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野口衣織,鈴木亮,栗林さみ

5月のマンスリーゲスト、=LOVEのトリを飾ってくれたのが、野口衣織さんだ。3回目のご出演、番組スタッフとも顔なじみで、最初から最後まで、和やかな楽しい雰囲気のオンエアだった。

まずはお礼から。今月はリスナーの応援メッセージがすさまじく、毎週、ラジオiNEWSがツイッターのトレンドワード入りしていたのだが、ついにこの日、第1位になった。ちなみに、夕方の時点で話題になっていたのは、千葉ロッテマリーンズ期待の若手、佐々木朗希投手が甲子園のマウンドに立つことだったが、番組が始まるや、ラジオiNEWSが圧倒した。すべてイコラブファンのおかげだ。 今月はオンエアのたびに、イコラブファンは熱い!と、感じていたのだが、この日も、それを思い知らされた。ニュース解説のコーナーだ。

解説テーマは国内総生産GDPだった。GDPとは生み出された付加価値の総合計、例えばCDはもともと、ただの金属の輪っかだが、そこにイコラブの楽曲という付加価値が乗ってくると、たちまち1000円を超える値段が付き、その付加価値がGDPに算入される。
と、ここまでは良かった。次にライブもGDPに貢献しているという脈絡で、イコラブの野口さんが、ただステージに立っているだけでは付加価値は生まれないが、野口さんがステージで歌い踊ることで付加価値が発生し、人はそこにお金を払う、という説明をしたら、ファンの呟きがうなりを上げた。

「野口さんなら、立っているだけでもお金を払う」と。

いやはや恐れ入りました。申し訳ない。まったくもって面目ない。
ファンにとって、イコラブのメンバーは、存在するだけで価値がある。いてくれるだけでいい。心の支えであり、人生の伴走者であり、明日への希望なのだろう。その心理、理解できる。ファンの真実がそこにある。

この番組を4年近くやり、その間、多くのアイドルグループを迎えた。ファンは毎週、それぞれ思いをメールやツイッターで番組に届けてくれた。その中でも、イコラブファンの熱量は間違いなくナンバーワンだろう。厳しい状況もあったかもしれないが、熱い心で乗り越えた。こんなファンが付いていれば心強い。
7月7日がファイナルとなる全国ツアーも熱いファンの支えで、きっと大成功するだろう。イコラブと過ごした5月、実に楽しい1カ月だった。

(日本経済新聞 編集委員 鈴木亮)


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