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6月のマンスリーゲストは、T字路sのボーカルギター・伊東妙子さんと ベース・篠田智仁さんのお2人です。オープニングで夏の予定を伺ったところ、6月8日にリリースされるカヴァーアルバム「COVER JUNGLE 1」のリリースツアーが、6月11日に名古屋からスタートし、フェスなどの出演もあるため、

「充実した夏になりそうです」とお答え。ツアーをとても楽しみにされている2人。「暑いのは得意ですか?」とMEGUMIさんが伺うと、「私は体力には自信がありまして、そう簡単にはバテません。体力的な不安を感じたことがない」と切り出す伊東さん。風邪も5年に1度ひくか、ひかないかという免疫力の強さだそうで、その免疫力の高さを羨ましがるMEGUMIさん。伊東さんは、これまでスポーツの経験は特にないそうですが、「海と山がすごく近いところに育ったので、プールじゃなくて海で泳ぐのが大好きです。子供の頃から素潜りが好きで、兄妹3人で、しょっちゅう海で泳いだり潜ったりして遊んでいたのが、基礎体力の強さの原点かもしれませんね」と振り返ります。「大人になってからも海で泳ぎますか?」という質問にも、「最近は泳ぐことは減ってしまいましたが、海に行くと、早く素潜りしたいと思いますね」とパワフルな伊東さん。「体力があるのはホントいいですね」とMEGUMIさんは感心しきり。一方で、篠田さんは「暑いのは好きじゃない。夏の昼間はじっとしています。」と対照的な答えですが、「確かに、大人になると夕方から動き出すに限りますよね」と共感するMEGUMIさんとのやりとりで和やかなムードでスタートしました。

そしてカヴァーアルバム「COVER JUNGLE 1」の中で、T字路sがセルフカヴァーした楽曲「これさえあれば」についての話。この曲は2013年に発表した作品で、6月17日に公開される映画「メタモルフォーゼの縁側」の主題歌にもなっています。もともと映画自体の劇伴(映画の音楽をつける事)が決まっていました。その後、映画サイドから「これさえあれば」を主題歌にしたいと提案を受けたそうです。

映画「メタモルフォーゼの縁側」のために作った曲数は、15秒など短い曲も含め、24、25曲。「すごい曲数、そんなたくさんの楽曲を1作品に作るのは、あまり聞いたことないです」とMEGUMIさんが驚くほど。同じ曲を別シーンで使うために、シーンによって長さやアレンジを変えたりもして、レコーディングしたそうですが、ボツになった曲もあるので、作曲した数は2,3倍にも上るそうです。それでも、最初に映画のラフ(最初に編集した段階の作品)を観た時に、お2人が「良い映画だなって一目惚れしちゃって、全力を傾けてやろう!と、手探り状態ながらも2か月間夢中になってやりましたね」と幸せそうに感想を語ります。「実際に、映画音楽というお題があって、曲を作る作業は窮屈ではなく、自分たちの表現方法を広げてもらっている経験でした」とポジティブな感想を話す伊東さんが印象的でした。「これさえあれば」は、主演の芦田愛菜さんと宮本信子さんが役柄として歌ったカヴァー曲がエンディングに使用されています。レコーディングでは、メイキング映像を撮っているから、プロデューサーとして立ち会ってくださいと言われたそうですが、「『こう歌ってください』とか指示したんですか?」と現場の様子を聞くMEGUMIさんですが、「お2人に何も言えるワケないじゃないですか!」と篠田さんが笑いながら答えます。それもそのはず、芦田さんは1回歌ってみてから、ご自分で調整して、2回目の録音ではバッチリと決めてきたそうです。「分かります。きっと役としての歌い方で表現ができるんですよ。愛菜さまはやっぱりすごいですね」とMEGUMIさんも芦田愛菜さんの凄さを語ります。「色々な人が見てる中でも、しっかり決めてくるですよ~」と、その女優魂にただただ驚かされたそうです。また、伊東さんは自分では気づかなかったのですが、いざ譜面に起こしてみると、ハネたり独特な節回しが多数あって、細かな休符も多い楽曲だったとか。そこは宮本さんも芦田さんも苦労されたそうですが、「さすがだなと、感じました」と伊東さんのポツリともらした一言に実感がこもっていました。

