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町田徹のふかぼり!

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2022年1月21日放送分。16時からの経済ニュースカウントダウン


今週、町田徹が注目した経済ニュースは以下の10項目でした。

〈第10位〉日曜日、トンガ沖の海底火山が「100年に1度」の大噴火。

〈第9位〉水曜日、アメリカのバイデン大統領は、記者会見で「私の推測では、ロシアはウクライナに侵攻するだろう」と発言。

〈第8位〉月曜日午前、北朝鮮が再び弾道ミサイルの発射実験を強行。

〈第7位〉月曜日、中国の4半期GDP3期連続で減速したことが明らかに。

〈第6位〉秋田沖、銚子沖などあわせて3か所の洋上風力発電基地の開発占有権、三菱商事などの企業連合がすべて落札! 

〈第5位〉月曜日、岸田内閣が通常国会を召集。

〈第4位〉ドローン攻撃か 月曜のUAEでの爆発をきっかけに、インフレ懸念から世界同時株安。

〈第3位〉「パンデミックの終息はほど遠く、危機から脱した国はない」火曜日、WHOのテドロス事務局長が記者会見で強い懸念を表明。

〈第2位〉昨日、日本国内の新型コロナ新規感染者が46199人と3日連続で過去最多に。

〈第1位〉さらに北海道、大阪、福岡など8道府県にも!政府、「まん延防止等重点措置」で調整。 



そして17時35分から放送 町田徹の経済ニュースふかぼり!ではこのトピックを取り上げます。

「これはカーボンニュートラルの光明か三菱商事が価格破壊で、3か所すべての洋上風力発電の開発権を落札!」

昨年のクリスマス・イブ、1224日。秋田県の2カ所と千葉県沖の1カ所、あわせて3つの海域で洋上風力発電所を開発する権利を賭けた競争入札の結果が発表されました。結果は、圧倒的な低価格を武器に、三菱商事を核に中部電力の子会社なども参加する企業グループが、3カ所すべてを総取り! でした。

日本では、再生可能エネルギー由来の発電コストが欧米の数倍の高水準で高止まりしていて、それが、カーボンニュートラルの大きな足かせと懸念されていたので、今回の三菱商事の価格破壊は、昨今、稀に見る朗報だと僕は考えています。

ところが、ここへきて、2位にすら入らなかった企業グループを中心に、「三菱商事は開発リスクを軽く見ており事業化が難航するのではないか」と主張する人たちが現れているんです。さらに、今後は入札価格が高止まりするように、「入札方式そのものを見直すべきだ」といったロビイングを展開しているといいます。

万が一にも改悪が行われれば、せっかくの光明が消え、われわれ消費者も、一般の企業も、高いコスト負担を強いられ続けることになりかねません。

この入札劇でいったい何があったのか、なぜ、三菱商事だけがこんな価格破壊に挑むことができたのか。今日はそういったポイントも含めて、ふかぼりしてみたいと思います。

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