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6月のマンスリーゲストは、6月8日にカヴァーアルバム「COVER JUNGLE1」をリリースするバンド・T字路sのボーカルギター・伊東妙子さんとベース・篠田智仁さんのお2人です。

まずは、2人組という珍しいバンド編成について。伊東さんは、T字路s結成前には、ロックバンドをやっていました。「12年前に解散した時には、心の中に大きな穴が開いてしまった感じで、バンドはもうやりたくないなぁと思ったんです」と、当時を振り返ります。その後、ソロで弾き語りをやっていましたが、やはり寂しいと感じることもありました。そこで、元々のバンド仲間だった篠田さんに「ベースを弾いてくれない?」と声を掛けました。篠田さんはそれまで、レゲエミュージックを演っていて、ドラムに合わせる演奏が多かったそうで、「ドラムがいないのにどうしようかな」という気持ちだったそうです。でも、初めて合わせた時、伊東さんや周囲の人がいいね!と言う感想が多く、篠田さんも「いいかぁ」と思うように(笑)、伊東さんに至っては、ギターとベースという編成で歌の可能性が広がり、ボーカルの強弱や揺らして歌うなどの歌い方の表現が広がる可能性を感じ「調子いいな」と手応えを掴んだそうです。「新しい音楽のカタチを発見されたんですね。すごい!」と、きっかけに興奮を感じるMEGUMIさん。そして、T字路sの本格的な活動が始まりました。

T字路sの2人が作る音楽は、音楽ジャンルの境界線がありません。伊東さんが元から好きで聴いていたのがフォークロックやブルースやロカビリー、篠田さんはレゲエやスカなど、いわゆるルーツミュージック好きが講じて、音楽の幅が広いことが影響しています。「こういう曲を作ろうと最初からイメージしているワケではないんですけど、完成すると色々な音楽のニュアンスが入っていて、自然とそういう曲になるんですかね」と考えをまとめながら、T字路sの楽曲制作について語る篠田さん。「お2人から出てくるモノが自然とカタチとなって、楽曲として表現できるのは、アーティストとして本当に幸せですよね」とT字路sの自然体の素晴らしさに納得のMEGUMIさんでした。さらに、伊東さんがリリックを創る時の話。歌詞を書く時に意識していることは、「その時の自分自身に語りかけるような詞を作ります。それが聴いてくれる方の想いに重なればいいなと思って。押しつけというか、メッセージを打ち出そうとすると、聴く側がTOO MUCHになるから、お腹いっぱいになるんじゃないかと思って」と語る伊東さん。「ものすごい向き合う作業で、苦しくなったりしませんか?」とMEGUMIさん。「でも苦しい時ほど、自分に手紙を書きたくなる」と伊東さんが答えると「分かります!」と食い気味に即答。伊東さんに共感します。

そして、6月8日にリリースするカヴァーアルバム「COVER JUNGLE1」についてのお話を伺いました。実は、様々なジャンルのカヴァー曲のデモ音源を作っているそうです。それらを聴きながら取捨選択をしていきます。採用するのは1/5くらいというから、作られたデモ曲の数の多さは推して知るべし。今は、陽の目をみないカヴァー曲もあるそうですが、改めて聴くと「いいね!」というカヴァーもあるそうですから、今後のカヴァーアルバムのシリーズ化に期待できますね。

今回の「COVER JUNGLE1」には、T字路sが後世に歌い継ぎたいと思っている昭和の名曲も選曲されています。小林旭さんや松崎しげるさんなど大物な歌手の楽曲については、「ラインナップを見ると、ご本人の楽曲へのイメージが凄すぎ...」と、MEGUMIさんが感想を漏らすと、「イメージを崩さないようにしながら制作してますが、誰かに何か言われたらどうしようかというプレッシャーは半端ではないです」と篠田さん。伊東さんも「精神的な面ではオリジナル曲よりも難しいかも」と、カヴァー曲の難しさを改めて語ります。でもアルバムを聴くと、名曲の良さを感じさせながら、T字路sの楽曲になっているカヴァーアルバム「COVER JUNGLE 1」は聴きごたえ十分です。

伊東さんは、今回のレコーディングでは、ギターの他にメロディオン(鍵盤ハーモニカ)も担当しました。「メンバーは2人しかいないので、入れたい音があれば、やってみようかなという感じで演っています」と、2人組"ならでは"の演奏に試行錯誤しながら、楽しんでいる様子を話してくれた伊東さん。一方、「篠田さんは頑なにベースしかやらないんです。ステージでもコーラスもあまりやらない。10年以上経って最近、ちょっとだけコーラスしたり」と、暴露します。「コーラスに対して苦手意識はすごくあったんですよ(笑)」と、篠田さん。「コーラスをすると、ベースの演奏がおろそかになっちゃうんですよね。歌いながらベースを弾く人ってすごいなって思う」と、正直な可愛い感想でスタジオに笑いを起こします。さらには「演奏中にエフェクターを良いタイミングで踏んだりもできないんです。だからベースはアンプと直結です」と不器用さも披露し笑いを誘う篠田さん。「致命的ですよね」と、ツッコむ伊東さんに、2人の仲の良さを感じました。MEGUMIさんは篠田さんに「癒されますね」と素直な感想をもらします。

