1983年度統一編成キャンペーン「SUPER WAVE」vol.3~『真夏の夜の星空ラジエンテーリング』 [キーワード60] [ラジオNIKKEI 開局60周年特設サイト]
2014/08/01(金) 11:00
前回、「SUPER WAVE」キャンペーンで行われたイベント、「SUPER WAVE大博覧会」についてお話しました。それに引き続き、今回は8月に行われたもう一つのイベント&特別番組について紹介します。

「チロの星祭り~星空への招待」でミニFM


この年、1983年は120年ぶりの天体ショーが話題となっていました。その天体ショーとはスウィフトタットル彗星の大接近です。スウィフトタットル彗星とは周期彗星のことで、この彗星が接近する影響で、1時間に50個程度の流れ星が観測できると予想されていました。そしてその天体ショーを眺めるためのイベントが8月11日から磐梯吾妻スカイライン浄土平で開催される運びとなっていました。

そこに目をつけたラジオたんぱは、その広いイベント会場にミニFM局を設置、会場に集まる2000人の参加者に天体ガイドなどを放送するとともに、イベント現場とスタジオを生中継でつなぎ、短波放送を通じて『真夏の夜の星空ラジエンテーリング』という生放送で全国のリスナーに浄土平で見えている天体ショーの様子を流し、日本全国で夜空を見上げながら流れ星を見ようという企画を実施したのです。

日本全国でラジオを聞きながらみんなが流れ星を見ている。星を見ている人は一人かもしれませんが、その一人一人が電波という絆で結ばれ、そこに流れ星を見つめるという連帯感を感じることが出来る。しかも既存の放送局と新しい流れのミニFM局とが手を結ぶことで、日本中が一つになれる。そういう夢のあるイベント&生放送でした。

しかしながら大接近と思われていたスウィフトタットル彗星は姿を現さず、天体ショーはお預けとなってしまいました。その当時120年周期と考えられていたのですが、実際は133年周期という事が判明し、1983年から数えて13年後の1995年頃に流星群を見ることができました。

1983年8月14日、期待した天体ショーは見ることが出来ませんでしたが、その日、日本全国のリスナーたちが星空を見上げ、ラジオに聞き入っていたということは紛れも事実です。ラジオには想像力を掻きたてて、人をロマンチストにする力があるようです。
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