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今週のゲストは、映画監督の入江悠さんです。
入江監督は、映画「SR サイタマノラッパー」や「「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」など数々の作品で賞を受賞されている映画監督です。MEGUMIさんは、「22年目の告白」や「AI崩壊」などに参加しお仕事をご一緒しています。コロナ禍になる前には、金子ノブアキさんと3人で飲みに行き、金子さんが熱くNBAについて語った思い出を笑い話にして盛り上がりました。2人でしっかり話すのは今回が初めてだそうです。

「そもそも入江監督の撮影現場は、"男組"という神聖な空気で、ヘラヘラ笑っている人もいないし、ベラベラお喋りをする空気感がない、崇高な雰囲気。その緊張感が素晴らしい現場でした」と、MEGUMIさんが入江監督の仕事ぶりについて印象を語ります。入江監督は「他の監督の現場を見てないのであまり分からないですけど、確かに出演者から『入江さんとあまり雑談できていないですよね』と言われますね。現場ではただ、作品のことしか考えてないんですよ。」と、作品に対する熱意が伝わってくるお話でした。

8月21日から全国のミニシアターで絶賛公開中の「シュシュシュの娘」は、「SRサイタマノラッパー」以来、10年ぶりの入江監督の自主製作映画です。
映画を観たMEGUMIさんの感想は「ヘビーな題材でありながら、観ているとそんな印象を感じさせない、笑いもあって痛快な作品で面白かったです。昔の映画のオマージュ的な要素もあるのかなと思ったりして、音楽で言うとミクスチャーみたない印象でした。」ミクスチャーという表現に納得の入江監督。「シュシュシュの娘」は、台本に「80年代でいく」と書かれていたそうで、80年代の要素がちりばめられています。「曲がすごく印象的で、良い意味で画と合ってないギャップの狙いがすごく良くて」と話すMEGUMIさんに、製作秘話を話てくれた入江監督。普段だったらできないことを、自主製作映画だからやろう!という試みがあったそうです。特に音楽は入江作品の「ギャングース」や「ビジランテ」でも一緒に仕事をした海田庄吾さんが担当され、映画の世界観を見事に創り上げています。「曲からストーリーが進んでいって、世界観を出来るって面白いですね」と興味津々でした。

そしてなぜ今、自主製作映画を作ったのかという核心に迫ったお話。
「シュシュシュの娘」では、コロナ禍で苦しんでいる全国のミニシアターを応援したいという思いから、入江監督が自ら出資し、またクラウドファンディングでお金を集めて、製作をしました。

映画業界では、メジャー作品と呼ばれる映画会社やスポンサーの付いた作品でシネコン(チェーン展開している大きな映画館)で上映される作品では、作品に携わる人の数、確認部署が多く、様々なことも決定までに非常に時間を要します。一方で「シュシュシュの娘」では、入江監督が責任を持ったうえで、全ての決定を出すことが可能です。例えば、8月11日に先行試写会が開かれましたが、その入場料は全て映画館に寄付しました。それも入江監督の采配です。こうして全国のミニシアターで上映し、入場料としての売り上げが全て上映映画館の収入になることで、映画館の直接的な救済につながります。「面白い映画を観たら、映画館の支援にもなる。自主製作映画を作って上映してもらいながら、ミニシアターを応援していける仕組みができて良かったです」とミニシアターへの想いを語る入江監督。「今、コロナで大変な時期だからこそ、映画館を出た時に、スッキリした気持ちになった笑ってほしい」という製作に込めた思いも口にします。コロナ禍で映画館に足を運ぶことが減ったというMEGUMIさんも「「シュシュシュの娘」を映画館で観て、心を動かされる様な感覚、映画館ならではの良さを思い出させてもらいました」と監督に感謝を述べています。

「今回、10年ぶりの自主映画の製作は大変でした?」と尋ねると、入江監督は「めちゃくちゃ大変だった」と返答しながらも笑顔です。普段、本当に多くのスタッフに支えてもらいながら映画を撮っていたことを実感したそうです。今回は、撮影場所や演者の交渉まで、全部を自らやらなければいけません。出演者はオーディションで決めたのですが、応募人数はなんと2500人ほど。応募のために2500通のメールが個人メールに届き、全てに返信をしてやりとりをしたと話す入江監督に、MEGUMIさんも驚きます。「コロナ禍でニュースになりにくい、リアルな声を聞けて良かった」と入江監督でした。
他にも、ちょっと攻めた格好いいメインビジュアルなど「政治的な忖度が一切ないピュアな映画」と評し「そんな作品(製作)に憧れますぅ~」とMEGUMIさん。

