10/02 放送後記
2019/10/04(金) 22:19 ディレクター

今月のゲストは、解剖学者の養老孟司さんです。

今回のテーマは「お父さまとの思い出」です。
養老さんは、4歳のときにお父さんを亡くされました。死を受け入れることができず、臨終の枕元で「さようなら」を言えなかった体験を語ってくださいました。やがて大人になってからそのことを自覚して、やっと父親の死を受け入れることができたそうです。
「死」の意味、特に身近な人を亡くすことと向き合う意味について、深く考えさせられました。

また、昔と比べて人口が増えたことにより、今は人の死が軽く扱われるようになったと感じているそうです。病院で亡くなる方が多かったり、核家族が増えたりして、人の死に直面することが少なくなっていることが要因だと考察されていました。
「死」を軽んじることは、「生」を軽んじることになるともお話しされていました。

次回は、養老さんの死生観をじっくりうかがいます。

放送後もラジコのタイムフリー機能や、ポッドキャストでお聴きいただけます。

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