第2回「ワクチン~命を守るクスリ」テキスト版 [グローバルヘルス・カフェ]
2013/05/24(金) 14:59

※音声はこちらからお聴きいただけます。

■ カフェへようこそ!

香月:お元気ですか?

グローバルヘルス・カフェ。

香月よう子です。

グローバルヘルス。世界の国の人々の健康を守る。

そんな名前の付いたカフェって、ちょっと変わってませんか?

でもここのマスターは、とっても面白い人だし、お客さんも、国際医療協力でいろんな国に行っている人が多いので、私すごく気に入って通っているんです。

今日もマスターはいろんなお話聞かせてくれるかな。

では早速、カフェに入ってみましょう。

■ グローバルヘルスと予防接種

香月:マスターこんばんは。

マスター:ああ、よう子さん、いらっしゃい。

香月:あれ、マスターどうしたの、その腕。

マスター:インフルエンザの予防接種したんですよ。

香月:なるほどね。マスターがインフルエンザになって、お店に来るお客さんにうつしたら大変だもんね。

ところでマスター、グローバルヘルスって、世界の、特に開発途上国の健康問題を考えるってことですよね。開発途上国でも、予防接種ってよく行われているの?

マスター:もちろんですよ。例えば結核とか、ポリオって言われている小児麻痺とか、ジフテリア、百日咳、破傷風、はしか、などがあります。こういうのをね、世界中のいろんなところでやっている。

香月:うーん、世界中でやってる・・・具体的にはちょっと思い浮かべにくいですね。

マスター:じゃあもっと詳しい話は、あそこの蜂矢さんに聞いたらいいよ。彼は国立国際医療研究センターというところで働いていて、元々小児科の先生なんだ。

■ ワクチンを世界の子供に届けるために

マスター:蜂矢さん。

蜂矢:あ、こんにちは。

香月:こんにちは。蜂矢さんは、感染症の予防の専門家で、いろんな国に行かれているんですか?

蜂矢:そうですね。

香月:例えばどんな国に?

蜂矢:アジアでしたら、ラオス、ブータン、中国、モンゴル。アフリカだったらこの間はナイジェリアに行ってきました。

香月:なるほど。でも今日の話は簡単だね。ワクチンを送って、蜂矢さんが注射を打てばいい!ってことですよね。

蜂矢:いやいや。そんな簡単なことじゃないんですよ。この予防接種。ワクチンという薬を使って、人に免疫力をつけて感染症を予防する。これが予防接種ですけれども、これをきちんと世界中の子供たちに届けるというのは、なかなか難しい仕事なんですよ。