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4月のマンスリーゲストは、お笑い芸人・ガレッジセール川田広樹さんです。

川田さんとMEGUMIさんは若いころに深夜番組で共演をしたことがありますが、それがいつだったか思い出せないくらい前のこと。しっかりと2人で話をするのは初、知っているのによく知らない関係でのトークをお互いにとっても楽しみにしていました。

最近は芸人のみならず、俳優業にも力を入れている川田さん。4月11日にスタートするNHK朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」ではハンバーガーショップのマスター役で出演します。沖縄本土復帰30周年の時に放送された朝ドラ「ちゅらさん」にも出演していました。「今回また、本土復帰50周年でまた出演オファーを頂き、ありがたいですね」と話す川田さんに、「しかも、自分の生まれた地・沖縄を舞台にした朝ドラで、30周年と50周年の節目のタイミングで2回ってすごい特別な想いになりますよね」とMEGUMIさんも自分のことのように思い入れを語りだします。川田さんの「ちむどんどん」とMEGUMIさんの「ちむどんどん」のイントネーションの違いから、沖縄方言の難しさ(独特な発音)の話で盛り上がります。

1972年生まれたの川田さんたち(沖縄本土復帰の年に生まれ)は、沖縄県内では「復帰っ子」と呼ばれています。小さい頃から、入学式や卒業式、成人の日など節目を迎える毎に「復帰っ子、おめでとう」と言われていたそうです。「でも、復帰の年にたまたま生まれただけであって、若いころは「沖縄本土復帰」の意味(本質)がよく分かっていませんでしたね。でも、大人になるにつれ、沖縄の歴史とか独特な文化を知っていくうちに、こういう経緯を若い人にも伝えていきたいという想いが強くなっていったんです」と、今、復帰っ子として活動している意味を語ってくれました。きっかけは、沖縄に帰った時に「今年、本土復帰50周年だから、復帰っ子として何かやらないか?と同級生に声をかけられたんです」そこから、同級生が集まりました。その仲間の一人が、仕事の一環として「平和授業」のために伊江島に行く機会がありました。その時、伊江島のおじいちゃんから聞いた戦争の体験談に衝撃を受けたと話してくれたそうです。後日、一緒に詳しく話を聞きに行く機会があり、同席をした川田さん。「伊江島で生き残ったおじい、おばあ達がほぼ全員、親に助けられて生き延びたということが、特に衝撃的でした。その時のおじいの話が、あまりにも凄すぎて、これは絶対に後世に残しておかなければ、いけないって思いましたね。」と、語ってくれた川田さん。川田さんたちは、後世に伝えるために、ドキュメンタリー映画を製作することにしました。映画は現在も製作中ですが、具体的な残酷な戦争体験の話をしてくれた川田さん。

「あるおじいは、当時は中学生でしたが長男だったから、夜中に親がアメリカ兵や日本兵の目を盗み、馬を連れて、海まで行き、馬に浮き輪をつけ、「行け!」って言われ、馬と共に海へ。伊江島から沖縄本島まで約10㎞くらいの距離なんですが、馬も先が真っ暗で怖いから、途中で何度も戻ろうとするのを、頭に巻いていたハチマキで馬の目隠しをして、行かせて何とか辿り着いたんですって。長男は生き残ったけど、島に残ったお父さんは亡くなったそうです。」他にも親に助けられて生き延びたおじいは、生き延びた日はお父さんが亡くなった日なんだよと言われた一言は、ズシリと胸に突き刺さったそうです。「究極の中で、親は子供が生き残る道を選択するんだなって知らされましたね」と、すごい戦時下の凄まじい状況のリアルな話が、川田さんの口からあふれ出ます。「沖縄では4人に1人が亡くなっていて、伊江島では2人に1人が亡くなるほど激戦地だったんです。でも逃げたからこそ生き延びられたんだと知らされました。すごく重い話だし、すごい怖い経験談もあり、伝え残すことを悩んだ時もあったんです。でも、逃げちゃだめと言いがち(言われがち)な時代ですけど、逃げたから生きられた人がいることを、今だからやっぱり伝えなきゃいけない、多くの人に知って欲しいという気持ちが強かったので映画にしました。」と葛藤も話してくれました。川田さんたち復帰っ子の仲間で製作しているドキュメンタリー映画は「結どぅ宝(繋がりこそ宝)~逃げるは生きる~」は、2022年中に公開予定です。