実は、伊東さんは芦田愛菜さん演じるうららのお母さん役で作品にも出演されています。「全く自分は畑が違うからこそ、緊張はしなかったけど、とにかく足を引っ張らないように意識した」と撮影を振り返ります。「自分が本当に家に帰るような感じで『ただいま』と言ったり、姪っ子と進路の話をしている時の感じ、普段の家族とのやりとりを思い浮かべながら、演じていたそうです。「ミュージシャンは役者とは違う雰囲気があって、ミュージシャンにしか出せないグルーブ感がある。声をうまく操れるから芝居うまい方が多いですからね」とMEGUMIさんが話すと「私は、そんなことはなかったと思いますが...」と謙虚な伊東さんですが、映画の公開が楽しみです。

スポンサーであるLOGOSさんにちなみアウトドアの話のお話も盛り上がります。アウトドアでは車中泊派の篠田さんですが、「釣りにすぐに出られるように、水辺に車を停めて仮眠をとってるだけ」と伊東さんが茶化します。篠田さん曰く「釣れるポイントまでいって、風とか気温とかから釣る時間を読んで、準備が出来次第釣りに行くのがメインだから、寝て起きて風見ての繰り返し」。「凄い、アウトドアを楽しむというより、釣り!ですね」とMEGUMIさんは笑ってしまいます。行くときは1人で場所(釣れるポイント)を変えながら1か月行きっぱなしのこともあるとか。「仕事でスケジュール決めたいのに電波届かないよ~とかあります」と伊東さんが暴露。実は以前、篠田さんが朝5時から船に乗って釣りに出たら、お母さんから着信履歴がありました。田舎で電波が入らないため、こんな早朝に何かあったのか心配になり、1時間ぐらいかけて電波の入るところへ戻り、折り返したら「携帯を変えたばっかりで触っていたら、かけちゃった」と呑気に言われ、ホッとしましたが、早朝5時って釣りには絶好のタイミングなのに...と、複雑な気持ちになったと告白し、笑いを誘います。伊東さんはもともとインドア派でしたが、篠田さんの影響から最近はもっぱらキャンプにどっぷりハマっています。きっかけは、2020年からのコロナでライブの中止が増え、ヒマにしていたところ、「今度、釣り仲間とキャンプに行くから、妙ちゃんも来れば?」と、誘われたこと。「行ってみたら、超楽しかった。そこからアウトドアアイテムも買って揃えたりして。なんといっても焚き火をしながら、コーヒ豆をガリガリとミルで挽いて飲むのは幸せですね」とご満悦。もともと料理が好きな伊東さんは、アウトドアでも料理の腕をふるいます。「絶品なんです」と篠田さんも太鼓判。キャンプ仲間で小麦アレルギーの方がいて、米粉を使ったパンや、簡単なピザ窯でピザを焼いたりしているという本格派。「炭火で焼くとさらに美味しくなりますからね」と、お話を聞くだけでキャンプに行きたくなるMEGUMIさんでした。

最後は2人が思い描く将来の話。「ヨボヨボになってもギターを弾いて歌いたい」という伊東さん。篠田さんは「5年後、10年後も今と同じ生活ができればいいな。あとは、もう少しベースをうまくなりたい」と素晴らしい一言。さらには「憧れている2拠点生活がしたいです。人生の折り返し地点を迎えた感じがあって、もっと遊びたい欲求と、自然の中でボーッとする時間が欲しい気持ちとを叶えたいから」とも伊東さんが話します。場所は、篠田さんが大好きなブラックバスが海にはいないということで「折衷案で琵琶湖はどうですか?」と提案する伊東さん。「いいですね」と好反応の篠田さんでした。「おじいちゃんとおばあちゃんになっても、ライブは続けたいよね。」と2人同じ意見に仲の良さを感じました。T字路sの温かい雰囲気、ライブへの思いが伝わる有意義なトークとなりました。                                                                                                                                                          