ここからT字路sの音楽との出会いの話へ展開していきます。伊東さんは、「音楽との衝撃的な出会いをハッキリと覚えてます!」と話しだしました。14歳の時、布団に入るも寝れず、寝静まった居間に降りて、テレビを点けたら偶然やっていた「三宅裕司のいかすバンド天国(通称:イカ天)」(TBS)。「こんな世界があるのか」と、これまで音楽に興味がなかったのに、この瞬間から180度変化し音楽に魅了されてしまったそうです。そこからバンド人生が始まりました。篠田さんは、お母さんがさだまさしさんの大ファンだったことから、生まれて初めて行ったライブもさだまさしさん。その影響で中学時代、仲間とバンドを始めました。本当はバンドの人気者でもあるドラムかギターをやりたかったのですが、じゃんけんに負けてベースを担当することになったエピソードを面白く語ります。「今でもベースを演やっているということは、どこかしっくりハマったんでしょうね?」とMEGUMIさんから素朴な疑問。「一見、地味なのが向いていたのかな」と、自身のタイプと照らし合わせる篠田さんでした。ここでもまた、篠田さんに「癒されますね」と呟くMEGUMIさんでした。

対照的な伊東さんと篠田さんは、プライベートの過ごし方も違います。「休みになると、どこかで釣りをしています」と話す篠田さんは、釣りが大好き。大自然に囲まれた湖などに行き、ブラックバスを狙うために車中泊で何日も過ごすほど。トップウォーターという水面に魚を誘い出して釣るのにハマっているそうです。水に潜らない(沈まない)ルアーを使うそうですが、木で削って自作することもあるほどのマニアックさ。なぜトップウォーターという釣り方にこだわるのかというと、「他では釣れないくらいの大きい魚が釣れるから。この前は、過去最高の66cmの魚を琵琶湖で釣りました!」と興奮しながら熱く語る篠田さん。ところが!トップウォーターで大物が釣れるのは10年に1回釣れるかどうかという頻度に、MEGUMIさんもビックリ!!「それは釣る目的ではない?」とMEGUMIさんが禁断の質問。「いえいえ!釣りたいです。だから、ライン(釣り糸)は太くしてます」と、いつか釣れる大物のために準備万端をアピールする篠田さんですが、「へぇーーーー、あの快感をもう1回、もう1回と思いながら続けてるんですね。」と、夢見る篠田さんに冷静なMEGUMIさんの反応に、スタジオは笑いが生まれます。

伊東さんは、最近「お米ダイエット」にハマっているそうです。「私、体重の増減が激しくて、重くなったなと感じたら糖質制限をしていたんです。でも、最近は体重が減らなくて。その時に、しっかりお米(雑穀)を食べるダイエットと出会ったら、体重は減らないんですけど、体の調子が良いんです。それが一番良いことなのかな」と実感した伊東さん。美容健康オタクのMEGUMIさんとも盛り上がり、「体調が良いと感じることが、一番ですよね」と2人で納得。T字路sの楽曲、そして人柄の魅力が感じられるトークとなりました。



【T字路sさんの告知】

* 6月8日、カヴァーアルバム「COVER JUNGLE 1」をリリース。
* 6月11日 ライブツアー「COVER JUNGLE TOUR season1」が名古屋TOKUZOよりスタート。東京は6月26日 キネマ俱楽部にて開催。
* 6月17日 T字路sが劇伴を担当した映画「メタモルフォーゼの縁側」公開。伊東さんも出演しています。
*その他、イベントやT字路sについての最新情報や活動情報は、公式サイト・SNSで随時、情報を更新中。

公式サイト:http://tjiros.net
公式Twiter: https://twitter.com/tjiros
公式Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCnXzd-HAw98WGTcQBRHNUXg
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「idea time 5-800(ゴートゥーハッピャク)」のコーナー

「idea time5-800」は、アウトドアを最上級に楽しむ方法をLOGOSが提案するコーナーです。今回紹介したギアは、「ソフトエアクッションまくら・レクタ」。

車中泊で何泊もするという篠田さん、最初に1日目、2日目はなかなか寝付けないという悩みが。最近、キャンプにハマっているという伊東さんに、キャンプ泊の時の枕事情について伺うと「タオルや着替えを詰めた巾着を枕にしています。でも、枕が欲しいと思っていたんですけど、どれが良いか分からなくって。なかなか手を出しにくかったんです」と、「ソフトエアクッションまくら・レクタ」に興味津々。そして、触った瞬間から「イイ!触り心地がすごくイイ」と、歓喜の伊東さん。まくらの表面生地は、さっぱり系とベルベット風のリッチ系の2種類の全く違う素材のため、触り心地もWで楽しめます。

サイズは、45cm×30cmのA3ぐらいで、10㎝くらいの厚みに膨らみます。

使用する時には、二重構造バブルから空気をいれます。バルブが2重構造になってますので、1つ目の蓋を開けると逆止弁構造で入った空気が出ない仕様なので、空気入れも楽々です。一方、2つ目の蓋を開ければ、一気に空気は排出されます。さらに、空気を抜いた状態では小さく畳んで、極小収納が可能です。

MEGUMIさんは「私、凄く不器用で、収納袋に入れるのも苦手なんです。今回も袋が小さいから入るか不安だったんですけど、大丈夫です。結構、簡単に入りました」と手のひらサイズにまとまった「ソフトエアクッションまくら・レクタ」の極小収納に太鼓判。新幹線移動の時や楽屋で昼寝するのにも便利です。
色はブルーのみで、値段は2480円です。「すぐ買おう」篠田さん即答。

「ご縁ですしね・・・」と笑いながら反応するMEGUMIさんでした。

アウトドアや移動先での睡眠が変わる「ソフトエアクッションまくら・レクタ」は、店頭や番組HPで是非チェックしてみてください。



番組を聞き逃した方もぜひぜひ番組アーカイブスでお聴きください♪
アーカイブスは番組公式HPからチェックできます!
http://campradio.jp

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