番組では川田さんとガレッジセールの歴史を紐解きます。22歳のある日、突然、ゴリさんから「東京でお笑いやろうぜ!」という電話が川田さんのもとへ。当時、川田さんは、お笑いが好きで沖縄の「素人お笑い選手権」には出ていましたが、プロになる勇気はなく、でも東京への憧れがありました。これはチャンスだととらえ、一念発起、上京します。その後、吉本興業が当時オープンした渋谷公園通り劇場でボランティアをしながら、ネタ作りにはげみ初舞台を踏みます。その後は、どんどんと売れっ子になっていくのですが「訳分んなかったですね」と当時の売れていくスピード、環境に追いつけなかった気持ちを暴露する川田さん。その当時、共演した時のエピソードをMEGUMIさんが話し出します。「撮影現場では、2人ともめちゃくちゃ怖かったですよ。すごいピリピリしていて、、、」「必死な時期だったんでしょうね~」と2人で笑いあいます。

そんな川田さんは、熱帯魚をずっと追いかけている少年だったそうです。「沖縄の海は透明度が高いので、ペットボトルに糸だけを垂らして、釣りをながら、珊瑚礁や熱帯魚を楽しむという遊びができるんです」と、沖縄ならではの遊びを話すと、「シンプル~」と、吐息のような声で本音をつぶやくMEGUMIさん。「夕飯に食べる用にミーバイっていう、味噌汁に入れたら美味しい沖縄の魚を数匹獲ってました」「蝦蛄(シャコ)を海で獲って、家で水槽に入れていたら、翌朝にシャコが水槽のガラスを割っていて、水浸しになりました。シャコを舐めちゃいけないなって思いました」と、次から次から沖縄らしいエピソードを披露する川田さん。「ずっと究極なアウトドアを日常的にやってたんですね」と感心しながら、羨望の眼差しのMEGUMIさん。沖縄出身の川田さんに一番最高のベストな沖縄の過ごし方を聞きました。答えは「ビーチパーティー」(笑)。「パーティーしてるんですか?!」と意外な答えに驚くMEGUMIさんですが、「ただ、ビーチで飲む。それだけですけどね。それをビーチパーティーって沖縄の人は言うんです。おじい、おばあは『ビーチパーリー』ってネイティブな言い方しますからね。」と、川田さん。最後まで、独特な沖縄文化の楽しい話で盛り上がりました。



「idea time 5-800(ゴートゥーハッピャク)」のコーナー

「idea time5-800」は、アウトドアを最上級に楽しむ方法をLOGOSが提案するコーナーです。このコーナーのパートナーは、LOGOS公式YouTubeチャンネルに出演しています人気YouTuberのどっちゃんです。

どっちゃんは、沖縄でキャンプをすることが夢だそうです。沖縄県にはLOGOS店舗やグランピング施設があります。いつか行けると良いですね。

ビーチキャンプ経験者の川田さんからも「ぜひ一緒にビーチでキャンプしましょう」とお誘いしますが、次の一言が「泡盛、大丈夫ですか?」で、スタジオ大爆笑。「まず、泡盛が飲めるか確認するんですね」と突っ込むMEGUMIさんでした。

今回、紹介したギアは2022年の新商品「LOGOS火吹き棒」です。火を起こすには酸素が必要です。無風だと火がうまく燃えないので、ウチワで扇いだり、必死で息を吹きかけたりしていませんか?

この「火吹き棒」は、焚き火やBBQの火力調整時に、ピンポイントで必要な箇所に空気を吹き込めるステンレス製のストローです。最大の特徴は、長さ70cmまで伸ばすことが出来るという点。ウチワで扇いだ時のように、燃えカスや灰が飛ぶこともありません。「普通にフーフーって息を吹きかけてたら、貧血の可能性あるし」と、必要性を訴える川田さん。「刺し棒にもなりますし、腰からぶら下げても恰好いいかも。デザイン性も高いから、部屋のインテリアとしても良いですもんね」と、「火吹き棒」の良さを続々と見出す川田さんでした。

「LOGOS火吹き棒」は、店頭や番組HPで是非チェックしてみてください。
http://campradio.jp


【ガレッジセール・川田広樹さんの告知】

* 6月22日〜7月5日 舞台「学校の七不思議」東京公演 がCBGKシブゲキ!!にて公演されます。
公式HP;https://wondervillage.jp/gakko-no-nanafushigi/

* 「結515」製作の映画「結どぅ宝(繋がりこそ宝)~逃げるが生きる」は2022年に公開予定。(5月15日復帰の日にティザー映像の公開予定)
結515公式HP;https://yui515.com/greeting/

その他、川田さんの作品についての最新情報や活動情報は、公式サイト・SNSで随時、情報を更新中。
川田さんTwitter:https://twitter.com/kawatahiroki21
スタッフtwiter: https://twitter.com/gorikawa1995
スタッフインスタ:https://www.instagram.com/garagesale1995/
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCqpnOeeZwu-yVZG1F7RaeAg

番組を聞き逃した方もぜひぜひ番組アーカイブスでお聴きください♪
アーカイブスは番組公式HPからチェックできます!
http://campradio.jp

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