【T字路sさんの告知】
* 6月8日 カヴァーアルバム「COVER JUNGLE 1」をリリース。
* 6月11日 ライブツアー「COVER JUNGLE TOUR season1」が名古屋TOKUZOよりスタート。東京は6月26日 キネマ俱楽部にて開催。
* 6月17日 T字路sが劇伴を担当した映画「メタモルフォーゼの縁側」公開。伊東さんも出演しています。
*その他、イベントやT字路sについての最新情報や活動情報は、公式サイト・SNSで随時、情報を更新中。


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「idea time 5-800(ゴートゥーハッピャク)」のコーナー

「idea time5-800」は、アウトドアを最上級に楽しむ方法をLOGOSが提案するコーナーです。今回紹介したギアは、2022年の新商品「ロープたこフック」です。MEGUMIさんが「地味なアイテムで...」と本音を口にしながら苦笑い。ところが「伊東さん、フック大好きだから良かったね」と篠田さんが振ると、「吊り下げ収納大好きで、S字フック大好きなんで、楽しみです」と伊東さんはテンションが上がっている様子で、MEGUMIさんひと安心。

実物を手にすると「本当だ、タコみたいな形」「伊東さんが大好きなS字フックの進化系だ」と、さらに興味津々。「吊り上げ収納好きで、自分でも嫌になってしまうぐらいS字フックが、そこら中から出てくるんですよ」と笑う伊東さんですが、「実は、母の日に実家に帰宅した時に、実家もS字フックで吊り下げ収納だらけだったから、これは遺伝だなって思ってます」と言い出して、スタジオは笑いに包まれます。

「ロープたこフック」は名前の通り、タコみたいな形をしています。タコの足に見える2つの穴にロープを引っかけて、真ん中の突起でロープを固定することがで、斜めに張ったロープにも使える優れもの。「ロープたこフック」を見ても「やっぱり便利だよね!」と同意を求める伊東さんと。「洗い物をした食器を重ねると乾きにくいし、置き場にも困るからアウトドアでは便利かもしれない」と提案するMEGUMIさん。テント内にランタンを上から釣り上げるのも可能ですし、「この間、キャンプでバスタオルを干すのに、ハンガーが動いちゃって苦労したので、これがあればストレスなくいけますね」と、盛り上がります。

「ちなみに、ご自宅では何を吊り下げてるんですか?」伊東さんの吊り下げ収納に興味津々なMEGUMIさん。「キッチンでミルクパン(牛乳を温めることに適した片手鍋)とか、調理器具。あとはクローゼットでも使ってるし、ドライフラワーも吊り下げてます」というお答えに、「素敵ですね、伊東さんはやっぱり、ちゃんと丁寧に暮らしている感じがします」と、憧れのまなざし。「S字フックからそんな生活を感じてくれました?」と照れ臭そうな伊東さんです。

「ロープたこフック」2つをカチカチと鳴らして音まで聴かせてくれる伊東さんはお茶目でかわいいですね。「『ロープたこフック』で、こんなに盛り上がると思わなかったですから、良かったです」と喜ぶMEGUMIさんでした。

「ロープたこフック」は、なんとLOGOS公式インスタグラムで紹介したところ多数の嬉しいコメントが寄せられました。
アウトドアだけでなく、普段の生活でも便利な「ロープたこフック」を店頭や番組HPで是非チェックしてみてください。


番組を聞き逃した方もぜひぜひ番組アーカイブスでお聴きください♪
アーカイブスは番組公式HPからチェックできます!
http://campradio.jp

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