お知らせ:

LOGOS presents CAMP RADIO

番組へのお便りはこちら

1月のマンスリーゲストは、昨年10月に話題の父親エッセイ「探検家とペネロペちゃん」を幻冬舎から出版された探検家・角幡唯介さん。寒い季節が続く中、朝に熱いお風呂に入って1日をスタートすると、1日中暖かいような気がして調子が良いと最近、実践している健康法をMEGUMIさん。角幡さんは北海道出身のため寒さに強いか伺うと「北海道の人は家の防寒性が高く、ずっと暖房しているため逆に寒いのが苦手な人が多い」と打ち明けられました。

探検家の角幡唯介さんは、家族と川や沢のそばでキャンプすることもありますが準備が大変だと、奥さまが嫌がるそう。特に食器などを洗う場所やトイレなどの水回りがよくないと家族からのハードルが高くなるため、結局はオートキャンプ場が一番いいねという結論だとか。基本的にテント組み立てや料理などは全て角幡さんの役割。奥さまの担当は洗い物だけだそうですが、MEGUMIさんは、奥さんがオートキャンプ場以外を嫌がる理由に共感。さらに仕事とはいえ、長期間(半年近く)家を空ける角幡さんを理解すている奥さまの度量の大きさにも感心させられるばかりのMEGUMIさんでした。

MEGUMIさんから「オーロラ見たことありますか?」との質問に、北極圏を探険する角幡さんはもちろん、実際に見たことがあり、その中でも一番すごかったのは、北極に初めて降り立った時に、カナダのイカルイトで見たオーロラ。豆知識として「オーロラってあんまり北に行くと見られない」と意外な事実を。北緯65度~70度の北極圏でも南側が一番見やすいと教えてくれました。
現在VRが流行っており、VRで登山、探検などを疑似体験するバーチャルの世界についてどう思われるのか。角幡さん自身、実際にVRを体験したことがないそうですが、"リアル"と"バーチャル"の圧倒的な違いとして、リアルでは視覚だけではない、知覚や疲労、危険など他の要素を総合的に感じ、自然の中にいる感覚を生むと、体験した人ならではの経験を語ってくれました。

これまで「極夜行」で、新田次郎文学賞や本屋大賞、ノンフィクション本大賞など様々な賞を受賞した角幡さん。MEGUMIさんから「始めて書いた時、結構大変だったのではないですか?」との質問。もともと新聞記者を5年間ほどやっていたため本格的に文章を書く仕事をしていたり、ブログを書いていたり、文章を書くこと自体は嫌いではなかったそうですが、書籍は自分の言葉で書くことで伝わったり、文字数、表現方法など新聞やブログとは違う部分も多いので、楽しみながらも苦労もあるそうです。新刊「探検家とペネロペちゃん」に関しては父親と娘の関係、育児のことをたくさん書かれていますが、男性のそのような部分は少し恥ずかしい、カッコ悪いことだと思うので、いかにカッコ悪いことをどういう風に書くかを悩んだのだとか。そこで出した結論は、親バカに徹する。ペネロペちゃんには「読まれたくない内容をいっぱい書いているので本を隠したい」と語る一方、MEGUMIさんからは「無理ですよね」と鋭いツッミ。「将来、大人になってからは良いが、思春期の時期には読まれたくない!」と必死な角幡さんに、スタジオは爆笑でした。

最後に番組恒例の将来の夢の話。角幡さんには、今やりたい活動として、北極を極め、昔のイヌイットみたいな旅行技術を身に着け、北極の地を自由に旅ができるようになりたいそう。また去年、体力的な面と技術的な面を総合的に鑑みると人生の絶頂期を迎えたと感じた角幡さん。山登りで例えるならば残りは下るのみ。それでも昔に戻りたいというような感覚ではなく、今が楽しく、昔よりやりたいこともやれていると感じるほど、充実していると話してくれました。


「idea time 5-800(ゴートゥーハッピャク)」のコーナー

「idea time5-800」は、アウトドアを最上級に楽しむ方法をLOGOSが提案するコーナーです。このコーナーのパートナーは、LOGOS人気You Tuberどっちゃんです。今回は、ゲストの角幡さんも参加してくださいました。

今回は冒険家角幡さんが驚くような商品をご紹介として、水色の袋を取出し「これは何でしょう?」と、どっちゃんからの質問。角幡さんは「シャワーじゃないか」と推測するも実は野外でも洗濯できる「LOGOS シェイク洗濯袋」。これは長期間探検される角幡さんにピッタリの商品とおもいきや、「洗濯は80日間しない」と衝撃的のカミングアウト。これにはどっちゃんだけでなく、MEGUMIさんもビックリ!!「体は大丈夫なんですか?」とMEGUMIさんが思わず聞くと、「体は大丈夫だけど、村に帰ってきたら、村人からさかんにシャワーを浴びろ!と言われる。」と角幡さんも苦笑の告白。実際、ご自分でも感じるほどの強烈な香りになっているとか。「シェイク洗濯袋」は水、洗剤、洗濯物を入れ、バックルを留めてシェイクするだけで洗濯ができ、バルブをひねれば脱水もできる優れもの。こ海外の洗濯機がないホテルでは自分で洗濯するより便利と角幡さんからも高評価。しかも洗濯袋だけではなく、衣類、タオルなどを入れ空気を抜けば圧縮袋にもなり、バックパックでも大活躍間違いなし。情報番組で取り上げられたら一瞬で在庫なくなってしまう程の大人気商品です。  

さらにもう1つ、角幡さんを絶句させた優れものが登場。
角幡さんが冒険をしている時に、火を熾すには「寒い所なら灯油のコンロ、夏の沢登りなどでは100%焚火」と語っていますが、山の焚火は薪が濡れているため難しいとそうです。そんな時のおすすめが「防水ファイアーライター」と、どっちゃんが説明する前に「なんですか!?そのすごい名前は?」と商品名を聞いただけで興味をもった角幡さん。「防水ファイアーライター」とは水に濡れても火が消えない着火剤。そのため湿った薪でも乾かしながら着火していくと紹介に感心しきり。声も出せなくなってしまった角幡さんとMEGUMIさんでした。
今回ご紹介したアイテムは公式HPでもチェックしてください。
LOGOS番組公式HP;http://campradio.jp


【探検家・角幡唯介さんの告知】
* 2019年10月 新刊「探検家とペネロペちゃん」が幻冬舎から出版。
* 12月 「エベレストには昇らない」が小学館から出版。
* 2020年には文芸誌「すばる」にて新連載「裸の大地」がスタート。
その他、角幡さんの活動や最新情報について詳しくは、公式Twitter「角幡唯介」をチェックして下さい。

番組を聞き逃した方もぜひぜひ番組アーカイブスでお聴きください♪
アーカイブスは番組公式HPからチェックできます!
http://campradio.jp/

お知らせ

お知らせ一覧