ちょっと意外なストーリー展開の「シュシュシュの娘」のあらすじの詳細はお伝えできませんが「観た方からクエンティン・タランティーノ監督の作品を想像した」と言われた入江監督。その発言に「私もそう思った!」と同意するMEGUMIさんですが、「全然、そんな意識はなかったんですよ」という告白に、ビックリします。「でも、なんでだろうって考えたら、最近のタランティーノ監督も現実にあった事件を元にフィクションで乗り越えて、ガラッとトーンが変わる所が近いのかもしれない」入江監督は分析します。脚本も自ら書かれたのですが、映画のストーリーを考えるのは数学に近いと持論を展開する入江監督ですが「お客さんが飽きてしまうから、足し算じゃいけない。大規模な作品では、脚本の最終版までに何人もの人が読んで、確認するので、書き直し・修正・改定が生じます。「でも「シュシュシュの娘」は、自主映画だから誰の意見も聞いてないです。1人で書いて、書き上げて、はい!終わりって感じでしたね」と豪快に笑います。敢えて誰にも見せずに完成させたことで、「こねくり回さずに、ごつごつしたところを残したかったので早めに切り上げた感じがありますね」と、入江監督は振り返ります。「さすがですね。ごつごつ感を残しながらも、とってもまとまっている感がしましたね」とMEGUMIさんが感心すると、素直に喜ばれる監督でした。「「シュシュシュの娘」は、めちゃくちゃ面白くてすごくスッキリする作品です。ぜひ皆さん観て頂くだけで、心もウキウキ楽しくなって、ミニシアターの支援にもなりますので、劇場に足を運んでみてください」とMEGUMIさんからのメッセージでした。

最後は、入江監督に将来について伺いました。入江監督が憧れ、最も尊敬しているのが深作欣二監督。「映画監督としては、深作監督が1つの理想像ですね」と答えます。映画監督は肉体労働だと話す入江監督から見て「70歳を過ぎて映画「バトル・ロワイアル」を撮った深作欣二監督は本当に凄い!」と、若い頃に突然、入手した深作監督の電話番号に電話して、お目にかかったエピソードから、その時の出会いの衝撃や深作監督との想い出もたっぷりお話してくれました。

昨年コロナの影響でなくなってしまった作品テーマが「時代劇」だったそうで、時代劇はずっとやりたいと思っているそうです。「俳優さんが和装して、殺陣をやる時代劇は、日本のカルチャーでもあるし、やっていかないと廃れてしますから、そろそろ時代劇を撮りたいのです」と言う入江監督に「日本の美しき文化は引き継いでいきたいですよね」とMEGUMIさんも賛同しました。今後の映画界に対しては「若者には、まず映画館に来てほしい」という引きこもりだった10代の実体験から映画館に救われたと感じた熱い想いを語ってくれました。また海外への興味や挑戦したいという野望などでもMEGUMIさんと意気投合する入江監督。映画界のお2人の熱き思いが響くそんな回になりました。

idea time 5-800(ゴートゥーハッピャク)」のコーナー

「idea time5-800」は、アウトドアを最上級に楽しむ方法をLOGOSが提案するコーナーです。このコーナーのパートナーは、LOGOS公式YouTubeチャンネルに出演しています人気YouTuberのどっちゃんです。

今回紹介したギアは、「氷点下キープシリンダー・サーモテクト」と「氷点下パック・コンパクト」です。「氷点下キープシリンダー・サーモテクト」は、蓋部分にも真空ステンレスを採用しているオールステンレスの水筒。保冷・保温力が抜群でアイスや氷を持ち運べます。

MEGUMIさんが実は、今年の夏の前半に体調が悪くなり、水分不足が原因だと診断をされたそうです。水を最低1リットルは飲みなさいって言われ、努力しながら毎日、水を飲んだら回復し、本当にお水って大事だなと感じたそうです。「本来は、お湯の方が良いそうで、夏には冷たい物を食べたら、白湯を呑むと身体にもっと良い」と言われました。そんなMEGUMIさんにもってこいの「氷点下キープシリンダー・サーモテクト」です。お湯は6時間後で68度、12時間後でも53度の温度を保ちます。6時間後でもお湯に溶かす粉末スープを飲むことも出来ちゃいます。「880mlと大容量なので、大きくて持ち運ぶには重たいかもしれないけど、夏バテ防止やお肌のコンディションのためにも、女性にはぜひ、持ち運んで水分補給をしていただきたい」とMEGUMIさんからのお願い。

今回スタジオには、どっちゃんが「氷点下パック コンパクト」を凍らせ、「キープシリンダー」に入れて持ってきました。「この組み合わせが凄いんですよ。実はカップのアイスを3時間以上前に仕込んできたんですけど、まだ凍ってます」と自慢げなどっちゃん。アイスを手に取り、MEGUMIさんも「すごい!めちゃくちゃ良い」と大絶賛。「家庭用冷凍庫で製氷器で作った氷でも、6時間後でも溶けてないんですよ」とさらに自慢をかぶせますが、「その氷、何に使うの?」と天然な質問を口にするMEGUMIさん。「BBQでお酒を飲むときに!わざわざそのために氷を買うのは高いじゃないですか」と倹約家な面をアピールするどっちゃん。2人の楽し気なやり取りが続きます。

ミニカップアイス2個で9時間保冷。ミニカップアイス3個で7時間保冷が可能。キープシリンダーに忍ばせれば山の上でアイスも食べれる優れモノ「氷点下パック・コンパクト」。夏だけでなく、秋冬でも大活躍の「氷点下キープシリンダー・サーモテクト」は、品切れ必須です。店頭やオンラインでぜひチェックしてみてください。
LOGOS番組公式HP;http://campradio.jp/


【入江悠監督の告知】

*映画「シュシュシュの娘」は全国のミニシアターで上映中。
 「シュシュシュの娘」公式HP;https://www.shushushu-movie.com

*その他、入江悠監督の最新情報はオフィシャルサイト、SNSで随時更新中。
Twitter:https://twitter.com/u_irie
Instagram: https://www.instagram.com/u_irie/?hl=ja
オフィシャルサイト: https://irie-yu.com



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