野さんへのメンバーたちの優しさがあふれかえり、見ているこちらも涙腺が崩壊した。

ラジオiNEWSが始まってまもないころ、ライブをきっかけに、あるアイドルグループが好きになった。2年後にそのグループは解散、長いロスタイムを過ごしていた。そんなタイミングで出会ったラストアイドル。以前からテレビ朝日の番組を通じて、その存在は知っていたが、ラジオiNEWSに来てくれるメンバーたちが皆さん、例外なく魅力的で、「好きで好きでしょうがない」状態になるまで、時間はかからなかった。ラスアイメンバーはみなさん、明るく素直で礼儀正しく、番組スタッフもみなラスアイファンになってしまう。

そんなラスアイの4周年記念ライブ、「最高のクリスマスプレゼントだったなあ、」という思いを抱えて、パシフィコ横浜を後にしたファンは多かったのではないか。ライブの写真は栗林さん撮影、会場での撮影を忘れたので横浜駅で1枚。会場でラジオiNEWSのリスナーの方々から声をかけていただいた。ありがとうございます。これからもラジオINEWSをよろしくお願いします。

(日本経済新聞 編集委員 鈴木亮)

栗林さみ,鈴木亮

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